ひーじゃープロレスブログ

新日本プロレスを中心にプロレス界で起こったことなどを書いているプロレスブログです。

新日ジュニアが熱くなってきた。

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チャンピオンからの新日ジュニアへの投げかけ

 

(出典:新日本プロレス公式)

 

以下のコメントは1月12日、京都大会でのヒロムのコメントだ。

 

ヒロム「どう思う? どう思う、なあ? 上村がいいコメントを出してるぞ。

このベルトさんをどうやら狙ってるらしい。いいじゃないか、そういう反応。

オレだってヤングライオンの時、やたら言ってたよ。やたら言ってた。

いいじゃねえか。それが新日本プロレスのヤングライオンらしさだ。

挑戦できるかわかんないけどな。わかんないけど、オレの中では、頭ん中にいるから。

だって、今いるジュニアの人間、誰もオレのこと、名前出してくんねえんだよ。

ドラゴン・リー(リュウ・リー)の挑戦は決まったかもしんないけど、

言うのは自由だろ? どうだ、今のジュニアの人間? これが挑発だと思うなら、

上村のように言ってみろよ。このベルトが欲しい。思いのままに言ってみろよ。こ

のコメントすら見てるかわかんねえけどな……」

(引用:新日本プロレス公式)

 

これは前日の上村優也のコメントを受けての、チャンピオンからの返信である。

 

まだヤングライオンである上村が挑戦表明ともとれる

コメントをしているのにも関わらず、他の選手が何とも言ってこないことにご立腹だ。

 

確かにリュウ・リーとのタイトルマッチは決まっているが、

だからと言って他のジュニアの選手達が、何も言ってこないことが物足りないのだろう

 

ライガーからこれからの新日ジュニアを託されたとも言えるヒロムは、

もっともっと新日ジュニアを活性化させたいと考えているはずだ。

この発言をみても、すでにトップとしての自覚が十分に備わっていると言えるだろう。

 

さてそんなヒロムのコメントを受けて、何名かの選手がツイッターで反応した。

それはナマハゲと3kである。

 

この声がヒロムや新日本プロレスに届くかはわからないが、

口に出さない限りは何も伝わらない。これはヒロムの師匠、内藤哲也の言葉でもある。

 

すぐの挑戦とはならないだろうが、この行動は何かを生み出すはずだ。

三人の今後のアクションにも注目である。

 

これは推測の域を出ないが、ヒロムが欠場中新日ジュニアを実質的に牽引した

オスプレイはおそらくヘビー級との戦いが今後中心になるかと思う。

そして昨年前半ジュニアを沸かせた鷹木信悟はすでにヘビーへ転向した。

 

つまり2020年のジュニアはヒロムを中心に、

新しい世界を構築する必要性があるということだ。

ヒロムが創る、新しい新日ジュニアに注目していきたいと思う。

 

 

 

ヤングライオン 上村優也という男

 

上村 優也

(出典:新日本プロレス公式)

 

今回のジュニアの動きの発端となったのは、上村の以下のコメントだ。

 

上村「今日はせっかく、棚橋さん、内藤さん、高橋ヒロムさん、BUSHIさん、

あとメキシカンの彼(ドゥルセ)も含めて試合できたんですけど、

全然、自分の中で手ごたえのない試合になったんで、

それに地元っていうのもあったんで、すごい悔しいです。

今日はとにかくその悔しいという気持ちと、今日の試合のリング上には、

IWGPヘビー級のベルトとIWGPインターコンチネンタルのベルト、

そしてIWGPジュニアヘビー級のベルトの3本があったんですけど、

ボクは別にどれが欲しいとか……いや、そりゃ全部欲しいですね。

もちろんボクは全部欲しいですけど、でも今、ボクが狙ってるのは

IWGPジュニアのベルトなんで、ことしの『(BEST OF THE)SUPER Jr.』に出て、

そこで優勝して、結果を残して、今年中にIWGPジュニアのベルトに挑戦します。

そして……ありがとうございました。グラシャス」

(引用:新日本プロレス公式)

 

堂々のスーパージュニア出場宣言とベルトへの挑戦表明である。

プロフィールを調べてみると、今年の4月でデビュー丸3年を迎える。

本人からするともう3年目という風に感じ、結果を出したいと考えているだろう。

 

彼の気迫むき出しのファイトは、新日本ファンからの評価も高いと得ており、

おそらく会社からも将来を期待されていることだろう。

 

今年のスーパージュニアでしっかりと結果を残し、

近い将来のタイトル挑戦へ向けての爪痕を残してくれることを願うばかりだ。

 

 

チャンピオン戴冠後のヒロムの変化

ライガーの引退と時を同じくして、チャンピオンに返り咲いたヒロム。

その後の行動、コメントなどを見てみると変化があるように窺える。

まずは先日の1月13日愛知大会で上村優也のコメント中に乱入したことだ。

 

上記に記載した出来事があったにせよ、時のチャンピオンがヤングライオンに

自ら激を飛ばしに行くことは極めて異例のことではないだろうか。

 

ヒロムは以前の日記でほとんど後輩と絡みがないと言っていたし、

彼自身が生粋の末っ子キャラであると思う。

そんなヒロムが後輩を労うというのは、かなり大きな変化と言えるだろう。

 

次は上のコメントを見てお気づきだろうか?

表現の違いはあれど、言っている内容は師匠とそっくりであると思わないだろうか。

 

そう内藤哲也がいつも口にしていることに似ていると個人的には感じた。

これは公式サイトで見たのだが、その瞬間微笑ましくなったのだ。

 

2人の仲の良さは有名だが、師匠のいい所ちゃんと盗んでいるんだと感じた。

制御不能なカリスマの弟子が、新日ジュニアのカリスマとなれば、

実に痛快な話である。

 

では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 


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