（出典：新日本プロレス公式）
上記の記事を皆さんはすでにご覧になっただろうか？
この二つの記事はロスインゴから離脱し、
２冠王者を戴冠したEVILが、
元盟友であるヒロムに”造反”をススメ、
それを受けたヒロムが悩んでいるという内容のモノである。
ご存知の通りこの二人は7.25愛知大会で2冠王座をかけて激突するが、
それを前にしてEVILが心理戦を仕掛けてきたということだ。
先日のEVILの離脱をきっかけに、
新日本内で最も結束が固いと思われていた、
ロスインゴが大きく揺れ動いている状況である。
また不穏な動きはこれだけではない。
内藤哲也とつながりが深いと思われていたBUSHIが、
ツイッターにて意味深な投稿を続けている。
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2020年7月14日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2020年7月15日
（BUSHIツイッターより）
上の投稿のマスクはバレットクラブのシンボルマークともとれるし、
下の投稿のマスク内の文字はEVILとも読み取れる。
これらを鵜呑みにすればEVILとともにBUSHIも。。。ということになるが。
もしBUSHIまで離脱となれば、その目的は何だろうか？
それはやはり新日ジュニアで突出した存在となってしまったヒロムに対する
想いからということであるかもしれない。
同じユニット内でももちろんタイトルマッチを含む対決は可能であるが、
EVIL同様により対立軸としての意思を明確に示すなら
その道を選ぶということなのかもしれない。
もしBUSHIがそのようなアクションを起こすのならば、
反対にヒロムの離脱の可能性は下がるともいえるが、
現在のヒロム自身の思いは複雑なようである。
そもそもこれまでにも公言しているように、
ヒロムがロスインゴに入った目的は、内藤哲也、EVILと戦うことにあった。
そのうちの一つ、EVILとの戦いが2冠戦という
最高の形で実現するわけだが、
それは皮肉にもEVILがロスインゴを離脱したからこそ、
実現したともいえる。
つまりもう一つの目的、内藤哲也と戦うということを叶えるなら、
俺もロスインゴから出たほうがいいのか。。
と考えても不思議ではないということだ。
ではこれらのことを踏まえヒロムはどのような選択を取るのだろうか。
これは私の個人的な考えであるがヒロムが今
ロスインゴを出るとはやはり考えられないと思う。
内藤哲也との対決、つまりこの二人の師弟対決というモノは、
ロスインゴ同士であるからこそ、より意味があるように思う。
そして独特の世界観を持つあのヒロムが
EVILの二番煎じとなるような行動をとるとも思えない。
もしヒロムが内藤哲也と袂を分かつことがあるならば、
ヒロムらしいやり方でロスインゴを卒業するはずだ。
これらが私が思うヒロムがロスインゴを出ないという理由である。
また根底にはヒロムの内藤哲也に対する様々な思いがあると思う。
その思いは練習生時代、内藤哲也から指導を受けていた時、
そして海外遠征に旅立った時、
またロスインゴに加入した時、
そして今現在と
その時々によって変化していることだろう。
しかしその根本の思いは不変であるかのように思える。
あくまでリング上やその他我々の目に触れる場面での姿からの推測であるが、
二人の関係は簡単に崩れるものではないように感じる。
上記の記事内でもヒロムは語っているが、
『内藤さんは俺に残ってほしいと思っているのかな？』
これがヒロムの本音ではないだろうか？
天邪鬼な内藤哲也はきっと素直には答えないだろうから、
多くのファンの思いを代わりに書いておこうと思う。
そのファンの思いとは、もちろん
『ヒロムにはロスインゴに残ってほしい』
という思いである。
本日20日は最後の前哨戦となる後楽園ホール大会。
そして25日には2冠戦が行われる愛知大会が開催される。
ヒロムの答えはそのどちらかで判明することになるだろう。
さあ、ヒロムの出した答えは、ロスインゴからの離脱か、
それとも残留か、答えはその時までトランキーロで待とうではないか。
PS
この度はヒロムがロスインゴに残留するのか、それとも離脱かという
アンケートに対し200名超という多くの皆様にご参加いただきました。
ご協力いただきありがとうございました。
結果は約9割の方がヒロムの残留を指示されていました。
コメントなどを見ていると、これは予想というより願望という思いが
強いように感じました。 私も同じ思いであります。
また当記事より愛知大会前日まで2冠戦の勝者のアンケートを作成しました。
コチラもふるってご参加くださいませ！
アンケート実施中です！
