ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】SENGOKU LORD in NAGOYA 所感

シリーズ画像

(出典:新日本プロレス公式)

 

 

7月25日、ドミニオンに続く興行再開後2回目のビッグマッチとして

SENGOKU LORA in NAGOYAが開催された。

 

 

戦前は様々な仕掛けが噂されたが、予想されたような大きな出来事は

無かったと言えるだろう。

 

 

そんな中やはり大きなトピックスとしては、

8.29の神宮球場での21年ぶりの野外大会の開催、

そしてメイン後の内藤哲也の登場だろう。

 

(野外大会決定の記事はコチラ)

www.njpw.co.jp

 

www.hi-jyapw.com

 

 

そこで今回はそのあたりを中心に7.25愛知大会を

振り返っていきたいと思う。

 

 

目次

 

 

 

叶わなかったヒロムの夢。そして内藤哲也がリベンジへ

 

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(出典:新日本プロレス公式)

 

複雑な思いが交錯したEVILとヒロムの2冠戦。

大善戦したヒロムであったが、結果的には

バレットクラブの闇の連携の前に敗れ去った。

 

 

その時の会場の空気はドミニオンでの大阪城ホール同様、

何ともいえない空気感であったことは画面越しでも伝わってきた次第だ。

 

 

そんな中登場したのは、先日のドミニオンでEVILに敗れた内藤哲也であった。

『レンタル期間は終了。』この秀逸な言葉を使った挑戦表明で、

会場の雰囲気を一気に変えてしまった。

 

 

いずれは挑戦に向かうと思ってはいたが、このタイミングでの挑戦表明は

いささか早いと感じたのは私だけではないだろう。

しかしここはやはり内藤哲也しかいないということなのか。

 

 

この大会で21年ぶりの野外大会が神宮球場で行われることが発表されたが、

内藤哲也の挑戦表明はこの発表と関係がないというわけではないはずだ。

 

 

この野外大会が他団体を巻き込んだオールスター戦でないのならば、

メインは間違いなく2冠戦となるはずだ。

その舞台にはやはり内藤哲也の存在が必要ということではないだろうか。

 

 

また初防衛に成功したEVILだが、まだヒールとしてお客様に

認知されていないような印象を受けた。

その点はまだまだジェイやKENTAの域には届いていないように感じる。

 

 

まだバレットクラブとしてのEVILは始まったばかりだが、

2冠王者として、そしてユニットのリーダーとしての姿を

早急に確立していかなければならないだろう。

 

 

そして今回のエンディング、またドミニオンでのエンディング、

2冠戦までのアプローチにおいても、主導権、主役を担っていたのは、

王者であるEVILではなく、ヒロム、そして内藤哲也であったように感じた。

 

 

この二人を相手にすると、流れを作り出す、空気感を作り出すという

部分においてはまだ分が悪いということは理解できるが、

 

 

今後始まる内藤哲也との抗争においては、EVILが主導権を握り

 進めていってほしいと思う。

 

 

それが出来ない限りはヒロムが語っていたように、

ファンからすれば”内藤哲也の下”という印象は中々拭えないと思う。

覇者で王者の3冠王であるEVILだが、まだまだその点の課題は多いと言えるだろう。

 

 

21年ぶりの屋外でのビッグマッチ、神宮球場大会開催決定!

 

 

 (出典:新日本プロレス公式)

 

 

またこの愛知大会にてもう一つ、ビッグサプライズな発表があった。

8.29神宮球場にて21年ぶり2回目の興行開催が発表がされたのだ。

 

 

以前より東スポ紙上で菅林会長が語っていたが、

とうとう公式に発表されたということである。

 

 (関連記事はコチラ)

www.hi-jyapw.com

 

 

ではこの大会はどのようなモノになることが予想されるだろうか。

展開を考えると、もちろんメインは内藤哲也とEVILの2冠戦となるだろう。

 

 

この戦いにもし内藤哲也が勝てば、

真夏の神宮の夜空に大合唱がこだますることとなる。

 

 

これはいろんなことがあった今年の上半期を締めくくるには

最高のエンディングとなるだろう。今から楽しみで仕方がないところである。

 

 

そしてもう一つのポイントはオカダカズチカが語る、

この構想となることは間違いないはずだ。

 

 

そんなもんに興味はなくなったんで、1個、面白いことやろうかと

アイデアは出てきてるんで。ま、それを、会社がのんでくれるか

そうか、わからないですけどね。ま、でも、面白い……

昔からの新日本プロレス見てた人、

昔からの新日本プロレスいた人……もしかしたら“否”(ぴ)が、

賛否両論の“否”が出るかもしれない。

そんな面白いこと、皆さん期待しといてください

 (引用:新日本プロレス公式)

 

 

この言葉から想像すると、

純粋な他団体を巻き込むオールスター戦ではないのかもしれない。

新日本にゆかりのあるレスラーを招聘し、何かを行うということだろうか。

 

 

大きい概念で言うと全日系と言われているレスラーの一部を除き、

ほとんどのレスラーは新日本にゆかりがあると言える。

 

 

それほど多くのレスラーが関わったことからわかるように、

新日本プロレスの歴史は、裏切りや退団の歴史であると言える。

しかしそれと同じくらい出戻りなども寛容してきたのである。

 

 

全てを飲み込んでこそプロレス。

それを体現してきたのが新日本プロレスである。

 

 

アントニオ猪木が全てであった頃は、

集合離散は当たり前のように行われていた。

 

 

そしてアントニオ猪木が新日本の表舞台から消え長い年月を経た今、

オカダカズチカは何かを仕掛けようとしている。

 

 

会社が飲んでくれるかはわからない、賛否両論の否が出るかもしれない、

オカダの言葉から推測すると、今の会社の体制ならアレルギーがあるようなことを

しようとしていると予測される。

 

 

またもう一つの見方としては、昔からのプロレスを見ていたファンなどから、

【否】が出るような新しい概念のようなことを起こすのかもしれない。

 

 

つまりこれまでの新日本プロレスではありえなかったこと、

もしくは許されなかったようなことを仕掛けるのかもしれない。

 

 

これまで優等生と思われていたオカダカズチカが、

世間や会社の言いなりではなく、賛否両論を巻き起こすようなことを考えている。

 

 

このことはオカダカズチカがさらに上のステージに

昇ったともいえるのではないだろうか。

こちらの進展も非常に楽しみなところである。

 

 

まとめ

 

この夏の締めくくりと思われる21年ぶりの神宮決戦に向け、

内藤哲也、そしてオカダカズチカの2大エースが、

それぞれの方向で動き出した。

 

 

以前の記事でも書いたが、内藤哲也は内向きの動き

オカダカズチカは外に向けての動きで話題を提供している。

 

 

EVILが2冠王者となり、ヒロムがそれに挑戦するなど、

時代は世代交代へ向け動いているかと思われたが、

 

 

まだ本当の意味でビッグマッチを任せることが出来るのは、

この二人しかいないということだろうか。

 

 

強いだけ、人気があるだけではトップになれないのは、

プロレスというジャンル特有のモノであるかと思う。

 

 

現在は無冠の二人がこれからこの夏の新日本を牽引する行動に

出たというところを見て、改めてそう感じた次第である。

 

 

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