ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】逆転の内藤哲也再び 2冠王者としての忘れ物を取り返す

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(出典:新日本プロレス公式)

 

www.tokyo-sports.co.jp

 

7.25愛知大会、EVILと高橋ヒロムの2冠戦の試合後、

内藤哲也が2本のベルトをEVILから取り返すためにリング上に登場した。

まさに真打登場という言葉がぴったりであったかと思う。

 

 

そしてリング上に登場した内藤哲也だが、

いつもの余裕たっぷりの表情ではなく、

その目は全く笑ってはいなかった。

 

 

その表情を見て改めて、内藤哲也の魅力、そして凄みを感じた

ファンも多かったのではないだろうか。

 

 

逆転の内藤哲也再び。

2冠王座陥落から時を置かず、

制御不能なカリスマは動き出した。

 

 

では内藤哲也に関わるドラマは

ここからの展開をみせるのだろうか。

 

 

まず今の新日本の現状を整理すると、

先日のドミニオン、そして今回の愛知大会とバッドエンドが続き、

ファンのフラストレーションは相当溜まっているはずだ。

 

 

これはEVILの内藤哲也からの2冠奪取、

そしてヒロムとのタイトルマッチでの戦い方に対する

モヤモヤが大きな要因であると思う。

 

 

個人的にはヒール王者、ましてロスインゴからの裏切りという

背景があるなら、このような方法はありかと思うが、

多くのファンはこの展開に大いに不満を感じていることは事実だろう。

 

 

この現状をこれからの展開のタメと考えるのなら、

次回のビッグマッチ、つまり神宮球場大会はハッピーエンドと

なる公算が高いのではないだろうか。

 

 

そしてそのハッピーエンドの主役を務めるのは、

やはり内藤哲也をおいて他にはないはずだ。

 

 

神宮球場という開放的な屋外会場の夜空にこだまするのは、

内藤哲也が発するあの決め台詞だろうか。

 

 

会場に詰め掛けたファンも言葉を発することはできない状況かもしれないが、

 心の中で大合唱を叫んでいることだろう。

また画面越しでの多くのファンは、それぞれの場所で大合唱を叫ぶはずだ。

 

 

もし私の予想通りロスインゴを裏切った暗黒の王者EVILから、

リーダー内藤哲也自らが2本のベルトを奪還したのなら、

 

 

これまでのファンが抱いていたフラストレーションが反転し、

圧倒的な多幸感に包まれることになるだろう。

そしてそこから内藤哲也の2冠王者としての第2章が始まるということだ。

 

 

前回の2冠戴冠時にはもちろんコロナ禍による

中断というアクシデントもあったが、

 

 

2冠王としてのビジョンが明確であったかといえば、

その部分はクエスチョンマークがつくのではないだろうか。

 

 

2冠王者でしか出来ないこと、そして内藤哲也にしか出来ないこと、

我々ファンはそれらをまだ目にしてはいないと思う。

 

 

2冠王者としての忘れ物と言える、その景色を我々に見せることが、

内藤哲也に課されたこの第2章の大きなテーマではないだろうか。

では2冠王者内藤哲也にしか出来ないこととは一体どのようなことだろう。

 

 

まず内藤哲也のポリシー、モットーと言えば、

今の自分をお客様に見せたい、そしてお客様の気持ちを大切にする

というようなことが挙げられるかと思う。

 

 

そこから今後のビジョンとして考えられることは、

保持する2本のベルトを上手く使い、

 

 

多くのファンにその姿を、

そしてタイトルマッチを見せるということが考えられそうだ。

 

 

これは以前内藤哲也自身が語っていたことだが、シリーズの最初にIC、

そして最終戦にIWGPのタイトルマッチを行うことも全く問題ないとしていた。

 

 

むしろ多くのファンにタイトルマッチをお見せするべきだと、

そしてそれが2冠王者のあるべき姿だとしていたと記憶している。

 

 

もしこの内藤哲也が語ったことが現実となれば、

当たり前のことだが多くのファンが喜ぶこと請け合いである。

 

 

自分の今の姿を見せて、出来る限り多くのファンを幸せにする。

これこそまさに2冠王者内藤哲也にしか出来ないことと言えるだろう。

 

 

つまりここから考えると内藤哲也の2冠王者としての第2章があれば、

二つのベルトは統一という方向ではなく、

分離という方向で進んでいくのではないかというのが私の見解である。

 

 

そしてすでにその決戦の時へ向け、時計は動いているといえるだろう。

暗黒の王者と制御不能なカリスマの第2幕はもう間もなくである。

 

 

次のビックマッチとされる神宮球場では、

ファンが納得するエンディングが果たしてみれるだろうか。

それは全て内藤哲也の手にかかっているということだろう。

 

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