7.15についに開幕した新日本プロレス真夏の祭典、Ḡ1クライマックス33。
その初日となる札幌大会では早くも多くの激闘が繰り広げられた。
この初日は新世代が数多くノミネートされたAブロックのカードもあり、
注目カードも数多くあったが、個人的には第6試合に行われた、
辻陽太vs清宮海斗戦に注目していた。
この戦いは戦前から辻陽太が積極的に行動を仕掛け、
その時点ではイニシアチブをとっていた印象だが、
本番の戦いは清宮海斗がここまでの経験値の違いを見せて勝利を収めた。
この結果は凱旋帰国後、ここまで一気にその存在感を高めて来た辻陽太にとっては
悔しいかと思うが、リーグ戦はまだ始まったばかりでもあるので、
残りの試合でこの敗戦を払拭するほどの戦いを見せてくれるはずである。
この敗戦を糧にして今後辻陽太はどんな戦いを見せてくれるのか?
GENE BLASTと呼ばれる男の巻き返しに期待しておきたいと思う。
その他にも新世代対決としては第4試合に海野翔太vs成田蓮の戦いも今大会で行われた。
結果としては20分時間切れ引き分けとなり決着はつかなかったが、
この引き分けが何を意味しているのかはもう少し後で分かるのかもしれない。
この二人には今後、王者SANADA戦、そして新世代対決となる清宮海斗、
辻陽太との戦いが残っている。
そこでこの二人がどのような結果を残すのかにより、
この引き分けが持つ意味は大きく変わってくるだろう。
そして最後はこの日の8試合の中で唯一番狂わせと言っていい結果となった
ウィル・オスプレイvsタイチについて振り返ってみよう
先日のForbiddendoorでケニー・オメガとの激闘を制し、
IWGP USヘビー級王座を奪還したウィル・オスプレイ。
その初戦の相手は上述したように現KOPW王者のタイチである。
ここまでの実績や現状の勢いを考えればオスプレイ有利かと思われたが、
途中オスプレイのアクシデントの影響もあったのか、
最後はタイチがブラックメフィストを決めオスプレイに勝利した。
このBブロックではオカダと並び大本命とされるオスプレイの敗戦は、
今後どんな影響を与えるのか。
引き続き注目しておく必要があるだろう。
最後にABブロックの星取表を添付しておくので、観戦のご参考としてもらえれば幸いだ。
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