ひーじゃープロレスブログ

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新日本プロレス Togetherプロジェクト 内藤哲也・髙橋ヒロム インタビュー

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www.njpw.co.jp

 

目次

 

 

かなり前の話となるが、今回のTogetherプロジェクトの第一弾として、

内藤哲也と高橋ヒロムのインタビュー映像が公開された。

今回はそちらについて書いてみたいと思う。

 

 

二冠王者からの指名

 

今を大切にしていると語る、内藤哲也。

そして日に日に存在感を増している、今の高橋ヒロムと試合をしたいという

気持ちを口にした内藤哲也。

 

 

この二冠王者からの指名を受けたヒロムのインタビューでの顔は、

本当に嬉しそうであった。

夢が一つ叶ったわけであるからそれは当然だろう。

 

 

内藤哲也はこうも言っている。

昨年ケガをした時に、いつまでもプロレスが出来るわけではない。

ならもっと今を大切にしなければいけないと。

 

 

お互い最高のシュチュエーションで対戦したいと願っていたが、

その部分でも現在は二冠王者とジュニアのチャンピオンという

これ以上ない立場にいる。

 

 

まさに内藤哲也からの指名は今しかないタイミングであったと言えるだろう。

このようにして運命の師弟対決は決定したわけだ。

 

 

二人の出会い

 

二人の初対面はテレビ電話越しのヒロムの挨拶であったという事である。

そして2010年3月凱旋帰国後の内藤哲也が、練習生のヒロムに声を掛けた訳が

 当時のヒロムは全く練習についていけていなかったとのことだ。

 

 

このままではコイツは辞めるだろうと内藤哲也は思ったそうだが、

メキシコで学んだモノを誰かに教えたいという思いもあり、声を掛けたそうだ。

 

 

この状況でなければ二人は師弟関係とはならなかったという事を考えると、

まさにディスティーノ。運命であったという事だろう。

 

 

師弟関係

内藤哲也は毎日動画を撮影し、それを見せつつプロレスを教えていたそうだ。

それは人に教えることによる自分への再確認もあったようである。

 

 

しかしヒロムはここでも何にもできなかったとのことだが、口答えは一流だった。

この光景は今の関係をみても容易に想像できる姿だ。

 

 

口癖は『でもですよ!』。内藤哲也が何千回も聞いた言葉であるそうだ。

 何も出来ないのに口答えはする。普通なら嫌になる所だが、

内藤哲也はそこに魅力を感じていたらしい。

 

 

それは自分を曲げない頑固さ。それが自分に似ていたとのことだ。

今、稀代のトリックスターと言われる男は、

当時からその素養があったと伺えるエピソードである。

 

 

約束

海外遠征に行く前日内藤哲也はヒロムに、

『帰って来るときには俺が新日本のトップに立っている』と宣言し、師弟対決を約束した。

 

しかしそれは当時ブーイングを浴びていた自身へ

プレッシャーをかける意味が大きかったようだ。

 

 

そして海外遠征中もヒロムは内藤の現状を歯がゆく思っていた。

俺はメキシコでトップを取っているのに、何を燻っているのかと。

 

 

当時の内藤哲也は全く余裕もなく焦っていた。

トランキーロではいられない状況であったという事である。

 

 

LIJ誕生のきっかけ

 

内藤哲也はロスインゴを持ち帰る相談を、

当時メキシコにいたヒロムに聞いていたとのことだ。

 

 

本人たち曰く、何も考えていないヒロムの一言が

内藤哲也の決心を後押ししたようである。

 

しかし本当の所はヒロムは考えていたと思う。

それはインタビュー内のこの言葉に凝縮されている。

 

『オレは内藤さんのスゴさを知っているから、そのままを出せばいいと思っていた。』

これこそはまさにロスインゴのコンセプトそのものだろうう。

 

師弟関係を結んだ時と同様、ヒロムがLIJに入ったことはもはや運命でしかなかったという事である。

 

 

二人の戦いの先に広がる夢とお互いの今

 

この戦いの先には俺の二つの夢に続く道があるとヒロムは語っている。

有名な話であるが、ヒロムの夢とはIWGPヘビーになる事、

そして新日本をゴールデンタイムで放送すること。

 

それにはこの戦いが必要でかつ最も近道であるというわけだ

 そしてこうも語っている『今の内藤哲也は最高に強い。』

 

 

2冠王であるので当然だが、だからこそ試合の価値、そして勝利した時の価値、

世間へのインパクトが絶大になる。

 

 

最高に強いと言われた内藤哲也のアンサーはこうだ。

ヒロムは考えている想像の上の行動をする存在。だからワクワクする。

そして必死なヒロムを倒したい。

本当に楽しみにしていたのだろう

 

 

ここまでインタビューの感想を書いてきたわけだが、

自身が想像していた以上に二人の絆は深いように感じた。

 

 

しかしそれは馴れ合いではなく、お互いを認めリスペクトしている

というように感じられた。

 

 

やはり改めてこのカードを幻のままで終わらせてはいけないと思う。

しかるべき時、しかるべき場所での再戦を約束しているが、

それはいつ、どこになるのであろうか?

 

 

ヒロムの言う通り、2021年東京ドームのメインイベントで実現すれば最高だが、

一ファンとしては、一刻も早く見たいと思う。

 

 

両国、どんたく、ドミニオン。このどこかで実現してもらえれば、

 個人的には嬉しい思いである。

 

 

 

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では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 


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