ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】内藤哲也は制御不能を取り戻したのか

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(出典:新日本プロレス公式)

 

先日の7.11札幌大会でタイチ・ザック組を破り、

第90代王者となった内藤哲也・SANADA組。

 

 

また内藤哲也の11年ぶりの戴冠という影響もあったのか、

7.25東京ドーム大会では今回のリマッチがセミファイナルにマッチメイクされた。

【7月25日(日)東京ドームの全カード決定!】メインはIWGP世界ヘビー戦・鷹木vs飯伏! セミはIWGPタッグ戦・内藤&SANADA&タイチ&ザック! オカダvsコブ! IWGPジュニア戦・デスペラードvsイーグルス! IWGPジュニアタッグ戦も実現!【WGS】 | 新日本プロレスリング (njpw.co.jp)

 

これは新日本で長年懸念とされていたタッグの

価値向上がなされた証とも言えるだろう。

 

 

もちろん前王者であるタイチ、ザックや今回のパートナーである

SANADAの奮闘のおかげもあるが、やはり内藤哲也がタッグ王者を戴冠したという

事実が今回のマッチメイクに影響していることは否定できないかと思う。

 

 

はたして内藤哲也・SANADA組は次のドーム決戦の後、

どんな新しい景色を見せてくれるだろうか。

 

 

さて話は少し変わるが、今回の一連の展開の中で内藤哲也が

制御不能感を取り戻したという声を聞くことが多い。

 

 

たしかにお手製の調印書の流れから始まり、タイトルマッチでの駆け引きなど

LIJ初期を思わせる動きは確かによく見受けられた。

この内藤哲也の制御不能な姿を見て喜んだファンの方も多くいたことだろう。

 

 

LIJ結成時から見ているファンの方はよくご存じかと思うが、

結成当時の内藤哲也は本当に制御不能であった。

それは当時何物でもなかったプレッシャーのなさからくる自由であったかもしれない。

 

 

しかし圧倒的人気を獲得し、そしてIWGP王者となり、

新日本の中心と呼ばれるようになればなるほど、

その初期の制御不能感は薄れていったことは否めないかと思う。

 

 

それは自身の目標としていた2冠王者となったのち、

コロナ禍の影響で活動に制限を受けてからより顕著になったと言えるだろう。

 

 

情勢を考えれば仕方がない部分もあるが、

内藤哲也の魅力は今振り返ってみると薄れていたように思う。

それはスターダストジーニアス時代に戻ったかのように。

 

 

そんな内藤哲也であったが、自信が2冠王座から陥落し、

盟友の鷹木信悟がIWGP世界ヘビー級王座を獲得したこともあってか

プレッシャーから解放されたように思う。

 

 

つまり内藤哲也は今、シングルのトップを走らなくていいという

自由を久々に得たということが言えるのかもしれない。

 

 

だからこぞSANADAとタッグ王座を目指し、

自身もそれを楽しんでいるのではないだろうか。

 

 

それが結果的にこれまでのタッグ戦線にない展開を生み出し、

タッグの価値の向上につながりつつあるということだろう。

 

 

また新日本の至宝のタイトルを巻いている内藤哲也の姿も魅力的だが、

多くのファンは内藤哲也に今回のような制御不能な姿を求めていることも事実だ。

 

 

今回のタッグタイトル奪還を契機にその姿を取り戻して欲しいと

思っているのはきっと私だけではなく

多くのLIJファンの方も同じ思いではないだろうか。

 

 


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