ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】イデオロギー闘争再び。 ~IWGP世界ヘビーとIWGPヘビー~

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(出典:新日本プロレス公式)

「飯伏幸太が封印した4代目IWGPヘビーのベルトを“権利証”にしてもらいたい。それを持って飯伏幸太を待ちたい」『G1』覇者・オカダが菅林会長へ直談判!【10.22一夜明け会見】 | 新日本プロレスリング (njpw.co.jp)

 

G1クライマックス31覇者オカダ・カズチカ。

そしてIWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟。

 

 

ともに同じルーツとなる龍の遺伝子をもつ二人の

イデオロギー闘争がここ新日本プロレスで勃発した。

 

 

その経緯を説明すると、通常G1覇者には1.4東京ドームでの

挑戦権利証が渡されるわけだが、今回オカダはその権利証ではなく、

今年封印されたIWGPヘビー級のベルトをその代わりとして要求したのだ。

 

 

今回G1制覇をはたし、ついに戦いの最前線に帰ってきたオカダは、

早速とんでもない爆弾を投下したわけだが、

この要求に黙っていないのは現IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟である。

 

 

その鷹木信悟の意見は以下のツイッターを見ていただければと思う。

 

 

この連日の投稿をみれば、現チャンピオンがオカダに対し、

どれだけ憤慨しているのか、ご覧の皆さんもよく理解できるかと思う。

 

 

それもそうだろう。

今回のオカダの発言は己のチャンピオンとしての存在を全否定されたようなものだ。

 

 

またそのような扱いをされてこの男が黙っているわけがない。

ドーム決戦に向け近年にないピリピリとした前哨戦が見られそうである。

 

 

そして今回勃発したイデオロギー闘争には、

また別の側面も見え隠れしている。

それはオスプレイの持つもう一つのベルトの存在だ。

 

 

もしオカダに今回IWGPヘビー級のベルトが渡されれば、

鷹木信悟の持つ本来のベルトと併せ3本のベルトが存在することとなる。

 

 

これは3人がそれぞれの立場で王者であることを

主張してるがゆえに起こっていることだが、

このまま3本のベルトが存在し続けることは考えにくいところだ。

 

 

おそらくこの決着戦となる舞台は来たるWK16となるだろう。

今年のWK15では1.4と1.5で内藤哲也、飯伏幸太、ジェイ・ホワイトという

3人の戦いが行われたが、ことしは上記の3人で行われるのかもしれない。

 

 

二冠統一とは違う新たなテーマ。

それはいったい真の王者は誰なのか?というテーマになりそうだ。

 

 

IWGP世界ヘビー級王者 鷹木信悟

vs

G1クライマックス31覇者&4代目IWGPヘビー級王者 オカダカズチカ

vs

リアル世界ヘビー級王者 ウィル・オスプレイ

 

 

対戦カード風に書けばこの三つ巴の戦いはこのようになる。

どれをとってもなんとも魅力的なカードであるが、

ここにさらに内藤哲也やジェイ・ホワイトの参戦も考えられる。

 

 

2022年新日本プロレスは創立50周年という大きな節目を迎えるが、

現在の展開のうねりを見ていると、コロナ禍で低迷したと言われる分を

一気に取り返すほどの凄いことが起こる予感が漂っている。

 

 

そしてその中心に立つのはやはりオカダカズチカなのか?

それとも時代は次の世代へと渡るのか?

もしくは内藤哲也を筆頭とした昭和57年世代が意地を見せるのか?

 

 

本日から始まる新シリーズはもちろんのこと、

今後の新日本プロレスから目を離してはいけないだろう。

 

 

 


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