(出典:新日本プロレス公式)
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さあ、1週間にわたり続けてきたこの企画も今回をもって最終回となる。
個人的にはなかなか楽しめたものであった。
今回、各大会から自分の好みで注目カードを取り上げたが、
その中で気づいたことは、興味を持っている選手が偏っていることだ。
ここまで取り上げたものを見返してみると、かなり人選が偏っている。
皆さんもやはりそうなのであろうか。
またどこかの機会でお聞きしたいところである。
上述した通り今回はG1のリーグ戦の終了までを考えていくわけだが、
当然ながら本番ではこの時点で、決定戦進出へ望みがある選手、
残念ながらすでにその望みがなくなっている選手に分かれているはずだ。
しかし今回の企画では、基本的にそのあたりは考慮せず、
ただその大会で一番見てみたいカードをカード取り上げている。
その点はご理解いただければ幸いである。
ではこれから本編に進んでいきたいと思う。
目次
10月14日 神奈川大会(横浜武道館)
(出典:新日本プロレス公式)
伝統の横浜文化体育館に代わり、新たに造られた横浜武道館
その伝説の8.8横浜のルーツを持つこの大会からは、
メインの棚橋弘至とSANADAの戦いを取り上げてみたいと思う。
この二人の共通のキーワードは武藤敬司となるのだが、
今回はその視点ではなく、別の切り口で書いていこうと思う。
この大会はブロック8戦目ということになる。
上述したがこの時点ですでに決定戦進出の明暗が分かれているはずだ。
そして優勝候補の呼び声も高いSANADAは
おそらくトップグループに位置しているはずだ。
だが棚橋弘至はどうだろうか。
振り返ると前年のG1、エースは初めて負け越しという結果となった。
厳しいようだがその棚橋が、今年再びリーグ戦を引っ張る立場に戻ることは、
冷静に考えると難しいと言わざるを得ない。
よってこの時点ですでに脱落しているのではないかと思われる。
しかしその中で爪痕を残すとすれば、現在トップを走る面々から勝利することだ。
そしてその可能性は逆に高いと思っている。
そう考えるとこの戦いは、一概にSANADA有利というわけではなさそうである。
もう少し言及すると、内藤哲也とSANADAというロスインゴの二人から
棚橋弘至は勝利するのではないかと思う。
その答えはきっとG1後に判明するのではないだろうか。
10月16日 東京大会初日(両国国技館)
(出典:新日本プロレス公式)
とうとうAブロック最終戦まで、当記事も進んできた。
多くの皆さんもご存じの通り、例年はこのブロック最終戦の直接対決で
進出者が決まることが常なのだが、今年はそうではないのかもしれない。
この最終戦がオカダ、飯伏、ジェイのどれかの組み合わせならば
と思ったが、この3人は直接この両国では戦わない。
つまり大方の予想とはかなり異なった展開になっている可能性もあるということだ。
一旦整理すると、今大会の3強のカードは以下となっている。
オカダ対オスプレイ、ジェイ対石井、飯伏対タイチ。
つまりこの6人には何らかの可能性が残されているというこのなのか。
それがもし現実になっていれば、稀にみる大混戦となっており、
大いに盛り上がっていることだろう。
これは個人的な意見だが、もう一つ考えられることは
3強のうちの誰かと、最終戦で戦う3人のうちの誰かが抜け出している展開だ。
その展開となれば、それはオカダとオスプレイかもしれない。
上記はあくまで個人的な妄想に過ぎないので、どうなるかはわからないが、
今年のAブロックは面白い展開となっていることは間違いなさそうだ。
10月17日 東京大会2日目(両国国技館)
(出典:新日本プロレス公式)
こちらBブロックもとうとう最終戦となる。
このBブロックに関しては、おそらくだが対戦表の上の二つのカード、
SANADA対EVIL、そして内藤哲也対KENTA、
こちらの勝敗いかんで決定戦進出者が決まることになるだろう。
別の視点から見ると、LIJとBCのユニット闘争ともとれるし、
また世代間闘争という風にもとれる。
つまり現在のトップである内藤哲也やKENTAの世代と
それを追うSANADA、EVILの世代間の対決ということだ。
近年の優勝者や決定戦進出者を見ても、オカダ、ジェイを除けば、
30代前半から下の選手はまだ誰もその座には到達していない。
今年EVILが二冠王者に就いたことを考えれば、
とうとうこの世代が覇権を奪取するということも十分に考えられる。
表面上はタッグを解散したEVILとSANADAであるが、
間接的にタッグを組み、現世代を引きずり下ろす最大のチャンスの年である。
リーグ戦の最後を締めくくるのは果たしてどの決め台詞になるだろうか。
まとめ
全6回にわたりG1のリーグ戦について書き綴ってみた。
日々結構な書きごたえがあって、個人的には楽しめたように思う。
また別のシリーズなどで、機会があればまた実施してみたいと思う。
そして今晩よりとうとうG1が開幕となる。
この状況下の中、フルメンバーを揃えてくれた新日本プロレスには感謝しかない。
もちろん実際に参加する選手の皆さんに対しても同様である。
我々ファンはそれらのことに敬意を表し、あとは楽しむばかりだ。
史上初の秋のG1クライマックス。
今日から1か月間、セルリアンブルーのマットで
一体どんなドラマが見れるのだろうか。
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