3月20日東京スポーツ紙上に上記の記事が掲載された。
現在も一部団体は興行を開催しているが、今後本格的に各団体が興行を
再開するという内容であった。
具体的にいうと、21日にはノア、23日には全日本、
24日にはスターダムが興行を再開する予定だ。
そして盟主である新日本は31日両国大会より再開予定である。
新日本に関しては、20日以降に社内、会場側と協議し決定するとの事だ。
当記事執筆時点ではまだ最終決定はしていない状況である。
以下は日本経済新聞の記事であるが、レジャー・娯楽産業の対応は
それぞれで割れている状況であるようだ。
(関連記事はコチラ)
営業再開、限定での営業再開、自粛の延長など、各自対応は様々である。
これはそれぞれが於かれている事情によるということであろう。
またこれは別の記事となるが、お客様を入れ公演を行うという
比較的プロレス界と形態が似ている舞台公演が続々と再開されたという記事だ。
(関連記事はコチラ)
こちらも政府の要請により自粛していたが、各興行主がそれぞれの判断で、
興行再開を決断したようである。
上記のニュースを総合すると、世間的にも自粛一辺倒ではなく、
徐々に通常モードに娯楽産業もシフトしていると言えるだろう。
これは個人的な意見であるが、興行側はもちろん、それを楽しみにしている
顧客側もいつまでも自粛は出来ない、つまり我慢できないということである。
それが良い事なのか、そうでないのかはわからないが。
話をプロレス界に戻すと、肌感覚であるがファンのプロレスに対する熱が、
この中断期間中に徐々に冷めていっているように感じている。
これは当たり前のことであって、新しいモノが提供されないわけであるから、
人は必ず飽きるということだ。
各団体で試合以外のコンテンツを発信するなどの工夫をしているが、
それにも限界があるだろう。やはりファンが見たいのはライブの試合だからだ。
プロレス界の興行の中止、延期が本格的に始まってから
ちょうど1ヶ月くらい経過した。
上の記事でDDT高木社長も話しているが、これ以上中止するという選択は
団体を存続させるという事を考えればさまざまな意味で難しいようである。
大手傘下のDDTでさえそうなのなら、他団体も同様であろう。
新日本プロレス NJPW ライオンマーク 長袖Tシャツ(カラーロゴ)
さてこの流れを受けて、盟主新日本プロレスはどのような決断を下すのか。
同じ傘下であるスターダムは24日からの再開を決定した。
上にも書いたが新日本プロレスは今後の内外での話し合いの上、
実施可否を決定するもようだ。
これは個人的な推測となるがおそらく開催されるかと思っている。
もしプロレス界が今後本格的に興行を再開するならば、
次の課題はいかに感染防止の準備を行い大会を実施できるかということだろう。
それにはもちろん我々ファンの協力も必要不可欠である。
ここで万が一感染が拡大するようなことがあれば、
業界全体が世間から批判を浴びることになる。
そうなればさらに多くの団体が窮地にさらされることになるだろう。
それは絶対に避けなければならないことである。
いまこそ興行側、またそれを観戦する側、両者が協力し
業界を盛り上げる時ではないだろうか。
まもなく発表されるであろう正式決定を今は期待して待つばかりである。
さあ、新日本プロレスの決断はどのようなものになるだろうか。
(関連記事はコチラ)
では今回も最後までお付き合いいただいありがとうございました。