ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】7.12DOMINIONについての考察(前編)

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(出典:新日本プロレス公式)

www.njpw.co.jp

 

 

7.12大阪城ホールにて、再開後初のビッグマッチである、

ドミニオンが行われる。

 

 

そして先日主要カードとして、IWGPタッグ選手権、

そしてNEVER無差別級選手権の実施が発表された。

 

 

これで既報済であるNJC優勝者と内藤哲也との間で行われる

2冠戦と併せ3つのタイトルマッチが行われることとなる。

 

 

ではこれからさらに追加で発表されるタイトルマッチは

何かありそうだろうか?

あるとすればそれはジュニアヘビー級関連となりそうだ、

 

 

ジュニアヘビー級のベルトは、

シングルは高橋ヒロム、そしてタッグはSHO・YOHの3Kが保持している。

 

 

まずは惜しくもNJC準決勝で敗北したヒロム。

ドミニオンのカードは空いている状態だが、

再開後の流れの中では適切な挑戦者もいない状況だ。

 

 

よって今回はドミニオンでのタイトルマッチは

行われないかもしれない。

 

 

もし電撃的にタイトルマッチが行われるとすれば、

それは先日7.3に登場した、マスター・ワト(川人拓来)

しか考えられないだろう。

 

 

まずはDOUKIとの抗争となったが、それがジュニアで闘うということの

証であるなら、DOUKIとの試合後何らかのアクションを起こすかもしれない。

 

 

マスター・ワトとしても本気で新日本のてっぺんを狙うなら、

凱旋帰国で注目されている今が勝負であると思う。

 

 

他方、ジュニアタッグはどうだろうか。

状況を整理すると、SHOは上述したようにドミニオンで、

鷹木信悟とのNEVER無差別級のタイトルマッチが決定した。

 

 

しかし相棒のYOHが先日、前十字靭帯断裂という大怪我を負い、

長期欠場を余儀なくされている。

前十字靭帯断裂ということは、半年から1年程度の欠場となるだろう。

 

 

そこで浮上するのはタイトルの返上という問題である。

これをこの段階で行うとするならば、ドミニオンで実施される可能性はある。

 

 

その場合はシングル王者のヒロムが、王座決定戦に絡み、

ジュニア2冠王を目指すことになるかもしれない。

こちらも今後の発表や前日の大阪城初日まで目が離せないところだろう。

 

 

ではかなり前置きが長くなってしまったが、

ここからは先日までに決定されたタイトルマッチについて

書いていこうと思う。

 

 

目次

 

 

 SHOは師匠と言える鷹木信悟を超えることが出来るのか

 

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 (出典:新日本プロレス公式)

 

 

昨年のBOSJの初シングルから1年。

紆余曲折を経て、NEVER無差別級選手権として

3度目のシングルマッチが組まれた。

 

 

今回のNJC1回戦で鷹木信悟がSHOに敗れた所から決まったこの一戦だが、

このタイトルマッチ決定に至るまでの経緯が、

個人的には少々不満が残るところであった。

 

 

通常はタイトルやその選手を狙う側、

つまり挑戦者側の選手からのアプローチがあり、

 

 

それにチャンピオンが呼応し、盛り上がったところで

タイトルマッチが決まるという流れがスタンダードかと思う。

 

 

しかし今回のNEVER戦は、チャンピオン側の鷹木信悟が、

挑発を繰り返し、やっとSHOが最後に行動を

目に見える形で見せたというモノだ。

 

 

厳しいようだがこのあたりがSHOのブレイクしきれない要因だろう。

ファンの期待は明らかに1回戦で鷹木信悟を下した時から、

NEVERに挑戦するために、行動を起こすかという所にあったはずだ。

 

 

そして新日本としてもその前哨戦となるカードを組んでいた。

しかしSHOは小さなリアクションはするものの、

目に見える形での大きなアクションは起こすことはなかった。

 

 

最終的には鷹木信悟が形を作り、ようやく行動したのだが、

一言でいうと行動が遅すぎると言える。

 

 

プロレスにはその時にしかない、空気感や期待感というモノがある。

それを敏感に察知し行動しなければ、ファンの後押しを受けることが出来ない。

 

 

むしろ同じ行動をしても、なぜあの時しなかったのか、いまさらしても遅い

などの批判を浴びてしまうこととなる。

 

 

つまり上述したような能力、状況把握能力とでもいうべきスキルは

プロレスラーには必要不可欠であると思う。

 

 

残念ながら今回のSHOの一連の行動は、映像を通して見ていた

お客様の気持ちとは合致していなかっただろう。

 

 

そして前述したように相棒のYOHが今回大怪我を負ってしまい、

長期欠場が確定的となった。

 

 

おそらくではあるが、お互いのインタビューでもあるように、

今後はシングルへと戦いを移行していくことになるだろう。

つまり3Kはこのまま自然と解消という道を歩むことになるかと思う。

 

 

それはSHOのYOHからの一本立ちを意味することにもなる。

コントロールしてくれる立場の人間から離れるということは、

自らをコントロールしプロデュースしなければならない。

 

 

SHOの長所である真っすぐなファイトや無骨な部分、

そして一生懸命なところは理解しているが、

 

 

本当にこれから一本立ちするなら、それだけでは伸びしろに、

すなわちポジションとしての天井がおのずと見えてきてしまうだろう。

 

 

本当にジュニアのトップに立ちたいなら、

今の姿からは大きく変わる必要があるだろう。

 

 

今回の鷹木信悟戦からはそのような部分を、

SHOには学んでほしいと思う。

鷹木信悟もそのあたりを歯がゆく思っているのではないだろうか。

 

 

まとめ

 

今回のNEVER戦はファンからすると、待望の一戦と言っていいだろう。

1年前からのドラマもあり、ストーリー性も十分である。

 

 

しかし上にも書いたのだが、個人的にはやはり挑戦者が

お膳立てされるという展開は不満である。

 

 

よって今一つ乗り切れない部分があるが、

 戦いの内容でぜひそのモヤモヤを吹き飛ばしてほしいと思う。

 

 

結果的に本編に至るまでのくだりと、

NEVER戦のところがかなり長くなってしまった。

 

 

よってIWGPタッグ、そして2冠戦に関しては

次回の記事で書いていこうと思う。

またそちらもご覧いただければ幸いである。

 

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