ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】7.11 New JAPAN CUP 2020 決勝 所感

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興行再開後、初となる有観客試合で行われたこのNJC2020決勝戦。

私も現地にて観戦させたいただいた。

 

 

今回の興行は通常の収容の1/3程度である

3318人の観客の前で行われたわけだが、

やはりいつもの超満員の前で行われるものとは違うモノがあった。

 

 

もちろんコロナ禍の最中での興行でもあるので、

ソーシャルディスタンスや声援の制限など、

応援方法もこれまでと違う部分が多くあった。

 

 

基本的に声を出せないということもあるので、

手拍子が表現方法の主となっていた印象だ。

 

 

また試合中も会場が静かでもあるので、

選手の声や技から繰り出される音などが

 

 

これまでよりもはっきりと聞こえ、

より迫力が伝わるという発見もあった。

 

 

それらはこれまで私が観戦で感じた空気感との

相違の大きな要因であるかと思う。

 

 

今後有観客での興行が進んでいけば、このような状況下でも

できる新たな応援方法がどんどん確立されるだろう。

それは新日本プロレス観戦2.0というべきものだ。

 

 

では前置きが長くなったがここからはさまざまな出来事が起こった、

NJC2020決勝大会を振り返っていこうと思う。

 

 

EVIL 裏切りのTOO SWEET

 

(新日本プロレス公式)

 

 

 

今大会の最大のトピックス、

というより今大会の全てを持っていったのは、

EVILの衝撃的、かつ電撃的なバレットクラブ入りだろう。

 

 

早速バレットクラブのメンバーがツイッターなどで

歓迎の意を示している。

 

 (ジェイ・ホワイト)

 

 (KENTA)

 

 

 

 ロスインゴファンである私はドミニオンでの同門でのタイトルマッチ、

そして試合後のハッピーエンドの象徴と言える、

大合唱や6人で初めてのグータッチなどを期待していた。

 

 

しかしそれらは全て今回のEVILの裏切りによって、

二度と見れないものとなってしまった。

 

 

もう少し現メンバーでのロスインゴを見ていたかっただけに

残念な思いは隠し切れない。

 

 

しかし別の視点で見ると、今回のEVILの決断は、

彼にとっては飛躍の大きなきっかけとなるかもしれない。

 

 

凱旋帰国から約5年弱、ロスインゴのオリジナルメンバー

かつ主要メンバーとして活躍していたEVILだが、

個人としては頭打ちの感があったことも事実だ。

 

 

しかしそれが今回のNJC優勝、そしてBC入りにより、

大きな注目を浴びたことで、今年後半主役へと昇りつめる

可能性もあるだろう。

 

 

そう考えると今回のEVILの決断は、新日本プロレス全体から見れば

大きな意味、意義があったかと思う。

 

 

ではリング上でEVILを食らい、今年最大の裏切りを味わったと言える

内藤哲也は今、何を思っているだろうか。

 

 

当記事執筆時点(7/12午前)では公式にはコメントが無いようなので、

推測するほかないが、各方面で常々こう言っている。

 

『俺はメンバーを縛り付けるつもりはない』

『全員が好きなようにすればいい』

 

この発言などから考えてみると、もちろん腹立たしい気持ちもあるだろうが、

心のどこかではEVILの決断を喜んでるところもあるのではないだろうか。

 

 

ヤングライオンからEVILとなった男をロスインゴに引き入れ、

そしてロスインゴの基礎を作ったのは、

ほかならぬ内藤哲也とEVILである。

 

 

二人には二人にしかわからない思いがあるだろう。

そう考えれば5年間をロスインゴで共に過ごし、

 

 

新たなステージへと旅立ったEVILをどこかで

内藤哲也は応援しているような気がする。

 

 

そしてそんな二人がドミニオンで雌雄を決するわけだ。

おそらくEVILはBCの面々と登場してくることになるだろう。

 

 

となると今回に限ってはいつもは登場することはない、

ロスインゴの面々も内藤哲也とともに登場してきてほしいと思う。

 

 

そして今回の2冠戦の結果が今後の新日本の行方を左右することは

間違いないところである。

 

 

まとめ

 

 

以前の記事で今回の大阪城ホール2連戦は、今後の展開の

『起』となると書いたが、この展開は正直予想外であった。

多くのファンの方もこの斜め上の展開に驚いているのかもしれない。

 

 

 ここから考えると、今後の新日本プロレスの展開の中心は、

ロスインゴとBCということになりそうである。

 

 

現在BCの主要メンバーたちは、渡航制限のため参戦できていないが、

本格的にフルメンバーが参戦できるようになれば、

EVIL、ジェイ、KENTAを筆頭に猛威をふるうことになりそうだ。

 

 

それを迎え撃つ立場のロスインゴは、人数的には相当分が悪い。

よってメンバーの補強と行きたいところだが、

個人的にはユニットに入るハードルが最も高いと思っている。

 

 

超人気ユニットであり、かつEVILの代わりということになれば、

誰でもいいというわけにはいかないだろう。

 

 

話は少し戻るが、今回のEVILの行動を契機に大きな展開が動き出した。

これを起点に展開は今後大きなうねりを見せていくことになるだろう。

そしてこれはプロレスが通常通りに戻りつつあるという証拠である。

 

 

今後も新日本マットではいろいろな出来事が起きるだろうが、

それらを見ることが出来るのは、少し前のことを考えれば幸せなことだ。

 

 

つまり我々ファンは今後起きるであろう数々のサプライズな出来事を

驚き、悲しみ、怒り、そして楽しめばいいというわけだ。

新日本プロレスが帰ってきたことに感謝しながら。。。

 

 
 

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