ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】IWGP2冠戦とNEVER無差別級についての考察

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(出典:新日本プロレス公式)

 

ついに始まった新春最初のシリーズTHE NEW BEGINNING。

その中でヘビー級(無差別級)のシングルのタイトルマッチとして

二つの戦いが行われる。それはIWGP2冠戦とNEVER無差別級の二つである。

 

 

そこで今回の記事ではその二つのタイトルマッチについての

自分なりの考察を書いていきたいと思う。

 

 

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

数年前を思い返すと、当時のIWGPヘビー級のベルトと

NEVERのベルトには大きな格差があったことは否めない事実だろう。

 

 

しかし最近の印象ではIWGPの二つのベルトが現状統合されていることや

鷹木信悟を筆頭としたNEVERの熱い戦いにより、

当時あった格差はかなりなくなりつつあると感じている。

 

 

また今回のNEVERのタイトルマッチには、

棚橋弘至が初めて挑戦を行うこともあり大きな注目を集めている。

 

 

つまり今回のこの二つのタイトルマッチは、

それぞれの対戦相手とともに、もう一つのタイトルマッチとも

戦うことになるのではないだろうか。

 

 

特に現2冠王者である飯伏幸太には大きな重圧がかかるはずだ。

オカダも内藤も棚橋もいないIWGPの戦い。

 

 

2冠王者となり”神になった”飯伏幸太には

これまでにない新世界と言うべき戦いが求められるだろう。

 

 

王者としてどんな世界を見せて新日本を牽引していくのか。

王者はそれをファンに伝えていく必要がある。

 

 

これまで発言が一貫していない印象もある飯伏だが、

ここからはそれでは通用しないということだ。

 

 

何をするかわからないという部分は飯伏の大きな魅力であるが、

同時に王者としての立ち振る舞いも求められることになる。

新たな飯伏幸太の姿を期待したいと思う。

 

 

一方のNEVERのタイトルマッチだが、その組み合わせもあり

個人的にはかなり楽しみにしている戦いである。

 

 

ドラゴンゲートでトップを獲り、覚悟を決めて参戦した新日本でも

このNEVERの価値向上など大きな結果を残している鷹木信悟と

 

 

いまさらその実績は説明不要であろうエース棚橋弘至の対戦は

多くのファンが期待している一戦ではないだろうか。

 

 

今のNEVERの世界観は鷹木信悟がこれまで戦ってきた相手との

激闘により作られたものであるかと思うが、

そこに今回異物とも言える棚橋弘至が挑戦する。

 

 

多くのファンはそこで起こるこれまでにない

化学反応を期待しているのではないだろうか。

 

 

バチバチの潰し合いがこれまでのNEVERとすれば、

棚橋弘至の戦いはそれとは真逆に位置しているかと思うが、

それが鷹木信悟の戦いとどうマッチングするのか。

 

 

これまでこの二人の戦いはタッグを通じても

ほぼなかったということもあり、新鮮味という意味でも大きな期待がある。

 

 

ここで二人の戦いが上手く噛み合えば、

さらにNEVERの価値は高まるのではないだろうか。

 

 

今回2冠王座のタイトルマッチは飯伏幸太とSANADA、

NEVERは鷹木信悟と棚橋弘至で行われるわけだが、

レスラーとしての格という部分では大きな差はないように思う。

 

 

であれば、この二つのタイトルマッチの戦いは自然と比較されることになるだろう。

つまり前哨戦からの盛り上がりやその内容が問われることとなるはずだ。

それはこのタイトルマッチに関わるレスラー自身もわかっているかと思う。

 

 

そうなればお互いを意識し、その結果より素晴らしい戦い

が見れることになるはずなので、それは我々ファンにとっても歓迎すべき展開である。

 

 

東京ドーム大会を終え、最初のタイトルマッチとなるこの二つの戦い。

それが終わったとき、新日本プロレスに

新たな景色が生まれている可能性もあるだろう。

 

 

新年早々、ジェイの件をはじめ激動が続いている新日本プロレス。

今年もそんな新日本プロレスから目を離せそうにはなさそうだ。

 

 

 


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