ジュニアタッグリーグと同時に開催される、
新日本プロレスのタッグの祭典『WORLD TAG LEAGUE2022』。
今年は10チームの参加が先日公式より発表された。
以下は前年のタッグリーグの参加チームおよび結果であるが、
ご覧の通り今年はノミネートされたチームが減ったこともあり、
メンバーが様変わりしている印象だ。
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昨年から同じメンバーで出場しているのは半数の5チームであることを考えると、
新日本プロレスのタッグ戦線はこれまでと大きく変貌を遂げたといっていいだろう。
それを証拠に今年のタッグタイトルの変遷を見ても、
1.4で毘沙門の二人、後藤、ヨシハシ組がタイチ・ザックからタイトル奪い、
その後UNITEDEMPIREのコブ、オーカーン組へ渡り
そしてバレットクラブのファレ、チェーズへと移動している。
(現チャンピオンはAEW所属のFTR)
この3チームに共通していることはすべてこのチームでは
初めての戴冠であったということだ。
それを考えても近年のタッグ戦線とは様相を変えたといっていいだろう。
このような変化の様相を呈している新日本プロレスのタッグ戦線だが、
今回のWTLが終わった時、はたしてどのような展開となるのだろうか。
今回の出場チームを見て、皆さんもいろいろな感想を持ったと思うが、
個人的に目についたのは鈴木みのる&ランス・アーチャー組である。
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この二人のタッグはWTLの前身である
2011年のG1タッグリーグで優勝を果たしており、
その実力はいまさら語るまでもないだろう。
またG1に続きランス・アーチャーが参戦となるが
それは日本のファンにとっても嬉しいニュースと言えるだろう。
そして近年は少しづつ新日本プロレスへの参戦が減っているみのるであるが、
昨年に続きこのWTLへの参戦が決定した。
はたしてみのるはランスという強力なパートナーを得て、
久々にお宝を手に入れることができるだろうか。
そして次に個人的に注目しているのはLIJからノミネートされた
内藤哲也&SANADAである。
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この二人は2年連続での参戦となるが、
もしかするとそれは二人にとってあまり嬉しくないことかもしれない。
それはなぜかというとこのWTLへの参戦はシングルタイトルから
遠ざかっていることを意味するともいえるからだ。
それを裏付けるように直前のビッグマッチである11.5大阪大会で二人は
それぞれシングルマッチで敗れ、1.4東京ドーム出場の切符を逃している。
これは両者にとって今後の展開を考えると痛すぎる敗戦であったと言えるが、
はたしてこのWTLから巻き返しの糸口を見つけることは出来るだろうか。
では最後に優勝争いについて触れたいと思うが、
先述した鈴木軍、LIJの2チームに加え、
毘沙門、HOTなどが挙げられるかと思う。
またリーグ戦最終戦で内藤&SANADAvsEVIL&裕二郎が組まれていることを見ると
この戦いが決定戦進出の大きなポイントとなりそうだ。
はたして今年のWTLを制し、東京ドームで開催されるであろう
現王者FTRとのタイトルマッチに挑むのはどのチームになるのか?
そんなWTLは11.22後楽園ホール大会よりスタートだ。
(WTLスケジュール情報)
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