(出典:新日本プロレス公式)
9月11日後楽園大会にて、G1クライマックス公式戦の
すべてのカードが発表された。
各大会のカードを見てみると、史上初となる秋のG1は
例年以上の混戦が予想されそうである。
そこで当ブログでは、当記事から開幕までの1週間にわたり、
各大会の注目カードをピックアップし、連載形式で書いていこうと思う。
初めての試みとなるため、どう転がっていくかはわからないが、
皆様の予想の一助となれば幸いである。
今回は初日から3日目までの個人的な注目カードについて書いてみようと思う。
目次
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9.19 大阪大会初日(エディオンアリーナ大阪)
(出典:新日本プロレス公式)
まずは開幕戦となる9.19大阪大会の注目カードについて書いていこうと思う。
やはり目に付くのは、今年の1.4東京ドームのメインの再戦となる、
オカダカズチカ対飯伏幸太であろう。
初日からこの黄金カードを持ってくるとは、
新日本プロレスのこのG1に対する強い心意気が感じられる。
と、ここまで書いていて何だが、
今回取り上げたいカードは別のカードである。
そのカードとは鷹木信悟とジェイ・ホワイトの対戦だ。
今年に入り、NEVER王者として大活躍し、
大いに新日本内での格とポジションを上げた鷹木信悟が、
若きモンスター、ジェイホワイトと対戦する。
ファイトスタイルは一見すると、好対照ともいえる二人であるが、
両者とも試合巧者という部分では共通していると言えるだろう。
信悟の直線的なファイトを、ジェイがスカしながら、
試合は展開していくと思うが、ファンも唸る好勝負となる予感がプンプンする。
メインを食ってしまうほどの戦いを期待せずにはいられないところだ。
9.20 大阪大会2日目(エディオンアリーナ大阪)
(出典:新日本プロレス公式)
大阪大会2日目となるこの大会は、Bブロックの開幕戦である。
こちらもAブロックに負けず劣らず好カードが目白押しだが、
やはりここは棚橋弘至対内藤哲也の一戦を取り上げざるを得ないだろう。
この対決は2017年のG1以来3年ぶりということだが、
二人の立ち位置は当時と大きく変化していると言っていいだろう、
現在内藤哲也は圧倒的なファンからの支持、そしてそれに加え
2本のベルトを保持し、名実ともに新日本の中心に位置していると言っていいだろう。
他方、棚橋弘至は新日本のアイコンとしての地位は揺るぎないが、
タイトル戦線の最前線に位置しているとは言い難い現状だ。
このまま最前線からのフェードアウトもささやかれているが、
当の本人には全くそのつもりはないだろう。
棚橋弘至は極めて諦め悪い男であるからだ。
そして内藤哲也は戦前に棚橋弘至を介錯すると公言している。
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普通に考えれば、内藤哲也が有利であることは間違いないが、
これらがすべて伏線であれば、開幕戦からサプライズが生まれるかもしれない。
棚橋弘至が再びタイトル戦線へとカムバックしてくることが出来るかどうかは、
この内藤哲也との一戦によって大きく左右されることは間違いないはずだ。
カリスマとエースの戦い。
この戦いの結果は一つの試合以上の意味を持つということである。
9.23 北海道大会初日(北海きたえーる)
(出典:新日本プロレス公式)
この北海道大会の注目カードの選択は、
個人的に全く迷うことはなかった。
今大会の注目カードは、このカードしかないだろう。
それは鈴木みのる対タイチの鈴木軍同門対決である。
先日の後楽園大会の試合後のにらみ合いや
コメントを見てもわかる通り、二人はすでに臨戦態勢が出来上がっている。
刺激的すぎるこの同門対決は、殺伐としたシバキ合いになるだろうか。
それとも予想に反し、白熱した好勝負となるのだろうか。
二人の共通意識として、今大会の他の試合には負けたくない
という熱い思いがあるだろう。
この試合はメインでもセミでもない第3試合にマッチメイクされている。
しかもタイチにすれば北海道は地元でもある。
二人の戦いはこの扱いが間違いであるという証明を
見せる戦いとなることは間違いないであろう。
まとめ
ここまで当記事ではG1クライマックス30
DAY1~3の注目カードを取り上げてみたが、
当記事をご覧の皆様の注目カードはいかがだろうか。
さて皆様が選んだ注目カードは私と同じだろうか、
またはそれとは別のカードであろうか。
各自それぞれに見たいカードというものがきっとあるはずだ。
そんなカードが毎大会あるG1という大会はまさに最高であると思う。
当ブログでは今後も当面はこのように各大会カードから
注目カードをピックアップし書いていきたいと思う。
以降の記事も引き続きご覧いただけると幸いである。
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