ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】50周年を迎える新日本プロレスを背負う男は誰だ?

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(出典:新日本プロレス公式)

 

12.24後楽園大会で今年最後の興行も終わり、

いよいよ次の大会は50周年のスタートとなる

レッスルキングダム16(以下WK16)となった。

 

 

そのWK16では多くのタイトルマッチやSPシングルマッチが行われるが、

その中でもやはり最も注目されるのは、3本のベルトとそれぞれのイデオロギーが

ぶつかるIWGP世界ヘビー級王座をめぐる戦いだろう。

 

 

現王者である鷹木信悟とG1クライマックス31覇者のオカダカズチカ、

そしてリアル世界ヘビー級王者を名乗るウィル・オスプレイ。

 

 

彼ら3人が至宝の王座をめぐりぶつかり合うこの戦い。

いったい誰が設立50周年となる新日本プロレスを背負う男になるのだろうか。

 

 

これに関してはSNSなどを筆頭に各所で議論が活発に行われているが、

多くのファンも誰が勝ってもおかしくないと意見が分かれているようだ。

彼らの実力を考えればこのような状況は納得できるところだろう。

 

 

ではここからは私の個人的な意見を書いてみたいと思うが、

50周年という節目の年にその象徴としてふさわしいのは誰か?

という視点で考えると、それはオカダカズチカになるだろう。

 

 

ここまでの実績はいまさら語るべくもないが、

ここ10年近く新日本プロレスを牽引してきたのは、

間違いなくこのレインメーカーであった。

 

 

文字通り新日本復興の象徴として、カネの雨を降らせてきたオカダが

再び頂点に返り咲けば誰もが納得する形になるだろう。

つまりそれは50周年を迎えベルトが納まるべきところに納まったということだ。

 

 

唯一の懸念は時代の逆戻りという部分だが、

2冠王座から始まったここ2年間の混乱を考えると

一度オカダでその流れを清算するということも必要と言えそうだ。

 

 

50周年でオカダカズチカ。

あまりにも王道路線と言えるが今新日本ファンが

求めているのはこのような姿かもしれない。

 

 

またもし時代を一歩進めるのであれば、

それはウィル・オスプレイということになるだろう。

 

 

前回の戴冠時には惜しくもケガのため

防衛戦を行うことなく王座を手放してしまったが、

今回の三つ巴戦がその仕切り直しと考えれば、

オスプレイの戴冠も十分に考えられるところだ。

 

 

また他の二人にはない部分を考えるとそれは新鮮さというところになるだろう。

もしオスプレイが今回再びベルトを戴冠すれば、

その後タイトルマッチを行うことになるわけだが、

 

 

誰が挑戦者であってもこれまでの新日本のタイトル戦線では、

見たことがない展開が繰り広げられることとなる。

これは興行を行うにおいては大きなストロングポイントになりえるだろう。

 

 

ではオスプレイ戴冠時の今後のタイトルマッチの候補者を、

今回の二人以外のレスラーで考えてみるとどのような選手がいるだろうか。

 

 

まずはこのWK16でオスプレイと同じUEのコブと戦う内藤哲也。

内藤哲也がコブに勝利し、かつオスプレイが王者となれば、

彼ら二人がぶつかるという展開も大いに考えられるだろう。

 

 

この二人はこれまでほとんど肌を合わせていない印象があるだけに

かなり新鮮味に溢れるカードとなる。

個人的にはこの展開となる可能性は大いにあると考えている。

 

 

またその他で考えれば、バレットクラブ勢の二人が思い浮かぶ。

それは日本で考えればEVIL、そして海外であればジェイ・ホワイトである。

 

 

この二人とオスプレイの戦いもこれまであまり記憶がないだけに、

もしこの戦いが実現すれば非常に楽しみだ。

 

 

特にジェイとは同世代でもあり、また新日本におけるトップ外国人選手を

賭けた戦いと言う側面も含まれそうだ。

そう考えるとこの展開も非常に興味深いものとなりそうだ。

 

 

では最後に現王者であり今年の新日本を牽引した鷹木信悟に関してだが、

今後の展開を考えると最も不利な立場であると言えるかもしれない。

 

 

しかし数々の難敵を打ち破り現在の地位を築いたチャンピオンが、

ここでもその実力を発揮し、連日のタイトルマッチを乗り越える可能性も

もちろん十分に考えられる。

 

 

鷹木信悟が2021年に続き2022年も新日本の中心に立ち続けることが出来るのか。

現王者の意地にも大いに期待したいところだ。

 

 

思えば2021年のWK15で2冠王座を争った内藤哲也、飯伏幸太、ジェイ・ホワイト。

それぞれケガやコロナ禍という側面はあったとはいえ、

誰も今回のWK16のメインには名前がない。

 

 

それは新日本プロレスの選手層の分厚さの証明であり、

かつ展開の速さの証明とも言えるだろう。

 

 

そしてその過酷さは2022年もきっと変わらないはずだ。

だからこそ新日本プロレスは面白いと言えるのではないだろうか。

 

 

 

 


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