ひーじゃープロレスブログ

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ロスインゴベルナブレス・デ・ハポンが上昇を続ける理由。 ~内藤哲也 週刊プロレスインタビュー~

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(出典:新日本プロレス公式)

 

先週発売された週刊プロレス内で、内藤哲也がロスインゴ結成からの5年間を

振り返るインタビュー特集が掲載された。

 

結成当時のこと、ターニングポイント、そしてこれからのことなど

内容はかなり充実していたと感じた。

 

よって今回はそのインタビューを見て感じたことなどを書いていこうと思う。

(週刊プロレス公式サイトはコチラ)

wp.bbm-mobile.com

 

 

まず心に残ったことは、ロスインゴ結成後の5年間は、

それまでのキャリア9年間と比べものにならないくらい濃かったというところ。

 

 

そして内藤哲也自身がプロレスを楽しんでいたというところである。

ロスインゴを語る上で、この二つのことは密接につながっていると言えるだろう。

 

 

ロスインゴ以前、優等生であった内藤哲也はお客様に必死に寄り添おうとしていた。

しかしそれはお客様に伝わることは無く、逆に大きな反発を招いたわけだ。

つまり内藤哲也自身プロレスを楽しんでいなかったと言えるだろう。

 

 

しかし優等生の仮面を捨て、お客様に媚びることなくロスインゴの精神である、

自分のやりたいようにやるというスタンスとなった内藤哲也はプロレスを楽しむようになった。

 

 

言いたいことを言い、やりたいことをやる。

そんなプロレスを楽しむ内藤哲也に時代はそしてファンは敏感に反応したわけだ。

そして多くのファンがそんな内藤哲也に自己投影したわけである。

 

 

つまり現実社会では出来ないこと、言えないことを行っている内藤哲也に

自らを重ねたということだ。

内藤哲也がブレイクした大きな要因はきっとこの部分であるかと思う。

 

 

そしてその他に内藤哲也がプロレスファンに与えたものは、

『言葉のチカラ』と『考える、想像する時間』ではないだろうか。

 

 

内藤哲也の口癖は『口に出さなきゃ、誰にも何も伝わらない』であるが、

その言葉を立証するように多くの言葉をファンに提供し続ける。

 

 

俺の考えはこうだ、俺はこうしたいんだ、ということをリング上のみならず、

バックステージ、そして多くの媒体を使いファンに伝え続けている。

 

 

考えてみて欲しい。

何も語らない、何も伝えないレスラーと、自分の意見を発信してくれるレスラー。

どちらを応援しようとする気になるだろうか。

 

 

普通に考えれば後者であることは明白だろう。

リング上だけでいい。そんな時代はもう終わっていると思う。

 

 

それだけ現代のプロレスは言葉のチカラの重要さが増している。

時代を掴むにはもはや必須事項であると言えるだろう。

 

 

そしてまた内藤哲也はファンに『考える、想像する時間』を提供する。

結成当時の最初のパレハは誰なのか?、2018年秋の両国に登場するパレハは誰なのか、

それら以外にも今後の展開はどうなるのかなど、色々なことを投げかけるわけである。

 

 

これは個人的にもそうだが、プロレスファンは大好物なものである。

考える時間、想像する時間、これはファンにとっては至福の時間であろう。

 

 

言葉を投げかけて、ファンに想像させる時間を作る。

これも内藤哲也が支持される大きな要因の一つだ。

 

 

ここまでで少々長くなってしまったので、ロスインゴのターニングポイントや

これからのことなどは次回の記事で書こうと思う。

そちらもご覧いただければ幸いである。

 

 


新日本プロレス NJPW 内藤哲也 ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン L・I・J キャップ 帽子(ブラック×ホワイト)

 

 

www.hi-jyapw.com

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では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 


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