ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】 決戦間近 POWER STRUGGLE 展望 Vol.3

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(出典:新日本プロレス公式)

www.njpw.co.jp

 

ここまで2回にわたり、11.7大阪大会の展望について書いてみた。

以下にその記事を添付しておくので、そちらもご覧いただければ幸いである

 ↓

www.hi-jyapw.com

www.hi-jyapw.com

 

 

今回はその最終回としてセミファイナルの

2冠王座権利証マッチである飯伏幸太対ジェイ・ホワイト。

 

 

そしてメインイベントの2冠王座戦、

内藤哲也対EVILについて書いていこうと思う。

 

 

この2試合は年明けに控えるダブルドームに向けても

再注目の試合であることは間違いないが、

ファンの現状の期待値はそれほど高くないと言えるだろう。

 

 

特にそれは2冠王座戦である

内藤哲也対EVILのカードが顕著であると言えよう。

 

 

ある意味期待値が高くないということは、

それを上回る展開が起こる可能性が高いとも言えるはずだ。

 

 

この4回目となるリマッチで二人はファンに対し

新たな世界を見せることができるだろうか。

個人的にはその部分に期待したいと思っている。

 

 

それではここからは上記の2試合についての

考察を進めていこう。

 

目次

 

 

IWGPヘビー級&IWGP IC ダブル権利証マッチ 飯伏幸太対ジェイ・ホワイト

 

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

G1連覇を果たした飯伏幸太の試合後のバックステージへ出向き、

早々にこの権利証マッチの流れを作ったジェイ・ホワイト。

 

 

やはりこの男の嗅覚は他のレスラーとは

一味違うものがあると言えるだろう。

 

 

自分の次の立ち位置を即座に見つけ行動に移す。

我々も見習うべきことである。

 

 

そんなジェイから仕掛けたこのカードだが、

ここまでの前哨戦もそのジェイが

リードしていると言っていいだろう。

 

 

元々飯伏幸太は前哨戦を積極的に

仕掛けるタイプではない印象だが、

それは今回の権利証マッチでも言えるかと思う。

 

 

逆にジェイはあの手この手で盛り上げようとするタイプだ。

個人的な意見としては、

こちらのタイプの方に肩入れしてしまう。

 

 

よって今回もジェイを応援しているのだが、

過去一度たりとも移動したことがない権利証は、

果たして動くことがあるのだろうか。

 

 

これはメインで行われる2冠戦、またEVILとの抗争

そしてダブルドームということも関係してくると思うが、

可能性としては半々といったところだろう。

 

 

ではここで現在2冠争いに関わっている

飯伏、ジェイ、内藤、EVILの相関関係を

少し考えてみたいと思う。

 

 

この4人の関係でもっとも戦う根拠があるのは、

BCの覇権争いを見せているEVILとジェイであろう。

 

 

一方もっとも関係が薄いと言えるのは、

ほぼ接点がないと言える飯伏とEVILであると言える。

 

 

また内藤とEVILがドームで再び戦うことはないと考えると、

ジェイが権利証を持った方が都合がよいとも言える。

 

 

EVILとは上述通りBCのストーリーがあるし、

内藤とは今年のドームのリベンジというストーリーがある。

 

 

そう考えるとあながち飯伏がすんなりと権利証を守るより

展開を広げることができそうな気がする。

 

 

しかし何でもありという印象がある新日本プロレスだが、

展開においては案外守るべきところは守るという部分もある。

 

 

それは過去権利証の移動がない

というところにも表れているかと思う。

 

 

考えれば考えるほど、いろいろな可能性が出てくるが、

間近に迫った本番ではどのような結果になるだろうか。

 

 

 一つ言えることはこの試合の結果が

メインの結果にも大きく影響を及ぼすということだ。

 

 

IWGPヘビー&ICダブル選手権 内藤哲也対EVIL

 

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

最後はこの大会のトリを飾るメインイベント

内藤哲也対EVILの2冠戦についてである。

 

 

この戦いはご存じの通り2冠戦としては3度目、

G1を入れると4度目となる組み合わせである。

 

 

つまり興行再開以降2冠戦は

ほぼこの二人によって争われているということだ。

 

 

そしてその結果この戦いはプロレス界隈では

言葉を選ばずに書くと全くもって受け入れられていない。

またそれに比例するように盛り上がりにも欠けていることは事実だろう。

 

 

それらの大きな要因はリマッチを重ねるというマンネリ感と

EVILのファイトスタイルに起因しているかと思われる。

 

 

 つまりファンから、『また同じ展開を見せられるのか』

と思われているということだ。

 

 

しかしここまであからさまなファンの反応を受けて、

二人は同じことを繰り返すだろうか。

 

 

逆説的に考えるとここで新たな展開を繰り出せば、

ここまでファンの気持ちが潜っていた分、

爆発する可能性があるのではないだろうか。

 

 

ではその爆発するような仕掛けとは

どのようなことが考えられるだろう。

そのカギは乱入にあるかと思われる。

 

 

ファンの反発の要因を考えると、

まずD・東郷の乱入がすぐに思い浮かぶ。

 

 

つまりこの部分をうまく考えれば、

これまでとは違う展開を見せることができるだろう。

 

 

開始前に何らかの形で試合から排除すれば、

初めて1:1の戦いが成立することとなる。

 

 

EVILのファイトスタイルは大きく変わらないだろうが、

乱入というアクセントが無ければファンは受け入れる可能性が高い。

 

 

何と言ってもこの二人にはLIJ立ち上げからの長いドラマがある。

その二人が1:1で向き合えば必ずや何かが生まれるはずだ。

そこで決着が付けばこれまでと違う何かが生まれるのではないだろうか。

 

 

また乱入というコンセプトで考えるなら、

D・東郷ではなく違うBCのメンバーを投入することが考えられる。

 

 

そのBCメンバーの中で一番の適任は、もちろんジェイだろう。

試合直後のジェイがこの試合に姿を現せば、

会場はこれまでとは違う意味で盛り上がるはずだ。

 

 

個人的に乱入にはその選手によって、

歓迎すべきものとそうでないものがあるように思う。

この場合のジェイは前者であるだろう。

 

 

ジェイが姿を現したときファンはきっとこう考えるはずだ。

『素直に内藤を襲撃するのか、

もしくは敵対しているとされるEVILを襲撃するのか』と。

 

 

このような謎かけのある乱入はプロレスファンの

もっとも喜ぶサプライズではないだろうか。

この展開は大いにあり得るだろう。

 

 

もちろん上に書いたことは、私の個人的な想像であって、

現実に起こりえるかはわからない。

これまでと同様の展開が繰り返されることもあるかもしれない。

 

 

だがきっとその可能性は低いのではないだろうか。

今年最後と思われる2冠戦を

盛り上がることのない形で終わらせることはないはずだ。

 

 

最後に。

 

新日本プロレスの話ではないのだが、

先日DDTのビッグマッチがあった。

 

 

そのメインは遠藤哲也対佐々木大輔による

同門対決のタイトルマッチだったが、

 

 

前哨戦から佐々木大輔の追放、そして試合後に和解

という展開を見せ大きな盛り上がりを見せた。

 

 

私がこのことを知ったとき、

ふと内藤哲也とEVILのことが頭をよぎった。

 

 

おそらくこのようなことはないだろうが、

もし万が一同じことが起きたら、昨年のヒロム登場に続く

最大のサプライズとなるだろうと思った次第である。

 


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