ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの鷹木信悟が、
先日の東スポ紙上で、電流爆破マッチをブチ上げた。
これは21年前の神宮大会で行われた、
グレート・ムタ対グレート・ニタの電流爆破マッチを
踏まえてのモノだがその発想が素晴らしいと感じた。
ご存知の通り2018年10月、ロスインゴに加入した鷹木信悟であるが、
それ以前はドラゴンゲートに長らく所属しトップを張っていたわけだ。
ドラゴンゲートは新日本より規模が小さく、選手層も限られているため、
より自己プロデュース力が求められる団体であったかと思う。
その中で長年ヒールサイドのトップを張っていたわけなので、
自ずとその部分の力をつけていたということだろう。
自己プロデュースという部分においては、新日本プロレスの中でも
トップクラスであると思う。
どうすれば分厚い選手層の中で、ファンに認めてもらうことが出来るのか、
どの部分をつけばファンに響くのかが経験により身についていると思う。
そんな中、今回の電流爆破マッチを提唱したわけである。
鷹木信悟がNEVERのタイトルを獲得後、これまでより注目度が上がったことは、
誰もが認めるところであると思う。
しかし前回のデスペラードとのタイトルマッチに勝利した後は、
めぼしい挑戦者がおらず、神宮大会に向けては宙ぶらりんの状態であった。
そこで今回のような発信を仕掛けたわけだが、まさに私のように
即座にこの提案は面白いと響いたファンも多いことだろう。
そして鷹木信悟は電流爆破だけではなく、
あのプランにもちょっかいをかけている。
「そういえば出場者がルールを持ち込んで、
ファン投票で決めるタイトルがあった。
いざとなればそこにNEVERをぶち込むのもありだな」。
オカダ・カズチカ(32)が提唱した「KOPW2020」
への参入も示唆した。
(引用:東京スポーツ)
まさかのKOPWへの参入の目がここに出てきたということだ。
よく考えると、KOPWは対戦するレスラーがそれぞれルールを持ちより、
それをファン投票にかけルールを決定するというルールである。
これはまさにジァイアン、もとい鷹木信悟のために
あるようなものではないだろうか。
もし本当に鷹木信悟が参戦するようなことがあれば、
このKOPWの注目度は俄然増すことになるのは間違いない。
そして1回戦を突破するようなことがあれば、
今回の紙面にもあった仰天のプランが神宮球場で実現するかもしれない。
それはコチラを参照いただきたい。
仮に鷹木が参入し、ファンの支持も得た場合は
「NEVER無差別級選手権および
KOPW初代王者決定電流爆破4WAY戦」という
煩雑を極める一戦が浮上する。
(引用:東京スポーツ)
NEVERとKOPW初代王者の2冠が賭けられ、
かつ4WAYであり電流爆破もついているという、
何が何だかわからない一戦が実現することとなる。
しかしロスインゴという、新日本プロレスで
最もスタイリッシュなユニットでありながら、
全国の寺社仏閣を参拝し、また数珠を身に付けて入場するという
独自の感性を持つこの男であれば、何が起こっても不思議はない。
お前の物は俺の物、俺の物も俺の物。
これはジァイアンの有名なセリフであるが、それを地でいく鷹木信悟なら、
NEVERのみならず、KOPWをもかっさらっていくかもしれない。
そしてタイトルのみならず、
この大会を観戦したファンの心までも
持っていく可能性もある。
2冠戦線という本流からは少し離れた位置にいるが、
このNEVER王者は常に注目に値する男であることは間違いない。
そしてこれからも我々ファンを決して飽きさせることはないだろう。
まずは神宮まで鷹木信悟がどのような展開を
作ってくれるのかに期待したいと思う。
P.S
↑
鷹木信悟と鈴木みのるの遺恨勃発!
『御礼』
当記事が節目の500記事目となりました。
ここまで続けられたことはいつもお越しいただいている読者様のおかげです。
これからも微力ながら、プロレス、特に新日本プロレスの良さを
世間の皆様に伝えていければと思っています。
引き続きよろしくお願いいたします。
神宮2冠戦アンケート引き続き実施中!(ただいま内藤哲也がリード!)