(出典:新日本プロレス公式)
前回記事でははインタビュー内でのこれまでの振り返りという部分を書いてみた。
今回はロスインゴのターニングポイント、
そしてこれからの事などを書いていこうと思う。
(前回記事はコチラ)
目次
ターニングポイント
内藤哲也が語るターニングポイントとは、
EVILの加入、そして鷹木信悟の加入であるとのことであった。
まずはEVIL加入を考えると、それまで一人ロスインゴであった内藤哲也が、
『パレハ』を連れてくるとお客様に投げかけ想像を与えるきっかけとなった出来事だ。
この出来事でのお客様の反応は、今の内藤哲也を作る礎となったであろう。
またEVIL加入は1人から2人、つまりロスインゴがユニットとなった
大きなターニングポイントである。
そこまでの間、ロスインゴを一人で貫いていた内藤哲也ももちろんスゴイが、
以前にも記事で書いたように、そこに加入しようとしたEVILの勇気もスゴイと思う。
自分の記憶が正しければ明確にEVILがロスインゴに加入した理由などを
公の場で語っていないと思う。
個人的にその部分は大変興味があるので、是非聞いてみたいところだ。
間もなくEVILのTogetherプロジェクトがあるようなので、
そこで語ってくれることを期待している。
(EVILツイッターはコチラ)
Coming soon...#NJPWTogether pic.twitter.com/1araUkdfIf
— EVIL (@151012EVIL) 2020年3月17日
そしてもう一つのターニングポイントは、記憶にも新しい鷹木信悟の加入である。
当時のロスインゴはヒロムの欠場もあり、かなり落ち込んでいた時期であったと思う。
そこまで順調に進んでいたロスインゴが初めてマイナスの局面を迎えたという場面だ。
そこでそのフェーズを変える為に内藤哲也は一歩踏み出した。
当時ドラゴンゲートを退団しフリーであった鷹木信悟を
新たなパレハとしてロスインゴに加入させたわけである。
これは大きな賭けであったと思う。
ヒロムを含めた5人のロスインゴは、ユニットとして完成していたからだ。
そこに鷹木信悟という新たな個性を入れることは勇気が必要であったはずだ。
ヒロムの欠場の穴を埋め、かつロスインゴに再び勢いをもたらすことが出来るのか。
内藤哲也としてもきっと半信半疑であっただろう。
しかしその心配も杞憂に終わったわけだ。
信悟はその期待以上のものを見せ、ロスインゴに再び勢いをもたらし、
ヒロム復活の猶予を与えたのである。
現在の鷹木信悟の存在感は皆さんも良く知るところであろう。
このようにロスインゴは二つのターニングポイントを経て、
いまもなお上昇を続けているわけである。
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これからのこと
そしてまた内藤哲也はユニット、そして個人のこれからのことも語っている。
プロレス界のユニットには集合離散は付き物であり、脱退や加入も
頻繁に発生するものである。
そんな中ロスインゴは定期的に加入こそあれ、誰一人脱退していない。
これはきわめて稀な事であると思う。
内藤哲也曰く辞める理由がない。まさに言いえて妙である。
圧倒的な人気を誇るという部分も当然だが、
ポリシーであるユニット内での競争も出来る環境であるからだ。
2冠王者が二人に、ジュニアチャンピオンがいる。
これ以上の環境は他のユニットには無いだろう。
そこで浮かび上がるこれからの展開のテーマは同門対決である。
IWGP2冠王者内藤哲也に挑む、EVILやSANADA。
そしてIWGP2冠王者に挑むNEVER2冠王者の鷹木信悟。
全てが刺激的であり、かつ新鮮なカードだ。
もちろん鷹木信悟とEVIL、SANADAが戦う可能性もある。
これもファンにはたまらない一戦となることは間違いない。
ジュニアにおいても、ヒロムはBUSHIとの対戦を望んでいる。
そしてBUSHIとのタッグでタイトルも狙っている。
まさにヒロムのこの考えは、ユニットとしての理想を体現していると言える。
ロスインゴベルナブレス・デ・ハポン。
彼らはこれからもファンに想像する楽しみを提供してくれることだろう。
そしていつまでも輝き続けてほしいと思う次第である。
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では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。