ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】G1 CLIMAX 30 9.27 神戸ワールド記念ホール大会 Aブロック

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(出典:新日本プロレス公式)

 

(関連記事はこちら)

www.hi-jyapw.com

 

 

 

G1クライマックス30 Aブロック第3戦が神戸ワールドにて開催された。

ここまでの星取はジェイ、オスプレイという二人の若き天才と

ユニットのボス、鈴木みのるをも撃破したタイチの3名が連勝を飾っている。

 

 

今大会を終えさらにこの3人が連勝を伸ばしたのか。

それとも彼らの連勝を止めるレスラーが出てきたのか。

ここからはその神戸大会を振り返ってみようと思う。

 

 

目次

 

 

これはG1ではないJay1

 

 

見出しにもある、”これはG1ではないJay1だ”という言葉。

この発言はジェイが試合後リング上で言い放ったのだが、

 

 

今回のG1でのジェイを見ればそれも頷けるものがある。

それほど今のジェイは圧倒的な強さを誇っていると言えるだろう。

 

 

この序盤戦でオカダ、飯伏、鷹木信悟という

Aブロック屈指の実力者3名をスイープしたこの男を

これからのリーグ戦で誰か止めることが出来るのか。

 

 

今後の対戦を見るとそのカギを握るのは、

やはり次戦のオスプレイと言えるだろう。

 

 

今大会では惜しくも鷹木信悟に敗れ、連勝が止まったオスプレイだが、

その進化した実力は、残りの対戦メンバーの中では屈指のものであると思う。

 

 

別の視点で見ると、もしジェイがこのオスプレイをも撃破すれば、

現実的に全勝での勝ち上がりも見えてくる。

 

 

その上でさらに優勝まで果たしてしまえば、

後で振り返ったとき、この大会はジェイの言葉通り、

G1ではなくJay1であったと語り継がれるだろう。

 

 

いったいこの男の伸びしろはどこまであり、

今後どこまで進化していくのだろうか。

だれもそのポテンシャルの大きさを測り知ることはできないだろう。

 

 

先の見えないオカダカズチカ

 

他方、今大会このジェイに敗れたオカダカズチカ。

Aブロック3戦を終え早くも2敗となり苦しい状況となっている。

 

 

しかもこの2敗は直接のライバルと言える、ジェイと飯伏から喫したものである。

決定戦進出という観点からみると、極めて厳しくなったと言わざるを得ないだろう。

 

 

またこの低迷ともいえる原因はすでに

多くの媒体でも語られていることだが、

現在のフィニッシュホールドに起因すると言われている。

 

 

再開後のNJCよりフィニッシュホールドを、

レインメーカーから変形コブラクラッチに変更したのだが、

それが功を奏していないということである。

 

 

レインメーカーを封印した本当の理由、

それは当のオカダ本人にしかわからない。

 

 

対外的にはコブラクラッチの方が今はフィニッシュがとりやすい

というような説明をしているが、それが本当の理由なのかは不明である。

 

 

レインメーカーを封印したのが、

IWGPから背を向けた時期とリンクしていることを考えると、

 

 

やはりレインメーカーだけではない、

新しいオカダカズチカ像を作り上げたいということが、

封印の大きな理由ではないだろうか。

 

 

しかしそれが上手くいっているかと言えば、現在は?マークがつくだろう。

これは私だけかもしれないが、コブラクラッチでトップどころの選手たちが、

ギブアップするという姿がどうにも想像できないからである。

 

 

想像できない=技の説得力ということになるだろうが、

それ以外にも、執拗にギブアップを狙うというスタイルが、

オカダの魅力を消しているような気がする。

 

 

これらのことを考えると、このG1でのオカダは相当苦労する可能性がある。

また腰の不安なども考えれば、言い方は悪いが他の選手にとっては、

オカダから勝利するチャンスが大きくなったと言っていいだろう。

 

 

オカダはジェイと対照的にこのG1は大きく追い込まれている現状だ。

レインメーカーの逆襲を期待したいが、今は先の見えない状態なのではないだろうか。

 

 

GOATを破ったTHE DRAGONの底力

 

昨年のBOSJ優勝決定戦の再戦となったこの因縁の戦い。

前回の戦いもベストバウトの声が高かったが、

今回の一戦もそれと同等、もしくはそれ以上の戦いであったと言えるだろう。

 

 

この一戦に臨むまで鷹木信悟はリーグ戦2連敗を喫していた。

決定戦進出を狙うなら、すでに2敗はリミットといってよいだろう。

 

 

そしてそんな中迎えた3戦目は、進化した自らをGOAT

the greatest of all time=史上最高)

と呼ぶオスプレイとの戦いであった。

もしここで敗れることがあれば、早々と予選敗退が濃厚となる一戦だ。

 

 

しかし崖っぷちに追い込まれたTHE DRAGONは強かった。

モンスターと化したオスプレイを激闘の末破ったのだ。

 

 

前所属団体のドラゴンゲートの聖地であるこの神戸ワールドで、

オスプレイへのリベンジとともに、このG1で見ても大きな1勝を挙げたことは、

デビュー当時からを知っている私も大変うれしく感じた。

 

 

そしてそんな鷹木信悟は、試合後の以下のコメントを残した。

 

確かに俺はベルトもねえ、実績もねえ、何もねえ。

だがなぁ!(自分の胸を指し)魂だけは残ってんだ。

あいつは身体でかくしてパワーアップしてもスピードが落ちない

おい、化け物か、あいつ。確かにあいつはモンスター級だ。

だがな、俺にも意地とプライドと底力があるんだ。

 (引用:新日本プロレス公式)

 

 

鷹木信悟が何もないとは思わないが、この一戦はまさに意地とプライド、

そして底力でオスプレイをねじ伏せたと言っていいだろう。

鷹木信悟の逆襲はいよいよここからが本番である。

 

 

まとめ

 

ここまでAブロックが3戦まで終了し、全勝はジェイ、タイチの二人だけとなった。

この段階でのタイチの3連勝はちょっとしたサプライズという印象だ。

今後の展開はこの聖帝がカギを握っていると言っていいだろう。

 

 

最後に次戦のカードを下に添付しておく

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 (出典:新日本プロレス公式)

 

注目はやはりセミに組まれたオスプレイ対ジェイの一戦と

個人的には思っている。

皆さんの注目カードはどのカードであろうか。

 

 

Aブロックの勝ち抜けアンケートは間もなく終了!

 

BOSJは今年開催されるか?

 


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