いまは無冠。そして逆転のロスインゴへ
(出典:新日本プロレス公式)
後楽園3連戦でのロスインゴのそろい踏み、そして大合唱を期待していたファンは
多かったと思うが、それは行われることはなかった。
つまりヒロムの復帰戦を含め、ロスインゴはメインで
勝利することが出来なかったということだ。
相変わらずユニットとしては、停滞していると思われても仕方ない展開だ。
ヒロムの復帰をもってしても、フェーズが上向くことはないのか?
ロスインゴファンは自分も含め、落ち着かないところだろう。
しかし逆説的に考えると、これ以上下がることはない状態ともいえる。
そう思うとドームに向けて、これは良い兆候とも考えられるのではないだろうか。
つまりWK14が終わった時、ロスインゴの立ち位置が大きく変わっている可能性が
あるのではないかと思う。
以下にそのあたりを書いていきたいと思う。
WK14でのロスインゴ
以下がロスインゴのWK14でのタイトルマッチをである。
1.4
IWGPジュニアヘビー選手権 高橋ヒロム(チャンピオン ウィル・オスプレイ)
IWGP IC選手権 内藤哲也(チャンピオン ジェイ・ホワイト)
1.5
NEVER6人タッグ EVIL・鷹木信悟・BUSHI(チャンピオン 真壁・矢野・田口)
ブリティッシュヘビー級選手権 SANADA(チャンピオン ザック・セイバーJr)
IWGPヘビー級・ICダブルタイトルマッチ 内藤哲也(1.4でのIC戦勝利の場合)
簡単に言うと、全員が両日のどちらかにタイトルに挑むということである。
すなわち現在は無冠であるが、WK14が終わった時、
全員がチャンピオンであるという可能性もおおいにあるということだ。
ちなみに2019年の1.4ドームが終わった時も、
ロスインゴメンバーは全員がチャンピオンであったのだ。
内藤哲也はIC、EVIL・SANADAはIWGPタッグ、信悟・BUSHIはIWGPジュニアタッグ
と全員がタイトルを保持していた。
これらを踏まえると、今年のWK14がロスインゴ祭りとなることは十分に考えられる。
最高のフィナーレ
ではユニットにとって、そしてロスインゴファンにとっての最高のフィナーレとは何か?
それに絶対に欠かせないのは内藤哲也の2冠ということになるだろう。
本人は否定すると思うが、ユニットの絶対的リーダーは内藤哲也である。
そのリーダーの偉業達成なくして、このストーリーは成り立たない。
乗り越えるべき壁は、あまりにも強大であるがファンはその時を待っている。
1.4でジェイを破り、1.5のダブルタイトルマッチに進出したとすると、
その相手はおそらくオカダ・カズチカであろう。
2018年ドームのメインで、夢を打ち砕かれた内藤哲也にとっては、
願ってもない相手だろう。
チャンピオン二人を倒して2冠王になってこそ価値が上がるというモノだ。
いまだ味わったことの無いドームの勝利を存分に味わって欲しいと思う。
そして復帰間もないヒロムのジュニアヘビーの獲得も重要なピースであると思う。
ライガーの引退と時を同じくして、ヒロムがチャンピオンに就く。
ライガーがいない次世代の新日ジュニアのアイコンはヒロムでなければいけないはずだ。
1.5 本当のライガーの引退試合にチャンピオンとして出迎えることは、
ヒロムに課せられた命題であると思う。
こちらも敵は、ジュニア最強王者のオスプレイである
しかしオスプレイを倒しチャンピオンとなってこそ、本当の復帰ともいえるだろう。
その他のメンバーにとっても、本意でないタイトルかもしれないが、
チャンピオンとなるチャンスである。
群雄割拠の新日本では、いつタイトル挑戦のチャンスが巡ってくるかは定かではない。
確実のこのチャンスを活かして欲しいと思う。
そして最高のフィナーレを締めくくるのは、もちろん4万人との大合唱だ。
また画面の向こうには、それに加え多くのファンが待っているはずだ。
初めて6人がそろったリング上では、
偉業達成した内藤哲也をメンバーが祝福していることだろう。
そしてハポンを大合唱した東京ドームは圧倒的多幸感に包まれるだろう。
そこに善でも悪でもない制御不能なダークヒーローたちがいる。
このフィナーレを期待しているファンはきっと多いはずだ。
2週間後その光景が見れるかどうか?その答えはもちろん・・・・。
あの言葉ということだ。
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。