ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】7.25 SENGOKU LORD in NAGOYA 展望

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来たる7月25日、再開後2度目となるビッグマッチが名古屋にて開催される。

前回のドミニオンから約2週間とかなり短いスパンで、

ビッグマッチを行うということは、そこに何か意味があるのではと思う。

 

 

それを象徴するように対戦の行方や意図が読めないカードが

多くラインナップされていると思える。

 

 

前回のドミニオンに続き、この名古屋大会でもまた何かが起こるのだろうか。

ここまでの経緯や各選手の動きなどを踏まえると、

逆にここで何も起こらない方が不思議であるとも思える。

 

 

当記事を執筆時点(7/20夕方)では後楽園大会が終わっていないので、

そこでの動きは分かりかねるが、

 

 

この名古屋大会でもまた新日本プロレスの

勢力図を塗り替えるような出来事が起こるような気がする。

 

 

そこで当記事では上述したことなども踏まえつつ

この波乱含みの名古屋大会について書いていきたいと思う。

 

 

この戦いは物語の終わりなのか、それとも新しい物語の始まりなのか

 

 

(出典:新日本プロレス公式)

 

 

今大会はこの2冠戦以外にも、見どころは多くあると思うが、

やはりこの二人の戦いを始めに取り上げてみたいと思う。

 

 

まずはNJC決勝からここまでの展開を振り返ってみよう。

7.11大阪城ホール大会で、ロスインゴ離脱という行動で、

全世界のファンに大きな衝撃を与えたEVIL。

 

 

この大会ではBCの介入もあったが、

結果として、最強のオカダカズチカを下し、

NJC2020の優勝を決めた。

 

 

そしてその勢いのまま、翌7.12ドミニオンでロスインゴの総帥である

内藤哲也を下し、第2代の2冠王者の座に就いた。

 

 

そこへ内藤哲也の救出のために登場したのが高橋ヒロムである。

そしてヤングライオン時代からの

元盟友EVILに複雑な感情を持ちながらも宣戦布告した。

 

 

そのような経緯がありこの運命的な2冠戦は決定したわけだが、

その後EVILは二の矢として、ヒロムに対しこのような牽制を行っている。

 

news.yahoo.co.jp

 

 

なんとヒロムに対しても、ロスインゴからの離脱を勧めるという行動に出た。

 『お前はいつまで内藤哲也の下でやっているんだ。それでいいのか。』

EVILはある意味正論というべき言葉をヒロムに投げかけている。

 

 

それを受けて迷っている感も見えるヒロムだが、

この2冠戦が終わった後、二人の関係はどのようなモノになるだろうか。

 

 

内藤哲也への思いも含めた、この複雑な関係の完結は、

ある意味試合以上に気になるところである。

 

 

特にロスインゴファンにとってはこの1週間、

やきもきした日々が続くことになるだろう。

 

 

本当の意味での『無差別級』へと進化するNEVER戦線

 

 

 (出典:新日本プロレス公式)

 

 

先日のドミニオンで激闘の末、SHOを下したNEVER王者鷹木信悟。

そしてそのドミニオン防衛戦での退場時に信悟を襲撃し、

今大会での挑戦へと名乗りを挙げたエル・デスペラード。

 

 

鷹木信悟にとっては前回のSHOに続き、

ジュニアヘビー級選手の挑戦を受けることとなった。

 

 

これまでのNEVER戦線は無差別級という冠がタイトルについてはいたが、

実質ヘビー級のメンバーでの展開が主たるものであった。

 

 

しかし鷹木信悟がタイトルを獲得してからは、

初防衛戦の石井智宏戦を除き、ジュニア選手からの挑戦を受けるという、

これまでとは違うテイストでタイトル戦線が進んでいる。

 

 

この展開はまさにベルトの名前に相応しいモノであると言えるだろう。

そのきっかけはやはり今回のNJC2020にあったと思う。

 

 

コロナ禍の影響により、多くの外国人選手などが不参加となったため、

図らずしも今回のNJCにはジュニアヘビーの選手が多数参戦した。

 

 

そしてその効果として、高橋ヒロムのベスト4進出を筆頭とした

ジュニアヘビーの選手たちの奮闘が大きな話題となった。

 

 

それはジュニアヘビーとヘビーはただのカテゴリーの違いであって、

選手個人の実力には全く関係ない、

そのことが多くのファンに示されたということかと思う。

 

 

今回のデスぺの挑戦はそのようなことを考えれば、

大きな意味があるかと思う。

 

 

またチャンピオンである鷹木信悟も、元々はジュニアヘビー級の選手であった。

昨今ではその境界がなくなりつつあるが、

ジュニアが格下と思われている事実は否めないところだ。

 

 

鷹木信悟のこのような一連の行動の目的が、

ジュニア選手の底上げなのであれば、それは素晴らしいことではないか。

 

 

そんな鷹木信悟にはこれからもしばらくは、

このNEVER戦線を引っ張っていってほしいと思う。

 

 

裕二郎、そして外道の狙いとは何か?

 

 

 

 (出典:新日本プロレス公式)

 

 

普通に考えれば、オカダカズチカの圧倒的有利である試合だが、

ある意味一番予測がつかないのはこの試合ではないだろうか。

 

そもそもNJC決勝戦、さらに遡ると6年前の乱入を含めた因縁から

このカードはマッチメイクされた。

 

 

裕二郎の言う、『俺のところまで引きずりおろしてやる!』

この言葉の真意を含め、何事もなく終わることは考えられない試合である。

 

 

そしてその策略を練っているであろう中心人物は、

間違いなくこの男ではないだろうか。 

そう、人の道を外れた男、外道である。

 

 

オカダとの因縁も深いこの男が何かを企んでいることは間違いない。

その策略の目的がケイオスの壊滅なのか、もしくはBCの更なる増強なのかは

外道しか知る由はないが、ユニット再編の匂いが色濃く感じられる。

 

 

もしかすると仲の良さという意味では一番と言えるユニット、

ケイオスからの裏切りなどがあるかもしれない。

 

 

それはオカダ自身が絡んでいるのか、それともそれ以外のメンバーなのか。

ロスインゴのことが盛んに囁かれているが、

ケイオスにおいても予断は許さないのではないだろうか。


まとめ

 

今回は7.25愛知大会についていろいろ考察してみた。

試合結果ももちろんだが、それ以外の部分も注目すべき大会となるだろう。


大阪城大会での衝撃に続き、この愛知大会でもこれまでの概念を揺るがす

展開が待ち受けているかと思う。

 

 

愛知大会までの残り時間、ファンはさまざまな思いを張り巡らすことだろう。

その思いに対し新日本プロレスはどのような答えを示すだろうか。

 

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