先日の7.23広島大会でG1公式戦の初勝利を挙げた、
現IWGP世界ヘビー級王者内藤哲也。
その内藤哲也であるが現在SNSなどを中心に、
その試合内容から不調が囁かれている状態である。
これらの論調は当ブログをご覧の皆様も
何らかの形で目にしているのではないだろうか。
ではここまでのG1での3試合を振り返ってみると、
確かに以前のような動きではないことは否定できないところだろう。
その要因が古傷の膝なのか、もしくは手術を複数行っている眼なのかは
わからないが、不安定な動きが目につくことは事実である。
もともと相手の攻撃を受けに受けて、盛り返していくスタイルであるが、
これまでのそれとは違うイメージを受ける。
それらが現在の不調説の根拠と言えるものだが、
実際のところはもちろん本人にしかわからない。
よって我々ファンは現時点では見守ることしか出来ないが、
はたしてこのG1中にそれらを払拭する内容を見せることが出来るだろうか。
よく内藤哲也が口にする言葉は”今の自分を見せたい”であるが、
もしかするとこの状況は本人も予測していなかったかもしれない。
つまり誰もに訪れる”衰え”という部分が、これまでの勤続疲労で、
予想よりも早く訪れたということだ。
しかし現在の新日本プロレスで内藤哲也の置かれている立場は
圧倒的なトップという立場である。
それはオカダ・カズチカ、ウィル・オスプレイ、ジェイ・ホワイトなど
近年新日本プロレスを離れたことで必然的にそうなったわけだが、
それゆえに批判の声も大きくなってしまっている。
この内藤哲也に対する評価は、新日本プロレス自体の評価にも
つながるだけに、本当の意味での”逆転の内藤哲也を期待したいと思う。
そんな内藤哲也の次の公式戦は7.27長崎大会の対EVIL戦だが、
元盟友との対決でどんなファイトを見せてくれるだろうか。
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(長崎大会のカードはこちら)
https://www.njpw.co.jp/tournament/card/489500
(G1特設サイトはこちら)