3月15日までの11大会の中止が決定した新日本プロレスだが、
早速、団体で今もっとも注目を集めている二人が動いた。
そう 内藤哲也と高橋ヒロムである。
中止が決まった旗揚げ記念日大会でメインを務める予定であった二人。
ファンはもちろんのこと、戦う両者にとっても楽しみな一戦であった。
このまま幻で終わらせるにはあまりにも惜しいカードである。
今回の記事の中で、内藤哲也はこう語っている。
『今の我々にできることは、試合のないこの期間をいかに有効に使い、
新日本が再開した時にどう盛り上げるかを考えること。』
レスラーとしてまさに100点満点の答えと言えるだろう。
そして今後団体内で検討される可能性がある
『無観客試合』についても言及している。
それは以下の発言である。
『最高の空間はレスラーだけでなく、お客様と一体になって作るモノ。』
『やることで得られる可能性はゼロではない。』
『経験したことの無いものを100%否定はしない。』
つまりこれはこの期間を有効に使うのであれば、
無観客試合などの未経験のことも受け入れるということだろう。
団体最高峰の2本のベルトを持つ男の発言には重みがあるはずだ。
内藤哲也が掲げる
『お客様を喜ばせるにはどうすればいいのか。』
『今、出来ることは何なのか。』
ということを考えればおのずと答えは出るのかもしれない。
当記事を執筆時点ではまだ上記に関しての発表はないが、
新日本プロレスが何らかの策を講じるのか楽しみにしておこう。
また高橋ヒロムも以下のような発言を行った。
『プロレスの神様が近いうちに、ジュニアとしてIWGPヘビーに挑戦しろと言っている。』
『必ず実現させないといけない試合だと思っている』
以上を総合すると大会中止により幻になったと思えた師弟対決が、
よりバージョンアップして見ることが出来る
可能性が浮上したのではないだろうか。
二人の10年に及ぶ絆とその想いが伝われば、
近い将来こんなカードが実現するかもしれない。
IWGPヘビー級選手権
(王者)内藤哲也 対 (挑戦者)高橋ヒロム
これはあながち非現実的な話ではない。
NJCの開催期間がさらに短くなり、その上で両国大会を実施するとなると
メインで行う予定であったタイトルマッチの挑戦者が宙に浮く可能性がある。
そうなると多くのファンを納得させるためには、このカードは最適だろう。
内藤哲也が言う再開時に盛り上がるということにも合致する。
大会中止決定後、すぐに二人が動いたということは
そのようなことを考えてのことかもしれない。
旗揚げ記念日の試合を楽しみにしていた
お客様を盛り上げるにはどうしたらいいか?
今回の行動はその答えなのかもしれない。
これは完全に個人的な願望と想像の範疇だが、
二人にはそんなことを期待させる何かがある。
この答えだけはトランキーロではなく、
早めに聞かせて欲しいところだ。
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では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。