ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】内藤哲也・SANADA組がタッグ王座戴冠! その圧倒的なスター性でタッグ戦線を変えることが出来るのか?

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(出典:新日本プロレス公式)

 

7.11札幌大会2日目のメインで行われたIWGPタッグ選手権。

35分を超える激闘の末、挑戦者チームの内藤哲也・SANADA組が、

王者であったデンジャラステッカーズを下し、タッグ王座を戴冠した。

 

 

自ら試合を決めた内藤哲也にとっては、約11年ぶりのタッグ王座戴冠となる。

1.4東京ドームのメイン奪取に向け、逆転の内藤哲也がついに始動したということだろう。

 

 

さてこの試合はリアルタイムで視聴したのだが、

全体を通して内藤哲也・SANADAのそれぞれの魅力が

存分に発揮されていたのではないだろうか。

 

 

もちろんそれは相手チームのタイチ・ザックのおかげでもあるが、

内藤哲也の受けの凄みやSANADAの総合的なポテンシャルの高さが

色濃く出ていた試合であったかと思う。

 

 

その二人の特徴が試合全体を通し見れたことが、

試合自体の素晴らしさにつながったことは間違いないだろう。

 

 

つまりこのタイトルマッチは4人のそれぞれの良さがいい具合に作用し、

作品として素晴らしいものが仕上がったというイメージである。

その結果これまでにないタッグの素晴らしさを見たように思う。

 

 

またこれは別の視点となるが、上の写真を見てもわかる通り、

内藤哲也・SANADA組には圧倒的なスター性がある。

これは一朝一夕には身につかない、彼らしか持ちえないものだろう。

 

 

それぞれ個人としてまたシングルプレイヤーとして

人気や実績を勝ち得ている二人だが、

 

 

これまでの歴史を見ると往々にして人気のある二人が組めば、

反作用を起こし上手くいかないことが多い事実がある。

 

 

近年で言えばオカダ・カズチカと棚橋弘至組などはその顕著な例と言えるだろう。

結成当時は共通の敵を倒すという名目で、このドリームタッグが結成されたが、

あまり大きな話題になることもなく、いつの間にか自然消滅したという結果となった。

 

 

IWGPの象徴と新日本のエーズ。

当時の状況を考えればこれ以上ない二人の組み合わせであるが、

それが上手くいくとは限らないのがプロレスというものかもしれない。

 

 

そういう意味では今回の内藤哲也・SANADA組にも同じような懸念はあったが、

今回の戦いを見ていると、それは全くの杞憂に終わりそうである。

 

 

むしろこれからどのような展開を見せてくれるのか?

という部分が楽しみで仕方がない。

彼らの戴冠によりタッグ戦線はこれまでにない新たな展開が生まれることは間違いなさそうだ。

 

 

そんな新王者となった内藤哲也・SANADA組に早速挑戦を表明したのは

この日敗れた前王者のデンジャラステッカーズだ。

 

 

バックステージでお互いの気持ちを告白し合うという、

謎展開の末、リマッチが組まれる流れとなった。

SUMMER STRUGGLE in SAPPORO – 北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ 2021/7/11 – 第6試合 60分1本勝負 – IWGPタッグ選手権試合 | 新日本プロレスリング

 

 

そのリマッチの場所は東京ドームとなりそうだが、

個人的にはそれまでのビッグマッチの

メインで行えばよりタッグの面白さが伝わるような気がする。

 

 

この4人のリマッチであればドームの1試合として組まれるより、

ビッグマッチのメインの方がタッグの素晴らしさは

より多くのファンに伝わるのではないだろうか。

 

 

当記事執筆時点(7/12午前)ではまだ正式決定していないが、

新日本の英断を期待して待ちたいと思う。

 

 

さあ、内藤哲也とSANADAという新王者組は、

その宣言通り新日本プロレスのタッグ戦線に新たな景色をもたらすのか、

次なる展開も大いに期待したいと思う。

 

 

 

 


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