現在、SUMMER STRUGGLEシリーズを開催中の新日本プロレス。
今後は8.25神宮大会へ向け熱戦が続いていく。
そしてそれが終われば、まだ公式には発表されていないが、
9月19日よりG1クライマックスが開催される予定である。
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神宮大会からG1までは、現在発表されている限りNEW JAPAN ROAD
の5大会のみとなっているので、おそらくここでは主要タイトルの
タイトルマッチは行われないだろう。
すなわち8.25の各タイトルマッチの勝者がそのままタイトルを保持し、
G1へと突入することとなりそうである。
そうなると注目はやはり2冠王座の行方ということになるだろう。
例年であれば夏にG1があるので、9月以降のビッグマッチで各タイトルの
防衛戦、ならびに権利証マッチが行われる。
しかし今年に限り、G1の最終戦が10月の両国国技館の予定である。
そう考えるとドームまでに行われるビッグマッチは
おそらく11月の大阪大会のみとなるだろう。
そしてその大阪大会では推測であるが
IWGPのタイトルマッチは行われないかと思う。
よって8.25の2冠戦の勝者が、そのまま王座としてドームへと
乗り込むことになるだろう。
私はロスインゴ、ならびに内藤哲也のファンであるので、
ここからは内藤哲也が神宮で2冠戦を奪回した想定で考えてみたい。
内藤哲也の理想はおそらく高橋ヒロムとの幻の対決を、
しかるべき場所、つまり東京ドームで実現させることかと思う。
そう考えると内藤哲也は今年のG1に優勝する必要があると考える。
その理由はこのようなことだ。
上述したように今年はG1の後には権利証マッチはおそらく行われないだろう。
そう考えるとG1優勝者=東京ドームでのタイトルマッチ挑戦者となる。
そこで高橋ヒロムが優勝すればいいが、その可能性は薄いだろう。
なぜならG1と同時期にBOSJが行われると個人的には考えているからだ。
(これに関してはまた別記事で書いてみたいと思う。)
そう考えるとG1で高橋ヒロムが優勝することはないだろう。
よって内藤哲也が以前のインタビューでも語っていたことだが、
自分の手で師弟対決の流れを作るのならば、
優勝し次期挑戦者としてヒロムの名前を呼ぶしかない。
これが内藤哲也が今年のG1に優勝しなければならない理由だ。
一方ヒロムももう一度ヘビー級のタイトルに挑戦するのなら、
さらに実績を重ねていかないとファンは納得しないかもしれない。
幻の師弟対決実現というノスタルジックな理由以外に、
ヘビー級の誰かではなく、ヒロムしかいないでしょ、という実績が必要だ。
おそらくこの展開は、コロナ禍による中断が無ければ、
旗揚げ記念日大会で完結していたかと思う。
しかし幸か不幸かこの一戦は実現せず、よりプレミア感が上がったかと思う。
それがG1後、ドームまでその前哨戦が続けば、
待ち焦がれたファンは大喜びすること間違いない。
現実がどのようになるかはわからないが、ロスインゴファンとしては、
上述した展開になることを願うばかりである。
一方あまり考えたくはないがEVILが防衛した場合はどのようになるだろう。
EVIL自身まだこれからのビジョンを公にしているわけではないので、
何をやりたいか、どうしていきたいのかがファンには伝わっていない。
もしそのままドームまでEVILが王者となると、
大きな意味でファンに王者としての存在を
認めてもらわなければならないと思う。
もっと自ら発信しファンを巻き込んでいくとことが、
そのためには絶対に必要となるはずである。
これは私だけかもしれないが、ロスインゴを裏切りBCへ加入したEVILを
いまだこれまでと同様に応援しているところがある。
実は私は昨年のG1、そして今年のNJCとEVILを優勝候補としていた。
EVILならトップになれる、そしてぜひともその夢を叶えてほしいと思っていた。
今回その願いは叶ったわけだが、
このような展開はもちろん予想していなかった。
そして上にも書いたが、いまだロスインゴの
EVILを引きづって見ているところがある。
これは仮説であるが私のような思いを持っているファンの気持ちを
変えることが出来れば、それはヒールとして一皮むけることになるかと思う。
せっかくのチャンスを活かすも殺すも最終的には、
自分自身でどうにかするしかない。
神宮球場で勝っても負けてもEVILのプロレス人生はこれからであると思う。
内藤哲也の2冠奪取をもちろん願っているのだが、
EVILにもせっかく掴んだこのチャンスを逃してほしくはない想いもある。
袂を分けた二人であるので、現実的には難しいことであるが、
双方ともさらに飛躍してくれることを願っているのが正直なところである。
運命はどちらを選ぶだろうか。。
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