ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】RAIN MAKER IS BACK ~9.19大阪大会 Bブロック公式戦~

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(出典:新日本プロレス公式)

 

連日大熱戦が続いた、

G1クライマックス31大阪大会2連戦。

 

 

そしてその2連戦のラストを締めたのは、

2010年代の新日本の黄金カードであるオカダカズチカvs棚橋弘至であり、

レインメーカーその人であった。

 

 

このゴールデンカードを残り30秒で勝利したオカダカズチカは

締めのマイクで高らかにレインメーカーの帰還を宣言した。

 

 

これは来年の50周年、そして1.4に行われるWK16にむけ、

2020年1月のタイトル陥落後、1年8か月という長期にわたり燻っていた

絶対王者が帰ってくるということだろうか。

 

 

では2020年1.5東京ドーム大会で、内藤哲也に敗れ王座から陥落後の

オカダカズチカはここに至るまでどのような経緯であったのか、

振り返ってみたいと思う。

 

 

もうかなり前の印象を受けるが、昨年2020年は2冠戦と言うコンセプトが

中心であった1年と言えるだろう。

 

 

それに対しオカダはあえて関心を見せず、自ら距離を置いているようであった。

それがのちにKOPWとい新たな概念のタイトルにつながったのだろう。

 

 

その2020年の2冠戦は内藤哲也とEVIL、そしてヒロムなど、

LIJを中心とした内紛劇が中心であったわけだが、

オカダはその展開を批判こそすれ、積極的に奪いに行くことはなかった。

 

 

また2020年はコロナ禍もあり、

新日本プロレスも今につづく混迷の時期のスタートであったわけだが、

もしかするとこのオカダの立ち位置も少なからず影響があったのかもしれない。

 

 

そう、我々ファンはオカダカズチカが頂点でいる光景に慣れすぎていたということだ。

つまりオカダ以外が王者であること、それが内藤哲也であったとしても、

どこか違和感を抱いたということかもしれない。

 

 

個人的には内藤哲也とEVILの戦いが悪かったとは思わないが、

多くの否の声があったことを考えると、EVILの一連のファイトスタイル以外にも

オカダがそこにいなかったという部分も大きかったのだろう。

 

 

それほど、このレインメーカーという男は別格の存在であるということだ。

そしてそんなオカダカズチカが、2021年9月19日、

思い出の地大阪で、高らかに復活を宣言した。

 

 

これで彼が再び戦いの最前線に戻ってくることは確定的といっていいだろう。

そして最前線に戻る最も早い方法は、今回のG1で優勝することである。

 

 

それにはBブロックを勝ち抜き、さらに決定戦にも勝利しなければならないが、

あのころの最強のオカダカズチカが帰ってくるのならば、決して不可能ではないだろう。

 

 

またもし決定戦で向かい合う相手が、あの内藤哲也であるならば、

現在の新日本で最高のカードが実現することとなる。

 

 

2020年からの新日本プロレスを改めて振り返ってみると、

やはり新日本プロレスにはこの男の存在が不可欠であるということだろう。

 

 

レインメーカーの復活は、

イコール新日本の苦境からの巻き返しの号砲とも言える。

 

 

はたしてオカダカズチカは7年ぶりにG1を制し、

再び時代の先頭へと躍り出ることが出来るのか。

その答えはこのG1を見ていれば、わかるのではないだろうか。

 

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