8.9静岡で行われたDブロックのリーグ最終戦。
この日の結果で8.10船橋で行われる決勝トーナメント進出のメンバーが
全て決まるわけだが、最終的にその座を射止めたのはこの二人であった。
そうそれは内藤哲也とザック・セイバー・jrの二人である。
今大会ではまず第7試合でジェフ・コブとザックの盟友であるシェイン・ヘイストが
対戦したが、ヘイストが文字通り足を引っ張る形で両者リングアウトに持ち込み、
ザックをアシストした。
これによりコブは9点どまりとなり一歩後退となってしまった。
そしてこのアシストを受けたザック・セイバーjrは後藤洋央紀を、
しっかりと関節技で仕留め勝利を収めた。
この瞬間ザックの初となる決勝トーナメント進出が決定した。
そしてその流れを受け、メインの内藤哲也vs棚橋弘至が始まったわけだが、
棚橋にはすでに決勝トーナメント進出の可能性がなくなり、
また内藤哲也は引き分けでは進出できず、勝利することが条件となった。
試合はほぼ棚橋弘至が攻め展開が続き、内藤哲也は防戦一方となったが、
最後は内藤哲也が丸め込みで棚橋弘至を倒し、
結果的にDブロックの1位で決勝トーナメント進出を決めた。
その結果決まった準々決勝のカードは以下である。
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この準々決勝は8.10船橋大会で行われ、当記事アップ時点では結果が出ているが、
現在執筆している時点ではまだ判明していないので、
それらを踏まえ読んでいただければと思う。
まずこのカードを見る限り、もっとも準決勝進出の可能性が高いのは
内藤哲也だろうか。
相手のヒクレオのサイズやパワーはもちろん恐いところであるが、
内藤哲也はこのようなパワー系のレスラーは得意としており、
おそらくここも受けに受けた後、なんとか勝利をおさめることに
なるでのではないだろうか。
そして次に勝利の可能性が高いのはやはりオカダ・カズチカだろうか。
相手のザックはもちろん強敵であることは間違いないが、
3連覇を目指すオカダとしては、準々決勝で負けられない思いが強いだろう。
はたしてレインメーカーは3連覇の夢をつなぎ両国へと進むことはできるだろうか。
そして残るは2試合となるが、こちらに関しては正直どちらが勝利しても
おかしくはないと思っている。
特にSANADAvsEVIL戦に関してはSANADAがリーグ戦を全勝で突破しただけに
もし負けるとしたらここではないかと思っている。
そしてもう一つのオスプレイvsフィンレーという王者対決は
順当にいけばオスプレイということになるが、
フィンレーのここ最近の勢いはすごいものがあるだけに、
ここで番狂わせがあってもおかしくはないだろう。
ここまでをまとめると個人的な準決勝進出予想は
EVIL、オカダ・カズチカ、デビッド・フィンレー、内藤哲也となるが、
はたしてどんな結果となっているのか。
そんな準決勝が行われる両国国技館大会は、明日12日、17時スタートだ。