先日、内藤哲也が東スポ紙上でLIJのフル稼働を宣言した。
詳細は上の添付記事をご覧いただければ幸いだ。
その記事の中で内藤哲也はこのようなことを語っている。
【LIJ全員がタイトル戦線に絡むくらいの展開が理想だと思っている】
これは事実上のタイトル戦線参入宣言と言っていいだろう。
また内藤哲也は今回の後楽園ホール3連戦でSANADA、BUSHIの気持ちを
確認してみたいと、この記事内やコメントでも語っている。
鷹木信悟がIWGP世界ヘビー級王座決定戦をアピールしていることを考えると、
これは内藤哲也、SANADA、BUSHIの3人でタイトルを狙うということだろうか。
3人で狙えるベルト。
それは現在の新日本ではNEVER無差別級6人タッグとなるが、
ちょうどこのシリーズではそのベルトを保持しているCHAOS勢との対戦が続いている。
この流れから考えるとLIJのフル稼働宣言とは、
鷹木信悟がIWGP世界ヘビー級を、そして残りの3人で
NEVER無差別級6人タッグを狙うということではないだろうか。
ここまで何度かNEVER6人タッグのベルトを戴冠したことがあるLIJだが、
このメンバーでの挑戦は初めてのことになる。
そもそも内藤哲也が本当にNEVER6人タッグに挑戦することになれば、
それはまさに異例に展開と言えるだろう。
この展開は現状コロナ禍で選手にも大きな影響が出ている中、
内藤哲也の新日本愛から出た行動ということかもしれないが、
はたしてこのタイトルマッチは実現に向かうのだろうか。
そしてもしこの展開が実現し、内藤哲也がNEVER6人タッグを戴冠すれば、
次に狙ってほしいのはジェイの持つNEVER無差別級のタイトルである。
そう、IWGP2冠王者であった内藤哲也が次に目指すのはNEVER2冠王者ということだ。
個人的にはこの展開はかなり面白いと思うのだが、皆さんはいかがだろうか。
カード的に見てもジェイ・ホワイト対内藤哲也は
ドームクラスのビッグマッチのメインが務まる黄金カードである。
ドミニオンではこのカードの実現は難しいかもしれないが、
まだ時期が未発表である二大スタジアムマッチでは行われる可能性もあるだろう。
また内藤哲也がNEVER6人タッグというシングル以外のベルトを戴冠すれば、
数年ぶりにIWGPタッグに向かうという展開も考えられるかもしれない。
鷹木信悟と組むのか、SANADAと組むのかはその時の状況によるが、
どちらと組んでも即チャンピオンに値する実力があることは間違いない。
またもし彼らが参戦すれば長くデンジャラス・テッカーズとGoDの抗争が
続いているタッグ戦線にも別の展開が生まれることになる。
この展開も内藤哲也の頭の中にはあるのかもしれない。
ここまで内藤哲也のLIJフル稼働宣言から、
今後の展開を私なりに予想してみたが、皆さんはどのように考えているのだろうか。
一つ言えることは今年に入り結果が出ていなかったLIJが
いよいよ本格的に動き出すということだろう。
きっと多くのLIJファンはその時を待っているはずである。
今後の彼らの動きから目を離してはいけないということだ。