チャンピオンとして伝説を介錯することが使命
(出典:新日本プロレス公式)
先日公式サイト(スマホサイト)で高橋ヒロムの第3弾インタビューが公開された。
大変興味深い内容であったので、今回はそちらについて書いてみようと思う。
一部は無料公開されているので、皆様もぜひご覧いただきたい。
(以下、公式サイトリンク)
ヒロムの想いや考えがよく判るはずだ。
主な内容は以下の通りである。
リュウ・リー(ドラゴン・リー)のこと。
KUSHIDAのこと。
LIJのこと。
ライガーのこと。
特に興味が惹かれたこととしては、LIJのことについてである。
あまり詳しくは書けないが、簡単に言うとヒロムは同門対決を画策しているようだ。
他のユニットと違い、ロスインゴは同門対決を否定していない。
ユニット内で切磋琢磨することが必要と内藤哲也も明言しているくらいである。
ヒロムから見ても魅力的であるわけなら、
ファンからすればそれはさらに魅力的であるということだ。
対内藤哲也、EVIL、SANADA、BUSHI、鷹木信悟。いずれ劣らぬ好カードである。
これに関してヒロムはしかるべき場所で行いたいということだ。
そのしかるべき場所とはどこになるのか?
これまでを考えると旗揚げ記念日などが候補に挙がってくる。
前例としてタイトルマッチではないが、
時のIWGPヘビー、そしてジュニアのチャンピオンであった、
オカダとオスプレイがスペシャルシングルマッチで対戦している。
であれば、IWGPヘビー級・ICチャンピオンである内藤哲也と
IWGPジュニアヘビーのチャンピオンであるヒロムが対戦することも、
十分に考えられるのではないだろうか。
これがもし実現すればロスインゴファンは狂喜乱舞することは間違いない。
まさにドリームマッチと言えるだろう。
次はKUSHIDAについても語っている。
自分の夢などのために出ていくのはいいが、戻ってきてほしくはないそうだ。
これも師匠である内藤哲也同様、ヒロムも新日本愛が強いということだろう。
内藤哲也も中邑真輔がWWEへ移籍する際、ほかの選手が歓迎する中、
唯一、そんなにめでたいことかと毒を吐いていた。
ヒロムも違う方向を向いている選手は、新日ジュニアをさらに盛り上げるためには
必要ないということを言いたいのだろう。
ここでも二人はやはり仲良しである。
そして最後はライガーの引退試合に関してだ。
ヒロムのライガーに対する思いは、おそらくファンが考えているより相当深いと思う。
長らく戦い相手としてきた、『イニシャルK』=鬼神ライガー
であることからもそれは証明されるだろう。
この戦いは誰もが新日ジュニアの継承マッチと見てしまうが、
そんな大義名分はいらないというところがヒロムらしいところである。
引退試合にずっと立候補してきたヒロムだが、実際に指名された今、
チャンピオンとして向かい合うことが礼儀と考えているようだ。
チャンピオンとして伝説を介錯することこそ、
指名してくれたライガーへの最高の恩返しと言えるだろう。
1.5の第一試合が終わった時、リング上はどのような光景なのか?
そこにはいまだ見たことがないヒロムがいるのかもしれない。
伝説創るイッテンゴ。それはヒロムにも当てはまるだろう。
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。