昨日当ブログで今後のタッグ戦線について書いたのだが、
そのタッグ戦線に大きな影響を及ぼすであろう発言が、
あの内藤哲也から発せられた。
(前回記事はこちら↓)
それはLIJの盟友であるSANADAとタッグを組み、
本格的にタッグを始動するというものだが、
その本題に入る前にまずは以下の内藤哲也のコメントをご覧いただければと思う。
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プロレスの可能性、プロレスの楽しみ方を、また改めて感じることができたなぁと。つまり、シングルマッチだけがプロレスの楽しみじゃないなぁと。タッグマッチも楽しみの一つだなぁって、改めて痛感させられたよ。そういう意味では、SANADAとのタッグも、アリなのかな? 今シリーズ、よく組んでたしね。最近、よく組む機会が多いし。俺の目指してるもの、来年の東京ドーム大会のメインイベントというものに、変わりはないよ。
でも、そこまでの道のりとして、タッグ、SANADAとのタッグっていうのもアリなのかな。もちろん6人タッグでのリベンジも狙ってるよ。でも、SANADAとのタッグっていうのは、ちょっと、本気で考えた方がいいのかなって、そうしたらもっとプロレスを楽しめるのかなって、思いましたよ。
(引用:新日本プロレス公式)
同じ日に新日本のプロテストを受けたいわば同期とも言える二人が
15年の時を経て本格的にタッグを組むとなれば、
間違いなく新日本のタッグ戦線は大きく変わるはずだ。
さて先日デンジャラス・テッカーズが涙の戴冠を果たしたタッグ王座だが、
現状その新王者に挑戦を名乗り出ているチームはいない。
前王者のGoDはしばらく挑戦はないと考えると、
他の選手、チームにとっては大きなチャンスである。
またザックが誰の挑戦でも受けると言っているので、間口は広く開けられている。
その流れの中、今回の内藤哲也の発言が出たことを考えると、
約10年ぶりに内藤哲也がタッグ戦線に出陣することは間違いなさそうである。
つまりこれからタイチ・ザックが持つベルトを狙うということになるはずだ。
また各選手の関係性を見ても、内藤哲也とタイチには長きに渡る因縁があり、
SANADAとザックはこれまで幾多の名勝負を繰り広げてきた間柄である。
ドラマ性という部分から見ても、この戦いは大いに盛り上がることになるだろう。
ではこの2チームの決戦の場はどこで組まれることになるだろうか。
直近ではドミニオンというビッグマッチがあるが、
時間的な制約を考えるとここでのタイトルマッチは性急すぎるかもしれない。
そう考えるとドミニオンでまずタイトルマッチの機運を作り、
その先のシリーズ、KIZUNA ROADで本格的に開戦するのではないかと思われる。
(執筆後、ドミニオンでの対戦が発表!)
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またKIZUNA ROADのワールドでの配信を見てみると、
後楽園ホール大会(7大会)のみが配信されるようである。
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そうなればこのシリーズでの挑戦となると
やはり最終戦の後楽園大会が濃厚と言えそうである。
この4人のタイトルマッチが後楽園で見れるとなれば、かなり贅沢な話であるが、
タッグ戦線を盛り上げるには最高のシチュエーションだ。
果たして内藤哲也にとっては実に約11年ぶり、そしてSANADAにとっては
約2年ぶりとなるタッグのベルトを、戴冠することが出来るのか。
今後の展開が大いに気になるところである。
今回の逆転の内藤哲也は前回のルートと違い、このタッグ戦線から始まるのか。
やはり無冠であってもカリスマと呼ばれるこの男からは
目を離してはいけないということだ。