ひーじゃープロレスブログ

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【スターダム】『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020 2 Days』 展望 

 

wwr-stardom.com

 

 

新日本プロレスと同じブシロード傘下である、女子プロレス団体スターダムが、

STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020 2 Days』と題し、

 

8月22日(土)、23日(日)両日にわたり、横浜武道館の

プロレスこけら落とし興行としてビッグマッチ2連戦を行う。

 

 

4月に予定されていた大田区体育館大会が中止となったスターダムとしては、

仕切り直しとなるビッグマッチ2連戦となるだろう。

 

 

会場の規模は下記を参照すると、フルハウスで3000席ということなので、

今回はその半分程度の動員を目指すということになるだろう。

1500人と換算すると、およそ後楽園ホールと同様の収容数となる。

 

横浜武道館は横浜市の公共施設初の本格的な武道場を持つ施設となり、

地上4階建て。1階に約500席を備える武道場、

2階に約3000席を備えるアリーナが設置される。

 (引用:トラベルWatch)

 

 

ビッグマッチ2連戦と言えば、新日本プロレスファンならすぐに思い出すだろう。

今年初頭に行われた東京ドーム2連戦のことを。

 

 

当時の目玉は何といっても2冠戦を巡る攻防であったわけだ。

4人のトップレスラーが2日連続でタイトルマッチを行い、

ただ一人だけが二つの王座を総取りするという新日本初の試みを見せた。

 

 

結果はご存知の通り、内藤哲也が初代2冠王者に輝き、

そして動員数も2日で7万人を記録した。

 

 

今回のスターダム2連戦もそれを意識していないと言えば嘘になるだろう。

系列団体として良いところは取り入れ参考とするはずである。

 

 

まずは簡単にだがスターダムにおける主要なシングルのベルトを

紹介しておきたいと思う。

 

 

ワールド・オブ・スターダム。

通称赤いベルトと呼ばれる団体最高峰のベルトである。

新日本プロレスで言うところのIWGPヘビー級王座と言えるだろう。

 

 

ワンダー・オブ・スターダム。

通称白いベルトと呼ばれる。

新日本プロレスで言えば、インターコンチネンタルのベルトと言えそうだ。

 

 

そして現在のチャンピオンはこの二人である。

ワールド・オブ・スターダム=岩谷麻優

ワンダー・オブ・スターダム=ジュリア

 

 

また決定している両日のメインは以下のカードとなっている。

 

8月22日(土)

◆第8試合:ワールド・オブ・スターダム選手権試合/301本勝負
<王者>岩谷麻優(STARS
vs
<挑戦者>朱里(Donna Del Mondo 

 

8月23日(日)

◆第8試合:ワンダー・オブ・スターダム選手権試合/301本勝負
<王者>ジュリア(Donna Del Mondo
vs
<挑戦者>中野たむ(STARS 

 

 

そして両王者のタイトルマッチ以外のカードは以下となっている。

8月22日(土)

◆第7試合:QQvsDDMスペシャル・シングルマッチ/201本勝負
渡辺桃(Queen’s Quest
vs
ジュリア(Donna Del Mondo

 

8月23日(日)

◆第5試合:スペシャル・シングルマッチ/201本勝負
岩谷麻優(STARS
vs
渡辺桃(Queen’s Quest

 

 

お気づきであると思うが、両王者ともタイトルマッチ以外は、

渡辺桃と対戦することになっている。

 

 

つまり岩谷麻優、ジュリアともタイトルマッチを控えてはいるが、

渡辺桃とも戦うこととなっており、まさに三すくみの状態であると言える。

 

 

これは人数の違いはあるが、新日本プロレスのドーム前に状況と

何やら似ているとは言えないだろうか。

 

 

この2連戦でこの3すくみの展開が完結するとは思えないが、

勝敗が三方睨みあう形になれば、今後のタイトル戦線へ大きな影響を与えるだろう。

 

 

考えられることは初日でジュリアと桃の間で何らかの決着がつき、

(引き分けも考えられる)

翌日の岩谷麻優戦、そしてワンダーのタイトルマッチ後に動きがあるという流れだ。

 

 

そうなればその後、対戦カードはどうなるのかはわからないが、

近い将来新日本のような2冠戦なども行われるかもしれない。

 

 

つまり現在のスターダムにおけるこのトップ3が2本のベルトを争う立場であり、

かつそれは今後のスターダムを牽引する立場であるとも言えるだろう。

 

 

また新陳代謝が圧倒的に速い女子プロレスにおいては、

若い世代の台頭も団体発展のためには不可欠である。

 

 

今回に関してはこのタッグベルトのタイトルマッチが、

その象徴と言えるだろう。

 

◆第7試合:ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合/301本勝負
<王者チーム>林下詩美&上谷沙弥(Queen’s Quest
vs
<挑戦者チーム>舞華&ひめか(Donna Del Mondo 

全員キャリア3年未満というレスラーが争うタイトルマッチである。

 

 

新日本プロレスで言えば、まだまだヤングライオンというキャリアの選手が

争うこととなるわけだが、スターダムにおいてはそれほど珍しいとは言えない。

 

 

全盛期や選手生活自体も短いと言われる、女子プロレスにおいては

このスピード感がいわばスタンダードと言えるのだろう。

 

 

ビッグマッチのセミを飾るということで、プレッシャーはあると思うが、

ぜひ若い力を十分に発揮してほしいところである。

 

 

また別のトピックスとしては先日の記者会見で、

ヒールユニットである大江戸隊がTCSに対しユニット解散をけしかけた。

 

 

それをTCSの小波があっさりと飲んだしまったのだが、

これは何かあるとしかいえない展開だろう。

 

 

この2連戦の結果でユニット解散の行方が決まるようなので、

こちらもタイトルとは別枠で注目するところであると思う。

 

 

今回はいつも新日本プロレスを中心に見ている私が、

スターダムのビッグマッチ2連戦に関し、見どころなどを書いてみた次第だ。

 

 

コアなファンの方が見れば、物足りないかもしれないが

その点はご容赦いただければと思う。

当記事が少しでもスターダムに対しての応援となっていれば幸いだ。

 

 

引き続きアンケートも実施中!

 


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