(出典:新日本プロレス公式)
当記事でこのG1の注目カードの記事も3回目となった。
個人的なことを言うと、この期間中はテーマ、すなわち書くことが
明確に決まっているので、筆が進みやすいと感じている。
毎日更新の最大の敵はもちろんネタ切れということになるのだが、
その部分の掘り起こしが必要ないので、執筆に注力することが出来ている。
プロレスとは関係ない話だが、皆さんの何かの参考となれば幸いである。
では話を新日本プロレスのG1に戻し、ここからは進めていきたいと思う。
当連載3記事目となる今回は、DAY7~9の大会からのPICKUPである。
G1もここからは各ブロック4戦目となり、
勝敗に於いて、徐々に明暗が分かれてくるころだ。
そして私も含めた我々ファンが開幕前に行った予想も
徐々に修正が必要となってくるころでもあるだろう。
この中盤戦をうまく切り抜け、終盤戦を有利に進めることが
出来るのは誰になるのか?
そのあたりがここからは焦点となるだろう。
目次
(G1注目カード関連記事はこちら)
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9.30 東京大会2日目(後楽園ホール)
(出典:新日本プロレス公式)
聖地、後楽園ホールの2日目。
この日の注目カードはいったいどのカードがふさわしいだろうか。
非常に迷うところである。
迷いついでに少し脱線すると、この試合順を見て思ったことは、
なぜ石井智宏と鷹木信悟のカードがメインなのかということだ。
一見したところ、ジェイ対オスプレイ、オカダ対タイチのカードが
メインであっても何ら違和感はないだろう。
むしろ格という部分で行くと、こちらの方がふさわしいかもしれない。
そんな中なぜこの試合順にしたか。
それは後楽園ホールで行うというところが大きく関わっているはずだ。
キャパシティーという部分では大きくはないが、
格闘技の聖地と呼ばれるだけあって、
その雰囲気は独特なものがあると言っていいだろう。
そしてその聖地にふさわしいカードとして、
つまり後楽園ホールだからこそ、
この名勝負必至の二人の戦いが選ばれたのだと思う。
そしてこの二人がその期待を裏切ることなく、
今年2月に行われたNEVER選手権をも凌駕する戦いを見せることが出来れば、
この日聖地に集まったファン、そして映像の向こうのファン全てが
この試合がメインでよかったと思うことだろう。
そしてそうなる確率は極めて高いはずである。
10月1日 新潟大会(アオーレ長岡)
(出典:新日本プロレス公式)
この長岡大会に関してはこのカードしかないだろう。
それはもちろん内藤哲也対SANADAのロスインゴ同門対決である。
個人的にはBブロック全試合の中で
最も注目しているカードと言えるかもしれない。
当ブログの優勝者アンケートやSNSなどを見ても、
今回のG1はSANADAを推す声が圧倒的に多いと感じる。
それはつまりEVILの次に主役になるべき男は
SANADAに他ならないというファンの期待の表れである。
よってこの試合のポイントは、勝敗や内容すべてにおいて、
カリスマ内藤哲也をSANADAが超えることが
出来るのかというところであると思う。
EVIL離脱後のSANADAは、何か吹っ切れたように見えるのは私だけだろうか。
それはタッグという呪縛がなくなり、シングル戦線へ参入できるという
ところから来ているのではと勝手に想像している。
圧倒的な身体能力とポテンシャルは、ファンの皆さんもよくご存じかと思うが、
それに精神的な充実がプラスされれば、まさに鬼に金棒だろう。
もしこの内藤哲也をSANADAがクリアできれば、
ブロック勝ち抜け、そしてG1優勝も一気に現実味を帯びるかと思う。
そして最後はもちろんあのマイクで締めてくれることだろう。
10月5日 香川大会(高松総合体育館)
(出典:新日本プロレス公式)
こちらの大会も一つに絞るのは実に難しいカードが並んでいるが、
あえてここはここまで取り上げていない高橋裕二郎のカードを
ピックアップしてみようと思う。
この試合はAブロックの選手にとってはちょうど中間の5試合目となるが、
ここまでの4戦、裕二郎はどのような戦績であるだろうか。
対戦表を見てみると、ここまでの4戦はオスプレイ、オカダ、タイチ、みのる
となかなか厳しい顔ぶれが揃っている。
もちろんG1なので簡単な試合は始めからないわけではあるが、
下手をするとここまでで、すでにかなり厳しい戦績になっている状態かもしれない。
そんな中今大会で迎えるのは鷹木信悟である。
これまたかなり骨っぽい相手であることは間違いないだろう。
誤解を恐れずに言うと、今回のAブロックのメンバーは、
現在の裕二郎からすれば、ほぼ格上と言えるメンバーであろう。
つまり彼らから勝利するたびに、裕二郎が復活した!と思われる、
ある意味おいしい立場でもある。
そんなおいしい立場を利用し裕二郎には
どんどん大物食いをしてほしいと思う。
そしてその先には多くのファンが熱望する、
元相棒との対決が待っているはずである。
まとめ
当記事執筆時点ではもちろんまだG1は開始されていないが、
本番の7~9日目と言えば、そろそろ明暗が分かれてくる時期だ。
また各ブロックの優勝ラインも見えてくる時期でもある。
追うものと追われるもの。
このG1においては一体どちらが有利だろうか。
傾向的には序盤戦に追い込まれた選手が後半戦に一気に巻き返す
という傾向が強いように思う。
果たして今年もそのような展開になるのだろうか。
そんなG1クライマックス30も、今週土曜日9月19日から
いよいよスタートとなる。
G1開始まで残り3日。皆さん準備はいいだろうか。
G1優勝者アンケート 間もなく終了!
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