ひーじゃープロレスブログ

新日本プロレスを中心にプロレス界で起こったことなどを書いているプロレスブログです。

【新日本プロレス】 WK15 東京ドーム2連戦のカードについての考察

f:id:yosikazukun:20201028085636p:plain

(出典:新日本プロレス公式)

www.wrestlekingdom.jp

 

 関連記事はこちら

www.hi-jyapw.com

 

 

今年だけにとどまらず、来年2021年にも開催される

新春のダブルドーム興行 WK15。

 

 

ファンの立場からすると、

そこでどのようなカードが組まれるのかは

大いに気になるところである。

 

 

現在発表されているカードは、皆さんもご存じの通りの以下の3カードだ。

 

1月4日

2冠王座ダブル選手権 (王者)内藤哲也ー(挑戦者)飯伏幸太

スペシャルシングルマッチ オカダ・カズチカーウィル・オスプレイ

 

1月5日

2冠王座ダブル選手権(王者)1.4勝者ー(挑戦者)ジェイ・ホワイト

 

この決定済みのカードはいずれ劣らぬくらい

東京ドームにふさわしいカードであると言えるだろう。

 

 

また現在の興行フォーマットが6試合前後であると考えると、

残りは二日間を通してみても残りは10試合前後しかない。

 

 

それは新日本プロレスを主戦場としている選手にとっては、

WK15に出場するだけでも厳しい競争が待っているということだ。

 

 

大きなテーマのない選手は、

たとえビッグネームと言われる選手であっても

出場が危ぶまれることとなる。

 

 

それに対し大きな危機感を表しているのは、

エース棚橋弘至だが、まさに彼はそのテーマを失っている状態だ。

 

 

あの棚橋弘至でもこの状態であるわけだから、

他の選手に関してはさらに厳しいと言わざるを得ないだろう。

 

 

つまりそれは棚橋の言う、お行儀よく順番を待っていたら、

チャンスは巡ってこないということである。

 

 

これから各選手がWK15に向け、

どのように自身をアピールしていくかに

大いに注目していきたいと思う。

 

 

ではここからは今回の記事の本題である

WK15にて開催が予想されるカードついて書いていきたい。

 

 

まず年間最大興行であるこのWK15では、

主要な各タイトルマッチが行われることは間違いないところだ。

 

 

まずヘビー級のシングルで言うと、

US王座戦、そしてNEVER無差別級戦は実施されそうだ。

 

 

現在のUS王者はジョン・モクスリーだが、

このコロナ禍以降は新日本では防衛戦が行われていない。

 

 

しかし権利証保持者のKENTAが今回WTLに

ノミネートされていないことを見ると、

WK15でのタイトルマッチ開催にはメドが付いているのだろう。

 

 

元WWE所属の選手同士が、

新日本でIWGPの冠が付く王座を争う。

 

 

少し前では考えられないようなことであるが、

それは世界のプロレス界における新日本プロレスの

ステータスが上がっている証であると言えるだろう。

 

 

そうでなければWWEでトップを張っていた

モクスリーが戦いの場に新日本を選ぶことはなかったはずだし、

 

 

また同様にKENTAも古巣のノアではなく、

新日本を選ぶことはなかっただろう。

 

 

そんな二人が争うこのUS王座戦は、

ある意味全世界が注目するカードであると言えるだろう。

 

 

続いてはここ最近価値が上がり続けている

NEVER王座について書いてみようと思う。

 

 

上にこのベルトの価値が上がり続けていると書いたが、

それに大きく寄与したのは間違いなく、

現王者の鷹木信悟と言っていいだろう。

 

 

鷹木信悟は今年2月に後藤洋央紀から

初めてNEVER王座を奪取したわけだが、

 

 

その後の防衛戦で幅広いチャレンジャーを迎え、

そしてすべての試合において素晴らしい戦いを見せた。

 

 

その熱い戦いは多くのファンに伝わることとなり、

いつしか鷹木信悟は名勝負製造機と呼ばれることとなった。

 

 

そしてこのNEVER王座自体も、

ストロングスタイルを象徴するベルトと呼ばれるほどになった。

この評価は対極の展開が続いた2冠戦のアンチテーゼということでもあるが。

 

 

そんな価値も上がり、かつファンのニーズも高いこのNEVER戦が

WK15で行われないことは考えにくいはずだ。

 

 

ではこのWK15という大舞台で、自らを龍王と名乗る王者と

向き合うにふさわしい挑戦者とはいったい誰がふさわしいだろうか。

 

 

試合内容というところでいうと、

真っ先に石井智宏が思い浮かぶが、

いささかリマッチ感が強い側面がある。

 

 

また話題性というところであれば、

オーカーンがその筆頭であるだろう。

 

 

同じ凱旋帰国時に大きく変貌を遂げたEVILが

最初に挑戦したタイトルもNEVERであることを考えると、

このマッチメイクは十分に考えられるだろう。

 

 

またもし鷹木信悟からオーカーンが

一発でタイトルを取ることとなれば、

 

 

彼の新日本内での格も上がり、

2021年の展開の幅も広がることになるはずだ。

 

 

そして個人的に最も面白いのではと思うのが棚橋弘至である。

新日本のアイコンたる棚橋がNEVERに向かうことは考えにくいが、

棚橋は今、WK15へ出場できるか否かの瀬戸際にいる。

 

 

US王座への道が絶たれた今、

そのチャンスはタッグかその他のベルトとなるが、

タッグでのWTL優勝からの挑戦は、現実的には厳しいだろう。

 

 

そうなればこのNEVERのベルトに目をつけることは十分に考えられる。

まして鷹木信悟との対戦は、これまでほとんどない記憶があるので、

新鮮味という部分でもビッグマッチにふさわしいかと思う。

 

 

上述したオーカーンとの抗争も匂う棚橋が、

ドーム前のシリーズでその座を争うことになれば、

大きな話題となるのではないだろうか。

 

 

このようにNEVER王座が、

これまでと違う毛色の挑戦者を迎えることとなれば、

2冠統一も囁かれるシングル戦線に大きな変化が生まれるかと思う。

 

 

今回の記事ではUS王座、そしてNEVER王座という

二つのシングルのドームでの展望について進めたが、

 

 

かなりの文字数となってしまったので、

この続きは次回以降で書いてみたいと思う。

 

 

これでWK15のカードは既報の3試合と合わせ5試合となり、

残りは7試合程度となりそうだ。

 

 

あとはどのようなカードが組まれるだろうか?

皆さんもぜひご一考いただければと思う。

 

 

 

 


プロレスランキング

 

twitter.com