ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】これからの新日本プロレスはバレットクラブを中心に動くのか

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

暗黒の2冠王者EVILの取り込みに成功し、

一気に新日本プロレスの中心となった感のあるバレットクラブ。(以下BC)

 

 

その攻勢はロスインゴだけにとどまらず、

ケイオスそしてオカダカズチカにも向けられている。

まさに全方位に向けアクションを仕掛けている状態であると言えるだろう。

 

 

そもそもBCは皆様もご存知の通り、外国人選手を中心としたユニットである。

それゆえに今回のコロナ禍の影響で多くの選手の参戦が事実上不可能となり、

再開後その存在感は大きく低下していたと言えるだろう。

 

 

しかしそんな事態を打破するべく、外道は水面下で謀略を張り巡らせていたのだろう。

そしてそれが表面化したのは、記憶にも新しい7.11NJC決勝戦だ。

 

 

決勝戦に至るまで手段を選ばぬ戦法で勝ち上がったEVILには、

さまざまな憶測が流れていたが、この時点でBC加入を予想していたファンは

おそらくほぼいなかったのではないだろうか。

 

 

しかしそれが決勝の行方を左右した外道と裕二郎の乱入、

そして試合後の内藤哲也に対する決別のTOO SWEETからのEVIL(技名)で

ファンに対しても明らかになった。

 

 

そしてBCに電撃加入したEVILは翌日のドミニオンで勢いそのままに

内藤哲也から2冠王座を奪い、

新日本プロレスの中心へと昇りつめたわけである。

 

 

 

 

またそのドミニオンでは高橋裕二郎がオカダカズチカに対し、

抗争を仕掛けるという動きもあった。

こちらは全くの予想外といっていいだろう。

 

 

つまりこの一連のアクションは

中心メンバーの不参加によりピンチに陥っていたBCが、

 

 

大阪城ホール2連戦で一気にその存在感を

高めることに成功したということだ。

このストーリーを描いた外道はさすがと言うしかないだろう。

 

 

 

では今後のBCは行方はどのようなモノになるのだろうか?

外国人選手、外国在住選手が参戦可能となるまでは、

現2冠王者EVILを中心に新日本マットを席捲していくことになるだろう。

 

 

しかし問題が出るとすれば、

フルメンバーが参戦可能後のことであるかと思う。

 

 

コロナ禍による中断前までは、

ご存知の通りBCの中心はジェイ・ホワイトであった。

そしてそのジェイとともにBCを牽引していたのはKENTAである。

 

 

つまり問題の焦点はこの二人が参戦可能となった後、

BC内での序列がどうなるのかということである。

 

 

もう少し具体的に言うと、EVILとジェイ、KENTAが

並び立つ、共存することが可能なのかということだ。

 

 

もしこの3人が折り合いをつけ、チームとして機能すれば、

新日本プロレス内で圧倒的な力を持つユニットとなるだろう。

 

 

しかし一歩間違えば空中分解の恐れも十分にあるかと思う。

さらなる裏切り、そして追放など様々なことが予想される。

 

 

ユニットとして長らく続いているBCであるが、

その歴史は時のリーダー追放の歴史でもある。

 

 

そう考えると、EVIL、ジェイ、KENTAも含め全員が、

その当事者となる可能性がある。

 

 

そしてもしそのようなことが起これば、

きっとその渦にロスインゴも巻き込まれることになるだろう。

 

 

つまりEVILがBCに入ったということは、その裏返しのような出来事が

起こりえる可能性も十分にあるということだ。

 

 

その中にはまさかのEVILのBC裏切りという構図もあるかもしれない。

これは願望に近いモノであるが、すべてはEVILがロスインゴのために

仕掛けた罠というようなことである。

 

 

あくまでこれらのことは私の個人的な妄想に過ぎない。

しかし何が起きても不思議でないのがプロレスというモノだ。

 そして新日本の歴史は何度も書いたようにハプニングの歴史である。

 

 

興行再開後からの展開を見ていると、今年は例年以上に

猛スピードでストーリーが展開している印象だ。

 

 

つまりこれからはロスインゴ、BCだけでなく、

全ユニットを巻き込んだ再編が起こるということも考えられる。

 

 

数年来、ユニット単位で見ればBC以外大きな動きが無かった新日本だが、

今年は新たなステージ、新たなスター誕生へ

向けての変革の年なのかもしれない。

 

 

その証拠に2冠奪取後のニュース、SNSなどはEVILの話題で持ちきりである。

これはロスインゴ時代ではなかったことである。

つまり一人のトップレスラーが今まさに誕生している瞬間ともいえる。

 

 

G1以降には日程的にも大きな動きが無いと考えれば、

それまでの間、つまり夏の間にまだいろいろなドラマが

生まれる可能性が高いだろう。

 

 

新たな新日本プロレスの景色がまさに今、

生まれようとしているのではないだろうか。

 

 

 

 


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