昨日、現地時間11.13に行われる『BATTLE IN THE VALLEY』の
第一弾カードが発表された。
今回発表されたカードは前回のアメリカでのビッグマッチで
遺恨が勃発したジェイvs石井のNEVER戦。
そしてサプライズとなるＧ1覇者オカダカズチカの電撃参戦である。
当初NEVER王者ジェイは石井からの挑戦を拒んでいたが、
今回挑戦を受ける条件として、石井が負ければ二度とNEVERに挑戦できない、
というとんでもない条件を突きつけた。
それを漢である石井智宏は受け入れたわけだが、
これも今後を見据えたジェイの策略かもしれない。
どちらが勝ってもただでは終わりそうもないこの戦い。
はたしてどのような結末を迎えるのだろうか。
そしてもう一つ発表された、Ｇ1覇者オカダカズチカのアメリカ大会参戦。
ちょうど日程的に日本ではBOSJとWTLが行われるので、それらに出ることのない
オカダの参戦が可能となったのだろう。
現地ファンにとって、再び最強のレインメーカーとなりつつある
オカダのファイトを生で見ることができるのは嬉しいサプライズと言えそうだ。
そして別の視点での注目としてはドーム前となるこの時期に、
久しぶりにジェイとオカダが同じ大会に出場することだろう。
もしジェイがWK16から再び日本に戻ってくるのなら、
ここで必ずオカダに対し動きを見せるはずである。
機を見るに敏なジェイがこの機会を見逃すわけはないはずだ。
またまだ発表はされていないが、もしここにオスプレイの参戦も決定すれば、
これまで交わることのなかった3人がついに遭遇することになる。
オスプレイにとってもオカダは自身のケガで防衛戦が流れた
ある意味因縁深い相手と言える。
そしてそれをきっかけにベルトが返上となり、
今のリアルIWGP世界王者を名乗ることになったので、
オスプレイとしてもどこかで決着をつけたいと考えているはずだ。
そのような経緯を踏まえると、
この二人の関係からも目を離すべきではないだろう。
そしてジェイとオスプレイ。
この二人の共通点は元々CHAOSに所属しており、
結果的にオカダを裏切り、現在のポジションを勝ち得たということだ。
裏返せばそれだけオカダという存在が大きいということだが、
彼らは二人は真の意味でオカダを超えたというわけではないとも言える。
このように考えると乱立した3つのベルトの行方に、
ジェイが加わる可能性は大いにあり得ると言えそうだ。
そうなるとWK16に向かう展開がますます面白くなるとも言える。
この大会がワールドでライブ配信されることになっていることを考えても
今後の展開において大きな意味を持つことになるだろう。
↓
この大会が配信される前日にはBOSJ＆WTLが開幕となるが、
このアメリカ大会も決して見逃してはいけない大会となりそうだ。
今後の追加カードも大い期待しておきたいと思う。
