ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】 BOSJからWK15に続くジュニアの道は過酷である

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(出典:新日本プロレス公式)

 

延期となっていた2020年のBOSJであるが、

11月15日についにその幕が開けた。

 

 

待ち焦がれたジュニアファンの皆様にとっては

年間で新日ジュニアのプロレスをもっとも楽しめる

シリーズであることは間違いない。

 

 

また出場する選手にとってもそれは同様であろう。

1年で唯一ジュニアの選手がシングルで競うこのシリーズは、

彼らにとっても非常に大切なものであることは間違いない。

 

 

ここでしか見れない、つまりこのBOSJでしか見れない

至極の戦いが多く生まれることを是非期待したいところだ。

 

 

それではここからは、今回の記事のタイトルでもある

BOSJ後の展開、WK15でのジュニアの展開など

について書いていこうと思う。

 

 

まず例年ではBOSJ直後のビッグマッチで組まれる

優勝者と王者の防衛戦が、今回はWK15で組まれることは

ほぼ間違いないところだろう。

 

 

これは普通に考えて、各選手のモチベーションアップに

つながることとなるはずだ。

 

 

なぜなら年間最大の興行である新春のドーム興行で

タイトルマッチに出場できることは

そう簡単ではないからである。

 

 

そしてここからが本題となるが、

次回のWK15はコロナ禍の影響で、

これまで以上に出場することが難しくなるはずだ。

 

 

これはヘビー級の選手もそうであるが、

ジュニアの選手にとってはそれ以上に難しくなる。

 

 

なぜならそれは興行の1大会の試合数が、一部の例外を除き、

基本的に最大6試合に限定されているからだ。

 

 

つまりダブルドーム全体でも見ても

最大12試合となる公算が高いだろう。

 

 

そして現状はそのうちの3試合が決まっているので、

残る試合は9試合ということになる。

 

 

また先日の11.7大阪でジュニアの試合が

組まれなかったことなども考えると、

 

 

今回のWK15ではおそらくシングルとタッグの

タイトルマッチのみがジュニア枠になるはずだ。

 

 

そのうち現王者(シングル=石森、タッグ=デスぺ、金丸)は

そのまま出場することになるので、残る枠はその挑戦者しかない。

 

 

そう考えると、ジュニア選手にとって

WK15への道筋は極めて過酷であるといえそうだ。

 

 

ではそのような追い込まれた状況の中で、

その状況を逆に楽しめるような選手はだれだろうか。

これはやはり高橋ヒロムしかいないだろう。

 

 

前回のWK14ではオスプレイからベルトを奪回し、

翌日にはジュニアのカリスマ、ライガーを介錯し、

ジュニア新時代のカリスマへと昇りつめた。

 

 

そんな男が現在はドーム興行自体の出場に

黄色信号が灯っている。

 

 

大舞台が似合うこの男がドームに出場できないことは

あってはならないことだろう。

 

 

つまり何が何でも現在開催中のBOSJで、

2年ぶりの優勝を勝ち取らないといけないということだ。

それは誰よりもヒロム自身がわかっているだろう。

 

 

また一方ジュニアタッグに目を向けてみると、

現在は確定的な挑戦者がいないという状況である。

 

 

つまり誰にでもチャンスがあるということでもあるので、

BOSJ終了後の年内最終シリーズで、動きがみられることだろう。

 

 

現王者のデスぺ・金丸組は硬軟を織り交ぜた、

全く隙のないチームであるが、

対戦相手としては非常にやりがいのある相手だろう。

 

 

ではそのチャンピオンチームに名乗りを上げるのは、

どのチームになるだろうか。

 

 

ざっと思いつくところはこのあたりだろう。

 

本隊=田口・ワト

CHAOS=SHO・ロビー(間に合えば3K)

LIJ=ヒロム・BUSHI

BC=石森・ELP

 

EMPIREは現在ジュニアがいないので、

ドームでの挑戦権を勝ち取るチームは、

この中から出ることになると思われる。

 

 

そして今回のジュニアのテーマを2冠とするなら、

現王者石森がタッグにも挑戦するか、

 

 

個人的にはBOSJを優勝し、1.4でシングルに挑戦するであろう

ヒロムが再びタッグに挑戦するかと考えている。

 

 

ヒロムに取ればドーム前丸腰からの2冠王となり、

まさに前回の師匠内藤哲也同様の逆転劇が完遂する。

 

 

そして二人が2冠王のまま、

1年越しの夢の対決が来年実現することとなれば、

そこには最高のカタルシスが生まれることになるだろう。

 

 

ある意味シングル以上に混沌としていると言える

ジュニアのタッグ戦線。

 

 

そしてそれが動くと思われる年内最後のシリーズ、

ROAD TO TOKYO DOMEも大いに楽しみにしておきたいと思う。

 

 

 

 


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