本日より新シリーズであるレスリングどんたくがついに始まる。
その先にある二大スタジアムマッチやドミニオンに向けても
重要なシリーズとなるだろう。
それを証明するかのように今シリーズはタイトルマッチ、
SPシングルマッチなどが目白押しでマッチメイクされている。
そこで今回の記事ではそれらの中から注目の戦いなどを
ピックアップしてみたいと思う。
まず今シリーズのタイトルマッチ、SPシングルマッチなどを整理してみよう。
4.20後楽園
NEVER6人タッグ選手権 後藤・石井・ヨシハシvsKENTA・裕二郎・石森
4.26広島
SPシングルマッチ 内藤vsオーカーン、SANADAvsヘナーレ
4.28鹿児島
ジュニアタッグ選手権 SHO・YOHvsデスぺ・金丸
KOPW2021 矢野vsEVIL
4.29鹿児島
SPタッグマッチ 飯伏・棚橋vsコブ・ヘナーレ
5.3福岡
NEVER無差別級選手権 棚橋vsジェイ
アイアンフィンガーフロムヘル争奪ラダーマッチ タイチvsタマ
5.4福岡
IWGP世界ヘビー級選手権 オスプレイvs信悟
IWGPジュニア選手権 デスぺvsYOH
ざっと挙げただけでもこれだけの戦いが繰り広げられる。
一時期はネガティブな声も多かった新日本プロレスだが、
ここにきて完全に息を吹き返したと言っていいのではないだろうか。
さてここからは個人的な注目カードを書いていきたいと思うが、
まず初めに書きたいカードは実は上にはない。
今回のシリーズのカードを見て最も目についたカードはこれである。
4.13後楽園の棚橋・矢野vs外道・ディック東郷だ。
もちろんこのカードでの注目は外道・東郷組が新日本で実現するというところだ。
私の記憶が間違いなければ、東郷が新日本に再び参戦してからは
初めてのタッグ結成になるかと思う。
東郷から見ると外道はプロレス界に入った時からの先輩であり、
また自身の国内引退試合の相手を務めてくれた恩人でもある。
普段はEVILのサポートに徹している東郷だが、
この外道との二人だけのタッグは感慨深いものがあるのではないだろうか。
また長くプロレスを見ているファンであれば、この二人のタッグは
まさにノスタルジックを感じさせるカードである。
このような記事を書いている私ももちろんその一人であるわけだが。
このプロ中のプロと言える二人のタッグは、
この戦いで勝敗を抜きにして我々にプロレスとは何かということを教えてくれるだろう。
プロレスファンなら必見であることは間違いない。
では次の注目カードを挙げるとすればKOPW2021争奪戦の
矢野通vsEVILの戦いだろうか。
元をたどれば昨年のG1から続くこの二人の因縁。
今回の一戦はその決着戦となるだろう。
元2冠王者であるEVILがKOPWへ参戦する。
それを前進と見るか、後退と見るかは微妙であるが、
KOPW戦線に与える影響は大きいと言えそうだ。
さてこの二人に戦いであるが、
これは間違いなく【暗闇】というところがキーワードとなるだろう。
NJCでのEVILによる衝撃のダークネスイリュージョン、
そして先日の矢野通による頭巾をかぶせての勝利。
この流れを考えると今回のルールは必ず暗闇がついているはずだ。
はたしてEVILはほぼ矢野通のモノとなっているこのKOPWタイトルを
闇の世界へ持ち帰ることは出来るだろうか。
この試合では新日本プロレスのストロングスタイルとは
真逆の世界を我々は楽しむべきだろう。
さて今回は完全に個人的な興味で二つの試合を取り上げてみた。
もちろんこの他にも各タイトルマッチなど見どころは盛りだくさんである
そんなどんたくシリーズ開幕戦横浜大会は本日18時開始だ。