目次
各タイトルの次期挑戦者は誰だ
前シリーズも終了し今後新日本プロレスは、
旗揚げ記念日大会、NJCと進んでいくこととなる。
そしてその中でいよいよ春の両国決戦へ向け、
各タイトルの展開が激しくなることになるだろう。
次の展開が見えているタイトル、まだ見えていないタイトルなど
現状はさまざまな状況であるが、それらについて今回は書いていこうと思う。
ではプロレスファンが大好きな想像の時間を始めよう。
IWGPヘビー級&IC(2冠王座)
(出典:新日本プロレス公式)
間違いなく現在新日本プロレスの中心にいる、2冠王者内藤哲也。
2.9大阪城でKENTAを倒し、2冠王座の防衛に成功した。
そして現在3.3旗揚げ記念日大会で、
高橋ヒロムとのシングルマッチ(ノンタイトル戦)は
決まっているが、その先はまだ不透明な状況である。
そんな中、次の防衛戦の場所は両国、
そして対戦相手はNJC優勝者とすると公式に発表された。
荒れると言われている春のNJC。
昨年のオカダのような大本命が勝ち上がるとは言い切れないところだ。
むしろ過去の優勝者を見ると、戦前はダークホース的であった選手が
勝ちあがることのほうが多いという事実がある。
そのような事実から推測すると個人的に見てみたいのは、
やはりロスインゴ同士の同門対決によるタイトルマッチである。
つまり今回出場している、EVIL、SANADA、鷹木信悟の
いずれかが優勝すれば、それが実現することとなる。
そしてその中で個人的に優勝を期待しているのは、
以前の記事にも書いたが、それはEVILである。
タッグでは定期的にタイトルを獲得し、一定の地位を築いているが、
シングルではまだ目に見える結果を残していない現状が続いている。
また同じロスインゴのメンバーが、
昨年、今年とシングルで結果を出していることも
EVILにとっては悔しさしかないところかと思う。
先日の後楽園での光景だが、内藤哲也、鷹木信悟とのタッグで勝利した後、
EVILが少し離れた場所でリング上を見ていた姿がかなり印象的であった。
また3人でのグータッチでの後、リングから降りるとき、
内藤哲也の肩をポンと叩いて去っていったのだが、
それも何か意味があるのかとも思えた。
それらの想いをすべて払拭するには、NJCで結果を出すことが一番の近道だ。
闇の王の復活が叶うことを強く願っている次第だ。
IWGPタッグ王座
(出典:新日本プロレス公式)
2.21後楽園大会でGODからタッグ王座を奪取した
ゴールデン☆エースこと棚橋弘至と飯伏幸太。
ここ数年停滞していたタッグ戦線を一変させることが可能な
スーパーベビーフェース王者の誕生である。
新日本プロレスとしても、二人を中心として、
タッグにも力を入れていくという意識の表れであろう。
さてこちらのタッグタイトルの次期挑戦者は、2冠王座と違い明確である。
まず間違いなくデンジャラステッカーズこと、
タイチとザックの二人が挑戦することになるはずだ。
これまではチャンピオンが変われど、挑戦者がマンネリ化していたが、
ゴールデン☆エースがチャンピオンに就いたことにより、
その風景も今後は一変していくはずである。
ほんの少し前までは、自身を含めほとんどのファンは
棚橋、飯伏がチャンピオンとなり、
そこにタイチ、ザックが挑戦することは考えられなかったであろう。
正直なところ、タッグのタイトルマッチが楽しみと思ったことは
久しぶりなような気がする
その防衛戦はおそらくこちらも両国ということだろう。
今回はまず2冠王座とIWGPタッグについて書いてみた。
とくに2冠王座の挑戦者は、NJCとリンクしているので、
ファンの皆様それぞれに思いがあるだろう。
それもまたプロレスの大いなる楽しみのひとつである。
次回はIWGPジュニアを中心に進めていこうと思うので
そちらもご覧いただければ幸いだ。
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では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
(*当記事は大会中止発表前に執筆いたしました)