NJC特設サイトはコチラ
↓
NJC1回戦初日の記事はコチラ
↓
2日目開始時点のトーナメント表はコチラ
↓
(出典:新日本プロレス公式)
6月17日に行われたNJC2日目。
初日は比較的順当な結果になった印象だが、
この日はどうだっただろうか。
個人的な印象では、この日もほぼ順当と言える
結果であったと言えるだろう。
しかし各試合の内容はこの日も素晴らしいモノであったと思う。
今回の記事ではその中から個人的に印象に残った
2試合を抽出し、振り返ってみたいと思う。
この日、皆さんが印象に残った試合はどの試合だろうか。
目次
レインメーカーを惑わせた、外道としての正々堂々とした戦い
(出典:新日本プロレス公式)
やはり今大会の最注目カードは、
このレインメーカと元レインテーカーの
2度目のシングルマッチであろう。
実力だけを考えれば、
比べる余地もないほどの差があるかと思うが、
何が起きるかわからないのがプロレスである。
そして何よりオカダの相手は、
自身のことを誰よりも知り尽くす、
レインメーカーを作った男、外道である。
人の道を外れたこの男であるが、
戦前は何やら真っ向勝負を宣言していた。
しかしおそらく誰一人その言葉を
鵜呑みにした者はいなかっただろう。
もちろんこの試合でもありとあらゆる反則
を繰り返しオカダを攻め立てていたのだが、
ファンはその姿を待っていたように思う。
見方を変えればこの戦法こそ、外道なりの真っ向勝負と言える。
普段以上にありとあらゆる策略を張り巡らし強敵に対峙する。
そう考えれば十分納得できるから外道という選手は不思議である。
試合に関してはもちろん順調にオカダが勝ったわけだが、
外道はそんな勝敗というレベルでは生きていないように思う。
レインメーカー相手に自分の仕事を全うした
外道も別の意味で勝利者と言えるだろう。
そして今もこれからのバレットクラブのことを考え、
その伏線を張り巡らせていることだろう。
やはり外道というレスラーはコンプリートファイターの名に、
相応しいレスラーであると思う。
全ては外道の掌の上ということだ。
金丸義信からの乾杯
(出典:新日本プロレス公式)
結果だけを見るとヤングライオンが、
各団体のジュニアのトップを極めた
ヒールマスターと呼ばれるレスラーに敗れたという順当なモノだ。
しかしその中でも上村優也が
随所に光るものを見せたと感じたのは、きっと私だけではないだろう。
それがこの試合を選んだ大きな理由でもある。
以下は上村優也の試合後のコメントだが、
まずはそちらをご覧いただければと思う。
(来るなり倒れ込み、フェンスを掴み立ち上がりながら)
あぁ! あーークソッ!! いつになっても先輩に勝てない! クソッ!
誰よりも練習してきたのに…、まだまだ足らないということだ……。
次、先輩と……誰でもいい。同期でも、後輩でも。必ず勝ってやる。
まだまだ終わらないっス。僕の目標は『SUPER Jr.』に
出ることなんかじゃないんで……。そんなの当たり前すぎて、
『SUPER Jr.』で結果残して、(IWGP)ジュニアに挑戦してやる!
これからもデカい口叩いてやる。見とけよ!
(引用:新日本プロレス公式)
この気の強さはレスラーにとって必要であり、
ファンの期待感を膨らませる魅力があると言えるだろう。
そのようなところに我々ファンは、
上村ならヤングライオンであっても
何かやってくれるのではと期待するわけである。
そしてその気の強さとともに、
今回目を引いたのはその身体つきである。
見るからに大きくなったその身体は、
中断期間中の鍛錬の賜物だろう。
またそんな上村優也に対する期待感は、
プロレスラー同士でもあるのではないだろうか。
この日の金丸義信しかり、
前日にゴッチ式パイルドライバーを出した鈴木みのるしかり、
上村優也を一人のレスラーとして認めているからこそ
自身のフィニッシュホールドをあえてお見舞いしたのだろう。
(出典:新日本プロレス公式)
上村優也とすれば、もちろん試合に敗れ
悔しいという思いもあるだろうが、
対戦相手のフィニッシュホールドを出させたというところは、
自信を持っていいのではないだろうか。
そして試合後の金丸義信の行動も、
上村優也を認めている証拠であろう。
手に取ったウイスキーを上村優也にかけたその行為は、
きっと金丸義信なりの乾杯ということではないだろうか。
まもなくヤングライオンを卒業するかもしれないこの若武者は、
どのユニットに所属すれば最も輝くことが出来るだろうか?
個人的にはヒールユニットに加入となれば、
彼の良さが発揮されるのではないかと思う。
そんなことを思うと、ますます楽しみが増えるというモノである。
まとめ
この日をもって1回戦の半分、左ブロックの試合が終わった。
現時点でのトーナメント表は以下のようになっている。
↓
(出典:新日本プロレス公式)
皆さんはこの勝ち上がりを見てどう思っただろうか?
上述した通り個人的には順当という言葉が当てはまると感じている。
それに対し来週行われる右ブロックは
どのような結果が待っているだろうか。
実力という視点で言えば、
各カードとも右ブロックの方が接近していると言えるだろう。
つまりあっと言わせる選手が勝ちあがる可能性があるということだ。
そのような来週の予想を考えつつ、この週末を過ごすのも楽しいモノであろう。
新日本が帰ってきたという事実は、ファンをハッピーにする。
そんな当たり前のことを再確認した次第である。
(右ブロックの予想記事はコチラ)
↓
この記事が良かったら↓をクリック
ツイッターはコチラ