開催が間近に迫ってきた6.7大阪城ホール、
ドミニオンの全対戦カードが先日公式サイトより発表された。
平日開催となったこのビッグマッチは緊急事態宣言中ということも踏まえ、
全5試合とコンパクトな構成で行われる。
しかし新しい展開の予感がプンプン匂うこの大会は、非常に濃厚なモノとなるだろう。
そこで当記事では今回のドミニオンがどのような大会となりそうか?
そのあたりについて書いていきたいと思う。
まず第1試合は本隊・CHAOS連合軍とBCの10人タッグマッチであるが、
これはこの試合というより、出場メンバーが後半のタイトルマッチの試合後、
どう動くのかというところがポイントとなりそうである。
特にBCのEVILや石森太ニはその可能性が十分にあると言えそうだ。
まず石森であるが、継続的にコメントなどで現王者デスぺに対し
挑戦を要求していることを考えると、
今回のタイトルマッチの後に観客の前でそれを表明する
可能性は極めて高いと言えそうだ。
そしてEVILであるが6.1後楽園大会のコメントで、
欲望のままに闘っていくと語っている。
現状大きなテーマが見えないEVILの欲望が何かは確定的ではないが、
それが今回決定するIWGP世界ヘビー級王座であるならば、
メイン終了後その姿を現す可能性はあるかもしれない。
闇の王の次なる標的は何なのか?
ジェイ・KENTAというBCトップ3の二人が不在の中、
大いに注目されるところである。
そして第2試合。
この試合はLIJと鈴木軍による6人タッグマッチであるが、
これは間違いなく今後のタッグタイトルにつながる戦いとなるだろう。
先日の大会のコメントでタッグ戦線進出を示唆した内藤哲也であるが、
昨日更新した選手日記でもその思いを語っている。
またその内藤哲也のコメントにタイチが早速ツイッターで反応している
↓
おまえ
— タイチ (@taichi0319) 2021年6月3日
なんだその言い方
タッグの事
東京ドームのただの道のり程度に思ってんの?
そういうヤツがいるから今までこうなったんだろが
シングル戦線から脱落したからってそれかオイ https://t.co/aBOcO9fnn0
このように早くも内藤哲也とタイチのリング外での攻防が始まったところを見ると、
両チームの抗争は開戦間近と言っていいだろう。
そう考えるとこの試合はただの6人タッグマッチではなく、
今後の展開に向けて重要な戦いと言えそうだ。
また今回内藤哲也が約10年ぶりにタッグ戦線へと進出することになりそうだが、
それにより間違いなくタッグ戦線がこれまで以上に注目されることになる。
そうなると今後これまである意味決まったチームでしか争われなかった
タッグ戦線に新たなチームが参入する可能性は大いにあるだろう。
そう考えるとここにBC勢が参入を果たせば面白い展開になるかもしれない。
内藤哲也と因縁が深いEVILや裕二郎、そしてさらにKENTAなどがチームを組み、
対戦を要求すればファンも大いに楽しめること間違いなしだ。
内藤哲也のタッグ進出により、どんな化学反応が起きるのか。
次期シリーズも含め楽しみにしておきたいと思う。
さて、ここまでは先日追加発表となったドミニオンの
前半戦のカードについて書いてみた。
後半3試合については明日の記事で書きたいと思うので、
そちらもご覧いただければ幸いである。