1.22名古屋大会から始まる、新日本プロレス2023年最初のシリーズとなる
ニュービギニング。
そのシリーズでは各ビッグマッチで多くのタイトルマッチや
抗争の決着戦となるSPシングルマッチが行われる。
そこで今回の記事ではそれらについての考察などを進めていきたいと思う。
まず今シリーズで行われるタイトルマッチなどをまとめると以下のようになる。
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1.22愛知
KOPW2023争奪戦
(保持者)鷹木信悟 vs (挑戦者)グレート・オーカーン
2.4札幌
スペシャルシングルマッチ
内藤哲也 vs 海野翔太
ウィル・オスプレイ vs タイチ
IWGPジュニアタッグ選手権
(王者)TJP&フランシスコ・アキラ vs (挑戦者)金丸義信&DOUKI
2.5札幌
IWGPジュニアヘビー級選手権
(王者)高橋ヒロム vs (挑戦者)YOH
NJPW WORLD認定TV王座選手権
(王者)ザック・セイバーJr vs (挑戦者)石井智弘
IWGPタッグ選手権
(王者)毘沙門(後藤洋央紀・YOSHI-HASHI)
vs
(挑戦者)TMDK(マイキー・ニコルス・シェイン・ヘイスト)
2.11大阪
IWGP世界ヘビー級選手権
(王者)オカダ・カズチカ vs (挑戦者)鷹木信悟
NEVER無差別級選手権
(王者)タマ・トンガ vs (挑戦者)エル・ファンタズモ
リーザーリーブジャパンマッチ
ジェイ・ホワイト vs ヒクレオ
スペシャルシングルマッチ
棚橋弘至 vs KENTA
上記を見てもわかる通り、このシリーズでは実に多くのカードが組まれているが、
それは新日本プロレスの選手層の厚みと言い換えることができるだろう。
そして今年から本格的に声出し応援解禁へと舵を切った新日本プロレスだが、
今シリーズも多くの会場での声出し応援が解禁されている。
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はたしてこの2023年は会場に本格的に声援が戻り、
その結果以前のあの熱狂を取り戻すことができるだろうか。
そんなビッグマッチが続く今シリーズであるが、
先陣を切るのは1.22愛知の鷹木信悟とグレート・オーカーンのKOPW争奪戦である。
今回のルールに関しては当記事アップ時点ではすでに確定しているが、
おそらくオーカーン提案の異種格闘技マッチに決まりそうだ。
またこのルールに決まるとIWGP世界ヘビー級挑戦権も同時に賭けられるという
ことなのでその部分にも注目が集まりそうだ。
はたしてKOPWの行方、そしてIWGP世界ヘビー級挑戦権の行方はどうなるだろうか。
そして次のビッグマッチとなる札幌大会2連戦初日には
豪華なスペシャルシングルマッチとジュニアタッグのタイトルマッチが組まれている。
まずジュニアタッグのタイトルマッチであるが、
盤石の防衛を続けている王者組のCATCH2/2に、
鈴木軍解散後新たにJUST4GUY’Sとして再出発した金丸、DOUKIが挑戦する。
タイトル待望論も大きいDOUKIが新日本プロレスでのタイトル初戴冠となるのか。
TJPと金丸義信の職人対決も含め激しい戦いが繰り広げられるだろう。
そしてセミとメインには二つのスペシャルシングルマッチが組まれている。
まずセミには1.5ニューイヤーダッシュで抗争が始まったタイチとオスプレイの
決着戦が組まれたが、負けられないのはタイチの方だろうか。
地元での戦い、そしてJUST4GUY結成後では初の大きな試合と言える
このオスプレイとの戦いには是が非でも勝利したいところだろう。
はたしてタイチは地元でこの強大な敵を倒すことができるだろうか。
そしてメインにはこれまた注目のスペシャルシングルマッチである
内藤哲也vs海野翔太というカードが組まれた。
昨年の凱旋帰国から破格と言っていい順調な道を歩んでいる海野だが、
今年最初のシリーズで一気に新日本プロレスのトップである内藤哲也にまでたどり着いた。
このチャンスを生かすも殺すもは海野次第であるが、
ここで一定の評価を得ることができればさらに自身のランクアップが見込めるだろう。
一方内藤哲也には大きなメリットはないといえるが、
ビッグマッチで惜敗続きであった2022年を払しょくするためにも、
この一戦は負けられないところだろう。
はたしてこの戦いに勝利し次につながる飛躍のきっかけをつかむのは
どちらになるだろうか。
さてまだまだその先にもタイトルマッチが数多く控えているが、
そちらに関しては次回の記事で進めていきたいと思う。
次の記事も引き続きご覧いただければ幸いだ。