ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】 G1クライマックス30 DAY10~12 注目カード PICKUP

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

この企画も折り返しを過ぎ、第4弾となった。

それはつまりG1のリーグ戦も折り返しを過ぎたということだ。

 

 

いったい本番では各ブロックはどのような展開となっているだろうか。

本命と言われるレスラーが予想通り突っ走っているのか。

または伏兵視されていたレスラーが思わぬ快進撃を見せているのか。

 

 

世界一過酷なリーグ戦には波乱がつきものでもある。

それはまたG1以降の戦いにも大きく影響するものだ。

 

 

今回の戦いの向こうに何が見えるのか。

そんなことも考えながら見てみると、

また楽しみが増えるのではないだろうか。

 

 

ではここからは各大会の見どころに進んでいきたいと思う。

目次

 

 

10月6日 広島大会初日(広島サンプラザホール)

 

(出典:新日本プロレス公式)

 

 

今大会は早い試合順ではあるが、至極の名勝負が期待できる

SANADAとザックの試合を取り上げてみたいと思う。

 

 

この戦いは昨年のG1開幕戦、すなわちアメリカ大会で行われたが、

サブミッションを中心とする攻防で、アメリカのファンを大いに

喜ばせたことは記憶に残っているだろう。

 

 

先に言っておくとこの二人の戦いは現在の

新日本のスタンダードと言える戦いではない。

むしろ真逆と言っていいスタンスの試合に今回もなるであろう。

 

 

ここで注目すべきは、ザックのサブミッションに合わせて、

SANADAが同じレベルの水準で戦えるというところである。

 

 

身体能力だけではない、圧倒的なポテンシャルはここにもあるということだ。

各方面で天才と謳われていたことは伊達ではない。

 

 

元盟友であるEVILが新たな道ヘ進み、一度は結果を出した今、

SANADAには多くのファンの期待がこのG1に寄せられている。

 

 

黙して語らぬ男ではあるが、その期待は本人にももちろん伝わっているだろう。

この戦いがBブロックの5戦目となるが、SANADAがどのような戦績で折り返すのか。

大いに注目しておくべきだろう。

 

 

10月7日 広島大会2日目(広島サンプラザホール)

 

 

 (出典:新日本プロレス公式)

 

 

またまたどのカードを取り上げるべきか迷う大会が出てきた。

取り上げるべきは、飯伏と信悟か、またはタイチとジェイか。

オスプレイとみのるの試合もかなり楽しめそうだ。

 

 

この3試合、全部を取り上げてみたいが、今回はこの中からヒール同士の戦いとなる、

タイチとジェイの戦いについて書いてみたいと思う。

 

 

皆さんはこの部分は記憶にないかもしれないが、

この二人のG1出場歴は、タイチが2回目、ジェイは3回目である。

 

 

つまり内藤哲也が前回優勝した2017年のG1には、

二人はノミネートもされていなかったということだ。

 

 

その当時タイチはまだジュニアヘビー級であったし、

ジェイも海外修行中であったと記憶している。

 

 

そう思うとこの3年強での二人の伸し上がりっぷりは、

素晴らしいというほかないだろう。

 

 

この二人はともにヒールというポジションながら、

確実にファンの支持も掴んでおり、高い人気を誇っている。

 

 

本人たちは否定するだろうが、頭の回転のよさ、マイクでのアジテーション、

試合スタイルなども似通っているような気がする。

 

 

そんな二人が織りなす試合は、勝敗ももちろんだが、

きっと我々ファンを楽しませてくれるだろう。

 

 

10月8日 岡山大会(ジップアリーナ岡山)

 

 

(出典:新日本プロレス公式)

 

 

この大会からはメインの棚橋弘至とEVILの戦いを取り上げてみようと思う。

この戦いは、最もキラキラしているベビーフェースと

今、最高に嫌われているヒールというわかりやすい構図の戦いとなっている。

 

 

二冠王座からは陥落したEVILであるが、ロスインゴ当時から比べると、

確実に一歩ステージが上がったと言えるだろう。

 

 

そしてEVILはいまだ棚橋弘至にシングルで勝ったことがないと思うが、

棚橋弘至に勝つということは、新日本内に於いて大きな意味を持つはずである。

 

 

すなわちこの戦いでEVILが勝利することになれば、

それは今後の戦いにおけるポジションも格上げされることとなるだろう。

 

 

それは限られたものだけが位置することが出来る、

今後の至宝のタイトル争いにいつでも参戦できるということである。

 

 

2012年のレインメーカーショック以降、トップに昇りつめた選手たちが、

クリアしてきたこのミッションをEVILも同じようにクリアできるだろうか。

今回の戦いはそんな意味も含めた戦いとなるであろう。

 

 

まとめ

 

 

少し話はそれるが、プロレスというものは過去から今につながる、

選手同士のドラマが試合のスパイスになるものかと思う。

 

 

特に近年の新日本プロレスにおいては、他団体とは違い、

ほぼ鎖国状態であったため、その各選手の関係性はより濃密なものになっている。

 

 

それはすなわち全てのカードに、何らかのドラマがあるということと言えるだろう。

そしてプロレスファンは、そんな背景を考えつつ、

あれこれと考えることが大好きなモノである。

 

 

新日本プロレスがこれだけ支持される要因には、

各選手が織りなすドラマというところが大きく関わっているのではないだろうか。

そして新たなドラマがまたこのG1で生まれることだろう。

 

 

 

 

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