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3日目開始前のトーナメント表はコチラ
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(出典:新日本プロレス公式)
NJC1回戦は今週より後半戦を迎える。
前半戦を終えての勝ち上がりは、
上記のトーナメント表にて確認いただければと思う。
そして月曜日に行われた各対決は、1回戦の中でも
屈指の好カード揃いといえ、最も予想が難しいと言えるだろう。
逆にファンからすれば、勝敗の行方が読めない分、
期待も膨らみ、楽しめる要素が高いともいえる。
それではこれよりその屈指の好カード揃いの
1回戦、3日目を振り返っていきたいと思う。
そこにはプロレスというジャンルにしか存在しないいろいろなドラマがあった。
これだからプロレスは、我々の心を引き付けて離さないのだろう。
目次
SHO 1年越しの鷹木信悟への恩返し
(出典:新日本プロレス公式)
まずはこの試合を真っ先に振り返らないわけにはいかないだろう。
遂にというべきか、SHOが鷹木信悟超えを達成した。
鷹木信悟が新日本参戦後、初めて自らの手でSHOが勝利を掴んだ。
これでおそらく次のステップとして、
NEVERのタイトルマッチが組まれることになるだろう。
育ってきたルーツ、プロレスラーとして生きてきた環境など、
何もかも違う二人だが、お互いが特別な相手として
意識していることは間違いないはずだ。
鷹木信悟にはその感情はないかもしれないが、
SHOからしてみれば、乗り越えなければならない存在、
つまりライバルではなく、師匠に近い存在と言えるだろう。
戦前、鷹木信悟はこう語っていた。
まずは1回戦、SHO。おい、今日やって思ったよ。
あいつ何が変わったんだ?
1年前の『BEST OF THE SUPER Jr.』の開幕戦から、何が変わった?
映像見て、お前らなんか変わったと思うか? 俺は何も感じない。
気持ちは伝わるかもしれないが、形には何も見えてこない。
なんかあるか?
(引用:新日本プロレス公式)
そして今回の試合後のコメントは以下である。
肩を借りてインタビュースペースに現れると、壁に頭をついて)
あー、チクショウ! やりやがったな、あの野郎! やりやがったな、SHO! クッソー……。この負けで、全てパーだよ!
俺が思い描いてた構想も、全てパーだ。チクショウ!
SHOごときが、よくも……。ただじゃ済まねぇからな!
(引用:新日本プロレス公式)
お前は1年前から何も変わっていない、という部分が、
本音か、それともSHOを鼓舞させるためかはわからないが、
鷹木信悟は相手にしていないと口にしていたSHOに敗れた。
実際、格下と思っていたジュニアの選手に敗れたことは、
新日本参戦後、初めての事かと思う。
この屈辱にまみれた鷹木信悟が、ドミニオンでのタイトルマッチで
どんな姿を見せるのか、別の視点で見ると大いに楽しみなところである。
そしてSHOにとっては今回の試合、そして来たるNEVERのタイトルマッチは、
自身のプロレス人生にとって、大きな節目の試合となるだろう。
少し前の公式インタビューでも語っていたが、
そろそろ独り立ちの時が来たのかもしれない。
タイトルマッチの後、どのような展開となるかも注目であろう。
SHOのインタビューはコチラ(一部無料公開)
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聖帝が見せた悪夢 タイチ遂に棚橋弘至を破る
(出典:新日本プロレス公式)
まずは棚橋弘至を破った後のリング上での発言を
ご覧いただければと思う。
何が棚橋だ、飯伏だ。やる前から終わってるじゃねぇかよ。
お前らなんて俺の前では、結局、こんなモンだ。
お前ら2人とも、やる前から勝負ついた。
オイ、こいつらみたいなカスチャンピオン、
(IWGP)タッグタイトルは当たり前だけどよ、このトーナメント、
俺が奪って、そして内藤、待ってろよ。
俺が、この俺が、新日本プロレスのすべてを奪ってやる、この野郎
(引用:新日本プロレス公式)
ここで重要なことは、タイチがこのような内容のことを
マイクで語っても絵空事とは思えないほどの格上げがなされていることだ。
それはこの日、ヘビー級転向からから2年、
ついに棚橋弘至から勝利したことでも証明されている。
新日本が誇るエースからの勝利。
これは誰もが出来ることではない、選ばれし者の証明でもある。
この日の戦いもDOUKIの乱入もあり、一般的な定義では
正々堂々とした勝負ではないと言えるかもしれない。
しかしタイチからしてみれば、反則込みで戦うことは
プロレスなら当然だということだろう。
つまりこの日の戦いはタイチなりの真っ向勝負で、
エースに挑み、勝利したということが言えるわけである。
そして何よりも重要なことは、全てとは言わないが、
多くのファンがそれを受け入れ、かつ求めてられているということだ。
次の試合でこの日盟友ザックを下した、飯伏幸太を撃破することになれば、
タッグ王座挑戦に更なる勢いがつくだろう。
そしてたとえ飯伏幸太を撃破しても、
それを番狂わせと誰も思わないはずだ。
新日本の全てを奪ってやる!
もしそれが実現した時、新日本はどのような景色になるだろう。
怖いもの見たさではないが、その景色を見てみたいと思ったのは、
決して私だけではないはずだ。
愛を忘れた聖帝タイチ。
この男がNJCのカギを握る男であることはもはや間違いないところだ。
そしてこのトーナメントを制しても誰も驚かない。
3日目終了後のトーナメント表はコチラ
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(出典:新日本プロレス公式)
まとめ
この日はNEVERチャンピオンの鷹木信悟、
そしてエースである棚橋弘至が敗れるという、
多くのファンから見ると、波乱というべき結果であった。
反対側のブロックは比較的、順当な結果となったが、
もしかするとこちらのブロックは、
波乱に満ちた結果が続くかもしれない。
負けたら終わりのトーナメント。
まさに勝てば官軍と言えるだろう。
いよいよ本格化してきたNJCは今後さらに白熱するはずだ。
我々ファンも再開後、猛スピードで走る新日本プロレスに、
しっかりとついていかなければいけないと改めて感じた次第だ。
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