先日の7.2後楽園大会でKIZUNA ROADも終わり、
次期シリーズSUMMER STRUGGLEが開幕する7.10まで
新日本プロレスはしばしのオフに入る。
その次期シリーズ開幕戦である札幌大会2連戦では、
IWGPジュニアヘビー級、そしてIWGPタッグのタイトルマッチが組まれているが、
本日の記事ではその中からIWGPタッグ選手権を取り上げてみたいと思う。
このタッグのタイトルマッチの注目は、やはり何と言っても内藤哲也が
約10年ぶりに挑戦するというところだろう。
またもしタイトルを戴冠するということになれば、
本人の日記にも書いているが約11年ぶりの戴冠となるということだ。
今回のSANADAとのタッグでNO LIMIT時代以来となる
タッグ王者に返り咲くことが出来るのか?
ファンならずとも大いに気になるところだろう。
以下は先日内藤哲也が今回のタッグについて、東スポで語った記事であるが、
その中であえて現在主流となっている、
二人で戦う”タッグ屋”にはなるつもりはないと語っている。
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つまり合体技などで決めるのではなく、
お互いの個の力を活かすという方向であるようだ。
そして目指すところはnWo時代の武藤敬司・蝶野正洋とも語っている。
共に確固たる個の力を持つ内藤哲也とSANADAであれば、
あの伝説とも言える武藤・蝶野組を超えることも可能だろう。
はたしてこのLIJタッグは一気にタイトル奪還を叶えることは出来るだろうか。
ではもし内藤哲也・SANADA組がタイトルを戴冠すれば、
次の挑戦チームはどんなチームが予想されるだろうか?
先日更新した以下の記事でも少し書いているが、
インパクトという部分で言えば、まもなく5年ぶりに新日本に復帰となる
K・アンダーソン&D・ギャローズのGood Brothersが最もインパクトがあるだろう。
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↓
しかし現状のコロナ禍を考えると彼らの早急な来日は困難な状況だ。
そうなると現在新日本に参戦中である選手となるが、
その中ではUNITED EMPIREのオーカーン・コブ組に期待したいと思う。
こちらもオーカーンが東スポのインタビュー内で語っているが、
コブとのタッグでタイトルを狙うことを示唆している。
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こちらのオーカーン・コブ組もタッグ屋というイメージではなく、
お互いの個の力で戦うというイメージである。
もしこの予想通り今後、内藤・SANADA組vsオーカーン・コブ組の
タイトルマッチが実現すれば、それはこれまでの景色とは違うタッグの
戦いが見れることになるはずだ。
それはまた多くのファンにタッグの面白さを伝えることにもつながるかと思う。
団体設立からシングル至上主義と言われる新日本プロレスであるが、
タッグこそ最もプロレスらしい戦いであるという説も根強いものがある。
はたして内藤哲也・SANADA組はその使命をはたすべく、
初挑戦でタッグタイトルを獲得することが出来るだろうか?
そんなタッグタイトルマッチが行われる札幌決戦まではあと約1週間だ。