コロナ禍以降、最もサプライズが満載の大会となった先日の5.1福岡ドーム大会。
そのプロレスファンからも評価の高いこの福岡ドーム大会から展開は大きく動き出した。
そしてその流れに呼応するように新日本プロレスも、
次の国内でのビッグマッチであるドミニオンのカードを大会翌日に発表した。
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そこで今回の記事ではそのドミニオンについて書いていこうと思うが、
この大会も福岡ドーム大会に続き、
新日本プロレスの本気が感じられる大会となることは間違いないだろう。
まず最初はメインを飾るであろう、オカダカズチカvsジェイ・ホワイトの
IWGP世界ヘビー級選手権について書いていきたいと思う。
5.1福岡ドーム大会で約1年ぶりに日本マットに登場したジェイ・ホワイト。
メイン終了後にオカダを襲撃し、新生バレットクラブをこれ以上ない形で
我々ファンにアピールすることに成功した。
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その勢いをもってドミニオンでのオカダとのタイトルマッチが決定したが、
流れとしてはジェイ・ホワイトが優勢と言っていいだろう。
ここまで盤石の強さを見せているオカダだが、
今回のジェイ・ホワイトとの一戦はかなり苦戦することになるだろう。
オカダとすればこのジェイ・ホワイト戦をクリアすれば長期政権も視野に入るが、
個人的にはジェイ・ホワイトが新たなベルトコレクションとして、
IWGP世界ヘビー級王座を手に入れるのではないかとみている。
はたして今後も50周年の主役としてオカダがベルトを守ることができるのか、
もしくはジェイ・ホワイトが戴冠し、よりバレットクラブを勢いづかせるのか、
大注目の一戦となることは間違いないだろう。
そして次に注目するカードと言えば、それは新鮮味も加味すると、
約6年ぶりに新日本マットに戻ってきたカール・アンダーソンが
タマ・トンガに挑戦するNEVER無差別選手権ではないだろうか。
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実はこの二人の関係はかなり深く、ともにバレットクラブ創設メンバーである。
またタマ・トンガはカール・アンダーソンのことをセンパイとして慕っていた間柄だ。
そんな背景を知っていると、この対戦はかなりエモーショナルな戦いに思えるが、
現在の抗争の状況を考えれば、そんな空気感の戦いにはならないだろう。
乱戦必至のこの戦いを制し、抗争のイニシアティブをとるのは
GoDか、それともバレットクラブか。
その行く末も含め、こちらも注目の一戦となるだろう。
さて今回はドミニオンで注目となる二つの戦いをピックアップしたが、
その他にもすでに新王者となったファレとチェーズに
UEの前王者、コブ、オーカーンが挑むIWGPタッグ戦、
そしてこれもリターンマッチとなる鷹木信悟とタイチの
KOPW争奪戦が発表されている。
そしてその他にもIWGPジュニアやUS王座のタイトルマッチも
今後の展開を受けラインナップされることになるだろう。
またその他にもビッグマッチに相応しいカードがマッチメイクされるはずだ。
コロナ禍以降最高の盛り上がりを見せた福岡ドーム大会に続き、
このドミニオンも大きな盛り上がりを見せるのか。
今から楽しみで仕方がないのは私だけではないだろう。