IWGPは踏み台なのか?そしてICは必要なのか?
(出典:新日本プロレス公式)
2019年の新日本プロレスの興行は12月21日の後楽園大会をもって終了した。
すなわち次の興行は1.4そして1.5の東京ドーム、WK14ということになる。
この史上初のドーム2連戦で、史上初の偉業となる2冠王者が誕生するはずだ。
2冠王者という誰も見たことの無い景色とはどのようなモノなのか?
そして2冠王者は戴冠後、どのような展開を考えてるのか?
誰がその座に就くかも含め、全ては未知数である。
今回はその2冠王について改めて書いてみたいと思う。
2本のベルトを争う4人の男たち
当ブログの読者の皆様はご存知であると思うが、改めて2冠のことを整理してみる。
今回賭けられるベルトはIWGPヘビーとIC王座の2本のベルト。
そしてそれを争うレスラーは、オカダ、ジェイ、飯伏、内藤の4人のレスラーだ。
新日本プロレスが誇る、シングルNo1とNo2のベルトを、
新日本プロレス最高峰の4人が争うということになる。
過去類を見ない頂上決戦が、WK14のメインテーマであることは言うまでもない。
では一体誰がその座に就けば、2本のベルトは輝くのだろうか?
このテーマは人によりいろいろな意見があるかと思うが、
ここでは自分なりの意見を述べていきたい。
もちろんすべては想像の上の話であるが。
IWGPヘビーとICの価値
各選手のコメントなどを見てみると、
ICに価値を見出しているレスラーはいないように思う。
あくまで2本のうちの1本という感覚であるように感じる。
最もそれを発言しているのはオカダカズチカだが、
内藤哲也もIWGPヘビーがあってこその2冠という位置づけであると思う。
しかし飯伏幸太とジェイ・ホワイトは少し趣が違うようだ。
二人に共通しているのは2冠になることが最優先であり、
それぞれのベルトの価値はあまり重要視していないように感じる。
これらのことから考えると、オカダと内藤は2本のベルトを別々と捉え、
ジェイと飯伏は2本のベルトを1つと考えていると言えるだろう。
この思考の違いが天下分け目の頂上決戦においてどのように影響するのか。
個人です的には注目点であると思っている。
2冠王者の防衛ロードとは
では2冠王者の防衛ロードとは、どのようなモノになるだろうか。
まずは2冠を1つとしてタイトルマッチを行うのか?
もしくはそれぞれ別のベルトとしてタイトルマッチを行うのか?
というところであると思う。
別の視点としては、ICを統一、封印ということも考えられるが、
ここでは割愛しておく。
あくまで2冠ありきの前提で考えたいと思う。
さてその防衛ロードだが、これは上にも書いているように、
それぞれの選手によって異なるだろう。
だが2冠のそもそもの定義は、内藤哲也が初めに言っていたように、
『IWGPヘビー級とIC王座を同時に保持すること』であると思う。
よって自分としてはぜひ別々でタイトルマッチを行って欲しいと思う。
具体的に言うと、冬の札幌でIC、そして2月の大阪城でIWGPヘビーという具合だ。
しかしこのパターンで行くと、2冠王者が短命、もしくは1代限りという可能性もある。
そうなれば、それは仕方ないことだろう。
だれも経験したことがないことなので、手探りでやるしかないと思う。
正解はだれもわかっていないわけだから。
そんなことを考えるだけでも楽しむことが出来るプロレスはやはり最高だ。
最後に
では結局誰の元にいけば輝くのかということだが、答えはそれぞれにあると思う。
個人的な答えは、提唱者である内藤哲也一択だ。
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
WK14まであと2週間!