(出典:新日本プロレス公式)
前回の記事でもドミニオンについて書いたのだが、
そちらが思いのほか長文となってしまったので、
今回の記事でも引き続きドミニオンについて書きたいと思う。
(前回記事はコチラ)
↓
上記の前回記事では2冠戦、
そしてジュニアのタイトルマッチについて書いてみたので、
今回の記事ではその他に実施が予想されるタイトルマッチである、
NEVERとIWGPタッグについて書いていきたいと思う。
この2タイトルに関しては、現チャンピオンの持つパワーにより
以前にも増してその注目度が上がっているように感じる。
もちろん今回のドミニオンでも、
大きな注目を浴びることは間違いないだろう。
目次
挑戦者が目白押しのNEVER無差別級王座には誰が挑むのか
表題にもあるように、鷹木信悟の持つ
このNEVER無差別級王座の挑戦者候補は目白押しの状態である。
そして以下の記事を見てもわかるように、
その挑戦者候補はタイトルにの名の通りまさに無差別の様相を呈している。
(関連記事はコチラ)
↓
そして今、各メディアなどを通して名乗りを挙げているのは、
このジュニアヘビー級の3名と言えるだろう。
NEVERに関しては本来であればオスプレイとの
タイトルマッチの展開が予想されていたかと思うが、
現在の渡航制限がある状態では実現不可能だ。
よってそれから考えると、現時点でのELPの挑戦も難しいと言える。
従ってもし今回のドミニオンでタイトルマッチが行われるのなら、
SHOもしくはデスペラードとの一戦が組まれることになるだろう。
それではこの二人のうち、ドミニオンで鷹木信悟に挑むのは
どちらの方がふさわしいと言えるだろうか?
ファン心理やその思いだけを考えると、昨年のBOSJでの初対戦からの
ドラマが続いているSHOという声が圧倒的に多いだろう。
そしてその声に呼応するように、今回のNJCでも、
1回戦で両者の直接対決がマッチメイクされている。
当ブログ執筆時点(6/22、17時現在)ではまだその結果が不明だが、
もしこの対戦でSHOが鷹木信悟を打ち破るようなことがあると、
ドミニオンでの対戦は、ほぼ決まりと言っていいだろう。
【追記:SHOの勝利により、NEVER挑戦は決定的に!】
他方デスペラードを見ると、このNJCはすでに1回戦で、
NEVERの顔役ともいえる石井智宏に惜しくも敗れている。
しかしこの戦いでヘビー級相手、つまり無差別級での戦いでも
全く遜色ないことは逆に証明された。
デスペラードのNEVER無差別級獲得後のプランとして
階級はもちろんのこと、団体、性別までも問わず、
戦っていくと言っている。
もしデスペラードが戴冠し、このプランが実現すれば、
NEVERに新たな魅力というモノが生まれるであろう。
鷹木信悟というレスラーにより、輝きを増したベルトが
今後どのように進んでいくのか、今後も目が離せない。
そしてここまで価値を上げた鷹木信悟というレスラーを
もっと我々ファンは評価するべきであろう。
ゴールデン☆エースはタッグベルトをさらに輝かせることが出来るか
IWGPタッグ現チャンピオンは、
棚橋弘至と飯伏幸太によるタッグチーム
その名も『ゴールデン☆エース』である。
このタッグチーム名からみてもわかるように、
まさにキラキラのベビーフェースである二人が、
タッグのベルトをその腰に巻いている状況だ。
ではそもそもなぜシングルで活躍していたこの二人がチームを組み、
タッグのベルトを戴冠するまでに至ったのだろう。
その理由は一言でいうと新日本プロレス内における、
タッグ部門の価値の向上であると言えるだろう。
そもそも新日本の歴史として、
シングル至上主義というモノがある。
そしてここ数年間はタッグ戦線に絡むチームも固定され、
よりその価値が低下してしまったことは否めないところだろう。
そして真打としてその状況を打破するべく登場したのが、
このゴールデン☆エースであると言えるはずだ。
新日本のエースであり、またアイコンでもある棚橋弘至、
そして天性の圧倒的華がある飯伏幸太。
シングル戦線でも圧倒的な実績があるこの二人が、
本格的にタッグ戦線に参入すれば、その景色が一変することは
もはや必然であるといえるだろう。
つまり今後しばらくは、これまでタッグ戦線の中心であった
既存のチームではなく、新しい風を吹かせる新興のチームが
タイトル戦線の中心となると思う。
そしてその第一弾が、今回のタイチ、ザックのタッグであると言えるだろう。
コチラに関してはドミニオンでの対決はおそらく決定的であると思うが、
両者の直接対決が組まれているNJCの結果によりその情勢は変わるはずである。
(執筆時点、6/22、17時現在ではその結果が不明である)
(追記:飯伏〇ーザック×、棚橋×ータイチ〇のため、
こちらも決着戦はドミニオンか!?)
そして新興チームによりタッグ戦線が盛り上がれば、
以下の記事にも書いたWTLもさらに注目を浴びるであろう。
プロレスの醍醐味とも言えるタッグ戦線。
こちらも引き続き要注目であることはことは間違いないところだ。
(関連記事はコチラ)
↓
まとめ
今回、そして前回と2回にわたり
ドミニオンについて考え記事にしてみたわけだが、
そこで改めて気づいたことは、現在外国に在住している選手、
ジェイ、KENTA、オスプレイなどの選手を抜きにしても、
『普通』にビッグマッチが行えるということだ。
つまりそこから改めて感じたことは、その分厚い選手層という部分と、
棚橋弘至の言う、『行儀よく並んでいてはチャンスは来ない』
という言葉の重みである。
今、参戦可能な選手はこの状況をチャンスとし、目の色を変えて
自らの手で新しいポジションを掴みにいかなければならない。
つまりこの有事と言える状況は、
多くの選手にとっては大きなチャンスなのである。
このチャンスを逃さず、一歩抜け出すことができるのは誰なのか?
そのあたりも今後、大いに注目すべき点であろう。
今回の記事が良かったら↓をクリック!
ツイッターはコチラ
↓