ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】G1 CLIMAX 30 9.30 後楽園ホール大会2日目 Aブロック

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(出典:新日本プロレス公式)

 

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今回の記事では、先日9.30後楽園ホールにて行われた、

G1クライマックス30 Aブロック公式戦第4戦について書いていきたいと思う。

 

 

さて今大会が始まるまでは、ジェイ、タイチの二人が

3連勝でAブロックのトップを走っていたが、

 

 

結果から先に言うと、今大会を終えなんと5人が3勝1敗で並ぶ、

大混戦の様相を呈した展開となっている。

 

 

こういった大混戦はG1の風物詩でもあるが、今年のG1も例年通り、

いやこのAブロックは例年以上に混迷を極める展開で進んでいくのかもしれない。

 

 

それではここからはその後楽園大会を

私なりの視点で振り返っていこうと思う。

 

 

目次

 

 

 

GOAT vs KING SWITCHの戦い

 

 

まずはセミファイナルに組まれた、

オスプレイ対ジェイの一戦について進めてみたいと思う。

 

 

ともに27歳にして、今や新日本のトップ外国人選手と言える二人の戦いは

互いに持ち味を出し合った好勝負であったと言えるだろう。

 

 

そして二人が新日本にいる限りこの戦いは、

新たな名勝負数え歌として新日本マットを彩っていくことになるはずだ。

 

 

現時点の新日本での実績ではジェイが上回ってはいるが、

近い将来オスプレイも同様の場所まで昇りつめることだろう。

二人が至宝のベルトを争う日はもう間もなくであるということだ。

 

 

さてここでお互いの今後の日程をおさらいしてみようと思う。

次戦より順番に書くと

 

 

オスプレイ=飯伏、みのる、タイチ、コブ、そして最終戦でオカダ。

ジェイ=コブ、タイチ、裕二郎、みのる、そして最終戦は石井。

 

 

対戦表だけを見てみると、飯伏、オカダという2強を残している

オスプレイが不利なように見えるが、

今のオスプレイなら全員を打破する力は十分に持っているはずだ。

 

 

またジェイはすでに飯伏、オカダ戦を終えているので、

残りカードはオスプレイに比べれば有利であると言える。

 

 

つまり二人はこのまま1敗で最終戦に臨むことも十分に考えらえるということだ。

そうなるとこの日勝利したオスプレイが有利であると言えるだろう。

 

 

この二人のどちらかが史上二人目の外国人選手としての優勝を果たす可能性は、

序盤を終えグンと高まったと言えるのではないだろうか。

 

 

マネークリップにこだわるオカダカズチカ

 

 

 マネークリップ。

これは現在オカダがフィニッシュホールドとしている、

変形コブラクラッチの正式名称である。

 

 

今大会のタイチ戦もこのマネークリップで何とか勝利を収めたわけだが、

実質試合を支配していたのはタイチであったという印象だ。

 

 

このマネークリップへのこだわりは、レインメーカーに頼らない

新たなオカダカズチカ像を我々ファンに見せるという目的かと思うが、

腰の不安も相まって、今一つファンに支持されていないように感じる。

 

 

我々ファンが持っているフィニッシュホールドのイメージは、

それを出せば終わり、つまり一撃必殺ということだが、

 

 

このマネークリップは技の入り方の違いはあれ、

一試合で何度も繰り出されるので、その部分が弱いと感じてしまう。

ファンが乗り切れない理由はおそらくそこにあるのではないかと思う。

 

 

違う見方をすれば、ここにレインメーカーを解禁すれば、

より最強のオカダカズチカが生まれると言えるが、

本人にはレインメーカーを解禁するという意思はないように見える。

 

 

ある意味今はこれまでとは違う新たなオカダカズチカを見ていると思うが、

それは個人的には進化という風には捉えられないという印象だ。

 

 

果たして今後のG1リーグ戦をオカダは無傷で乗り切れるだろうか。

不安は尽きないところである。

 

 

進化し続ける激烈な漢同士の戦い。

 

 

最後に今大会のメイン。

石井智宏対鷹木信悟についても触れておきたいと思う。

 

 

この戦いというものは、試合後石井智宏が言ったこのコメントに

全てが集約されていると言っていいだろう。

まずはそのコメントを確認いただければと思う。

 

3連敗? それがどうした。それと鷹木、そんなもんな

激烈でもなんでもねえんだ。戦う上でこれが当たり前なんだ。

てめえとはよ、1回勝った負けたの次元の話じゃねえんだ。

わかったか

 (引用:新日本プロレス公式)

 

 

俺たちの戦いは1回勝った負けたの次元ではない。と石井は語っているが、

それはつまり今回見せた戦いが当たり前で、

また二人の戦いには終わりはないということだろう。

 

 

二人は所属しているユニットは違うが、置かれている立場、

そして期待されている役割に関しては似た者同士であると言えるだろう。

 

 

二人は誰が相手でも名勝負を作ることができ、ファンを沸かせているわけだが、

その代償と比例したポジションにいるとは言い難いと思う。

つまり今の二人には見えない壁のようなものが存在していると言えるだろう。

 

 

ともに生え抜きではなく他団体から来たということもあり、

決してメインストリームを歩んでいるとは言えないと思う。

 

 

そのようなこともあり互いに表立って認めることはないと思うが、

二人は共鳴している部分が多々あるのではないかと思う。

 

 

プロレスというものは決して華やかなスター達だけでは

成り立たないジャンルであると思う。

 

 

つまりプロレスにはこのような激烈なレスラーが

絶対に必要不可欠であるということである。

 

 

次戦の対戦カード

 

 

では記事の最後に次戦の対戦カードを添付しておきたいと思う。

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

Aブロックの次戦の注目カードは

やはりメインの飯伏対オスプレイ戦だろうか。

 

 

この対戦の結果は後半戦の展開を考えると、

かなり大きな意味を持つと思われる。

 

 

さて、この大混戦のAブロックを抜け出す選手が出てくるのか。

もしくはさらに混戦に拍車がかかるのか。

その行方はこの大会でぼんやりと見えてくるはずのではないだろうか。

 

 

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